2022年5月29日 更新
ヒロインも主題歌も。「中山美穂」の二刀流は名作で溢れてる…
中山美穂さんは言わずと知れたトップアイドル。80年代にデビューしたアイドルたちが次第に活動の幅を1本化していく中、90年代後半まで「歌手」と「女優」の二刀流を守り抜き、第一線で活躍してきました。今回はそんなミポリンがヒロインと主題歌を両立させた大ヒット作の数々を振り返ってみたいと思います!
人気アイドル「中山美穂」本人を演じるというユニークな設定がウケ高視聴率を獲得した美穂さん初期の代表作の1つであり、役柄の愛称として用いられた「ミポリン」が、そのまま実際の彼女のニックネームとしても定着しましたよね。
物語は妻に先立たれた3児の父親で中学校教師の水沢修一(演:三田村邦彦)と元教え子で今はスーパーアイドルの中山美穂がひょんなことから再会し、世間には内緒にしたまま結婚。アイドルと主婦業の両立をコミカルに描いた大ヒットラブコメディの傑作です。3人の子供たち、晶(演:後藤久美子)、賢一郎(演:永瀬正敏)、伸二(演:大原和彦)と美穂とのユーモラスなやり取りも見どころでした。そして何より当時まだ10代だったミポリンのママっぷりが可愛過ぎる!
主題歌は「派手!!!」
『ママはアイドル!』のオープニングテーマに起用された「派手!!!」は美穂さん9枚目のシングル。またデビュー曲から数多くの楽曲に携わってきた作詞の松本隆さん、作曲の筒美京平さんコンビによる最後の作品です。第3話よりオープニングが長くなるなどドラマの大ヒットと共に好評を博しましたよね。
おヒマなら来てよネ!
『おヒマなら来てよネ!』(おヒマならきてよネ)は、1987年10月22日から同年12月24日まで、フジテレビ系列で毎週木曜20:00 - 20:54 (JST) に全9話が放送された日本の連続テレビドラマ。
主人公の希望(のぞみ)は佐竹家の長女として育つが、中学時代に養女であることを告げられてから内気な性格となる。本当の父親は板前の山本。ある日、料亭の慰安旅行先で自分とそっくりな子連れの女性・洋子(中山美穂の二役)と出会う。希望と洋子は、お互いの出身地も生年月日も違うということで偶然の出会いと感じる。しかし、みすずに洋子が転がり込んできたことにより、2人を巡る物語が始まる。
主題歌は「CATCH ME」
主題歌に起用された『CATCH ME』(キャッチ・ミー)は、シンガーソングライターの角松敏生さんをプロデュースに迎えた中山美穂さん11枚目のシングルにして、初のオリコン週間チャート・ナンバーワンを獲得した人気の高い楽曲の1つ。またこの曲を収録したアルバム『CATCH THE NITE』も首位を獲得しています。
若奥さまは腕まくり!
『若奥さまは腕まくり!』は、1988年にTBS系列で放送され新婚夫婦と同居人によるドタバタをコミカルに描いたホームコメディです。また『ママはアイドル』に続き三田村邦彦さんとの共演作であり、本作でも再び夫婦役を演じ注目を集めました。
主題歌は「人魚姫」
「人魚姫 mermaid」(マーメイド)は、中山美穂さん13枚目のシングル。作詞は康珍化さん、作曲をCINDYさんが担当しました。またCDジャケットが美穂さんのビキニ姿のイラストであったことなども話題を呼びましたよね。
1988年のオリコン年間シングルチャート売上第9位を記録した。
すてきな片想い
『すてきな片想い』は、1990年にフジテレビ系の月9枠にて放送されたラブストーリーです。物語は海苔問屋「大黒海苔店 代々木営業所」に勤めるのんびり屋で寂しがり屋な性格のOL・与田圭子(演:中山美穂)と小さなおもちゃメーカー「BANBI」勤務のサラリーマン・野茂俊平(演:柳葉敏郎)が両想いになるまでをコメディタッチでありながらも切なく描く、脚本家・野島伸司さんの初期作。また本作は『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』と共に「純愛三部作」と名付けられました。
-
すべてのコメントを見る (1)
コメントを書く
※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:船山基紀