キツイ奴ら
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1989年にTBS系列で放送されたドラマ「キツイ奴ら」。金庫破りが得意な大曾根吾郎(演:小林薫)と、その少年院時代の後輩で弟分の小山内完次(演:玉置浩二)が織りなす、それぞれの恋愛模様を描いた作品で、完次が酒場で流しをしている際に演奏した昭和を代表する名曲の数々が話題に。ビリーバンバン「さよならをするために」、井上陽水「いっそセレナーデ」、さらには光GENJI「パラダイス銀河」といった様々な楽曲を、80年代を代表するボーカリストである玉置が個性豊かに歌い上げていました。
テレサ・テン「愛人」を歌う玉置浩二!
世にも奇妙な物語シリーズ
1990年から放送されているフジテレビ系列のドラマ「世にも奇妙な物語シリーズ」。玉置は1992年に放送された第3シリーズ「ハイ・ヌーン」及び、1999年に放送された春の特別編「マニュアル警察」でそれぞれ主演を務めました。
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「ハイ・ヌーン」は、江口寿史の漫画「すすめ!!パイレーツ」内のエピソードを原作とした作品。玉置演じる場末の食堂に訪れたサラリーマン風の男が、壁に貼られたメニューを次から次へと注文して食べ続けるという内容でした。「世にも奇妙な物語」としては異色のコメディタッチの作品であり、その独特な脚本は「ドラえもん」などにも参加した経験のある神戸一彦が担当。「世にも奇妙な物語」の制作に携わった他のスタッフ陣に大きな影響を与えました。
コーチ
1996年にフジテレビ系列で放送されたドラマ「コーチ」。千葉・九十九里浜の缶詰工場を舞台としたドラマで、浅野温子演じる缶詰工場に左遷された渚と、玉置演じる仕事よりも草野球に精を出すおちこぼれ・清太郎が協力し、「サバカレー」をヒット商品にするため工場を再建する物語で、実際に「サバカレー」は商品化されるほどの人気商品になりました。
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このドラマの特筆すべき点は主題歌で、玉置自らが歌った「田園」は売上枚数92.5万枚を記録する大ヒットに。その疾走感溢れる楽曲は、当時カラオケなどでも大人気となりました。2020年現在、玉置のソロ楽曲としては最大のヒット曲となっています。
プルシアンブルーの肖像
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1986年公開の映画「プルシアンブルーの肖像」。小学校を舞台としたホラー映画で、玉置の俳優としての初出演映画となりました。玉置はメインキャストである学校の用務員・秋人を演じ、劇中では玉置のホラー映画らしい特殊メイクが話題に。また、主題歌「プルシアンブルーの肖像」は安全地帯が担当しています。
映画のエンドロールはこちら!
教祖誕生
1993年公開の映画「教祖誕生」。北野武の小説を原作としており、「アウトレイジ」などを世に送り出した“北野組”の関係者が多数参加しています。宗教を題材としており、作中では新興宗教への皮肉や、宗教集団の凶暴性といった描写も。これらの要素は90年代前半の社会情勢と相まって大きな話題となりました。