2022年5月29日 更新
ヒロインも主題歌も。「中山美穂」の二刀流は名作で溢れてる…
中山美穂さんは言わずと知れたトップアイドル。80年代にデビューしたアイドルたちが次第に活動の幅を1本化していく中、90年代後半まで「歌手」と「女優」の二刀流を守り抜き、第一線で活躍してきました。今回はそんなミポリンがヒロインと主題歌を両立させた大ヒット作の数々を振り返ってみたいと思います!
主題歌は「愛してるっていわない!」
主題歌に起用された「愛してるっていわない!」は中山美穂さん記念すべき20枚目のシングルです。この曲が流れるドラマのオープニング映像はなかなかインパクト大な仕上がりでしたよね。またカップリング曲「Without You」ではペンネーム「Mizuho Kitayama(北山瑞穂)」名義で作詞・作曲にも挑戦しています。
逢いたい時にあなたはいない…
『逢いたい時にあなたはいない…』は、1991年にフジテレビ系の月9枠にて放送されたラブストーリーです。小児科の看護師・大木美代子(演:中山美穂)と乳製品会社に勤め札幌に転勤した野口雄介(演:大鶴義丹)の2人が仕事の忙しさからすれ違ったり、逢えない寂しさから近くに居る他の異性に心が揺れながらも、それでもお互いを信じあう「遠距離恋愛」がテーマの作品。携帯電話がまだ普及していない時代ならではの「距離の壁」にハラハラドキドキさせられましたね。
主題歌は「遠い街のどこかで...」
「遠い街のどこかで…」は中山美穂さん23枚目のシングルであり、『逢いたい時にあなたはいない…』が冬のドラマであったことから現在でもクリスマスソングの定番の1つとして大変人気の高い楽曲です。また歌詞が物語とリンクしており、遠距離恋愛のカップルとクリスマスシーズンという何とも言えないシチュエーションがさらに切なさを倍増させるのです。
誰かが彼女を愛してる
『誰かが彼女を愛してる』(1992年)は、当時フジテレビが新設したドラマ枠「水曜劇場」にて放送された記念すべき第1弾作品。物語はヒロインの高野つばさ(演:中山美穂)があることがキッカケで、関東事務機販売の佐藤学(演:的場浩司)と学の父親で大学助教授の佐藤浩平(演:根津甚八)の二人に恋してしまうラブストーリーです。
主題歌は「世界中の誰よりきっと」
「世界中の誰よりきっと」は言わずと知れた中山美穂さん最大のヒット曲であり、当時ブレイク中だったロックバンドWANDS(ワンズ)とのコラボレーション・シングル。メインボーカルを美穂さん、コーラスを上杉昇さん(当時WANDS)が務め、この2人で同曲の作詞も行ないました。また累計売上が200万枚を突破したほか、その年のNHK紅白歌合戦にも出場した歌手・中山美穂を代表する楽曲の1つです。
当時の女性ボーカルのシングル曲として歴代1位の売上を更新。
第7回ゴールドディスク大賞ベスト5・シングル賞、第12回JASRAC賞金賞及び、作詞を担当した中山・上杉が 日本作詩家協会賞を受賞。
もしも願いが叶うなら
『もしも願いが叶うなら』は1994年にTBS系列で放送され美穂さんとダウンタウン浜田さんの息の合った掛け合いが評判を呼んだ作品です。物語は両親の離婚から数年後に同居していた母親が亡くなり児童養護施設で育ったヒロイン毛利未来が幼い頃に生き別れた兄たち(浜田雅功・浜崎貴司・岡田浩暉)と再会したことで悪戦苦闘しながらも協力し合い、生きていく様を描いたハートフルコメディ。
主題歌は「ただ泣きたくなるの」
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作詞:安藤芳彦
作曲:羽場仁志
編曲:樫原伸彦