川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムで「藤子・F・不二雄のSF短編原画展」が初開催!!
2022年11月25日 更新

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムで「藤子・F・不二雄のSF短編原画展」が初開催!!

神奈川県の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」にて、原画展『藤子・F・不二雄のSF短編原画展 ― Sukoshi・Fushigiワールドへの招待 ―』が現在開催中となっています。開催期間は2023年10月中旬までを予定。

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「藤子・F・不二雄のSF短編シリーズ」原画展が初開催!!

神奈川県の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」にて、原画展『藤子・F・不二雄のSF短編原画展 ― Sukoshi・Fushigiワールドへの招待 ―』が現在開催中となっています。開催期間は2023年10月中旬までを予定。
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夢あふれる児童まんがをライフワークとしていた藤子・F・不二雄(本名:藤本弘)は、『ドラえもん』の連載が始まる前年の1969年、児童まんがのタッチはほとんど変えず、大人向けに『ミノタウロスの皿』を発表しました。この作品は多くの読者に衝撃を与え、その後、藤子・F・不二雄のSF読み切りまんがが様々な雑誌で発表されるようになりました。藤子・F・不二雄が『ドラえもん』や『キテレツ大百科』などを連載する傍ら描いた、これらの作品群は、「SF短編シリーズ」として多くの大人のファンを魅了しました。本原画展では、その「SF短編シリーズ」のまんが原画を、かつてない規模で特集しています。また「SF」という呼び名について、藤子・F・不二雄はこう語っています。
“僕にとっての「SF」は、サイエンス・フィクションではなくて、「少し不思議な物語」のSとFなのです。” 
via 1989年 藤子不二雄ランド『少年SF短篇』2巻(中央公論社)
「S=すこし F=ふしぎ」

「SF短編シリーズ」の作品はどれも、児童まんがで培った親しみやすい絵柄と読みやすいコマ運びで描かれる物語で、読み切りの短編作品でありながら、読者に深い印象を残します。執筆当時のシリアスな社会問題をテーマにした作品もありますが、今の時代にも通じる普遍性も兼ね備えています。そして、作品によって時折変化する絵のタッチも見どころのひとつとなっています。

いまを生きるすべての人が楽しめる原画展となっている『藤子・F・不二雄のSF短編原画展―Sukoshi・Fushigiワールドへの招待―』。直筆の「SF短編シリーズ」のまんが原画を通して、藤子・F・不二雄の意外な一面を発見してみましょう!

開催概要

・会期
2022年10月22日(土)~2023年10月中旬(予定)
※会期を3回に分けて、約4か月ごとに、展示原画を入替予定。
※画像はすべてイメージです​。

・開催場所 展示室Ⅱ(当ミュージアム2F)
エントランスイメージ

エントランスイメージ

展示室Ⅱの室内イメージ

展示室Ⅱの室内イメージ

第1期展示予定の原画イメージ

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『ミノタウロスの皿』1969年「ビッグコミック」

『ミノタウロスの皿』1969年「ビッグコミック」

『アン子 大いに怒る』1974年「週刊少女コミック」

『アン子 大いに怒る』1974年「週刊少女コミック」

『流血鬼』1978年「週刊少年サンデー」

『流血鬼』1978年「週刊少年サンデー」

『ベソとこたつと宇宙船』1979年「こどもの光」別冊付録

『ベソとこたつと宇宙船』1979年「こどもの光」別冊付録

「行け!ノビタマン」(『ドラえもん』)

「行け!ノビタマン」(『ドラえもん』)

『ドラえもん』のお話の中から、「SF短編シリーズ」の題材に共通点が見られるお話を展示。

原画展の開催記念! 第1期の展示作品を中心に新商品や新メニューが登場!!

ミュージアムショップ(1F)

『ミノタウロスの皿』の皿 1,430円

『ミノタウロスの皿』の皿 1,430円

藍色が印象的な美濃焼きのお皿です。クリアスタンドつき、直径約13㎝。
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