伝説の女優!山口智子さんの出演ドラマまとめ
2021年10月15日 更新

伝説の女優!山口智子さんの出演ドラマまとめ

90年代に数々のヒットドラマに出演していた山口智子さん。結婚後、女優業は徐々に縮小されているにもかかわらず、女優としての評価は高く、今でもドラマで見たい!という声が多いですよね。そんな山口智子さんの出演作品をまとめてみました。

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連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」で女優デビュー

山口智子さんの実家は旅館で、将来は旅館を継ぐ予定でいました。親の期待にこたえたいと思う反面、本当に自分のやりたいことはそれなのかという葛藤もあったそうです。

家業を継ぐなら進学は必要ないといわれていたのですが、推薦で短期大学に入学。家業を継ぐかどうか悩みながら通っていたところ、声を掛けられモデルとして活動することになります。CMなどのモデルとして活躍していたのですが、23歳の時にNHK連続テレビ小説のヒロインに応募。見事合格し、1988年に「純ちゃんの応援歌」でドラマデビューすることになったのです。

「純ちゃんの応援歌」は戦後に1人の女性が旅館の女将として1人前になるまでを描いた物語。山口さんは実際に旅館の女将になることはなくなりましたが、初のドラマで旅館の女将役をやったのですね。

また、のちに夫婦となる唐沢寿明さんとの共演策でもありますよ。

2021年9月にNHK総合で再放送の予定です。興味のある方はチェックしてみてください。

数々の話題作に出演

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「純ちゃんの応援歌」に出演後、民放の各テレビ局のトレンディドラマに出演します。

最初に出演したのは1989年の「同・級・生」。柴門ふみさん原作のドラマで話題になりましたね。そのほかにも「過ぎし日のセレナーデ」などの出演しました。

この時期、連続ドラマだけでなく2時間サスペンスやスペシャルドラマにも数多く出演していました。ですから幅広い層から人気があったんですね。

1991年には「ジェットコースタードラマ」と呼ばれた「もう誰も愛さない」にも出演。吉田栄作さん演じる主人公にターゲットにされ、悲しい運命をたどり、犯罪者となってしまう女性を演じています。山口さんといえば明るい役が多いですが、こんな役も演じていましたね。かなり衝撃的でした。

他にも「結婚したい男たち」、「子供が寝た後で」などに出演されていました。

「ダブル・キッチン」「スウィート・ホーム」ではママ役に!

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1993年には二世帯同居をテーマにした嫁姑バトルドラマ「ダブル・キッチン」で主演を演じました。この頃から明るい姉御肌の役が増えていったのではないでしょうか。山口さんのイメージが確立されてきていますね。

山口さんは出版社に勤めるキャリアウーマンの嫁役で、「女は家庭に入るもの」と思っている姑(野際陽子さん)と毎回トラブルが起こるというホームコメディでした。基本的に1話完結で、ドラマの最後に嫁は部屋にあるものに当たり散らし、姑は鼓を打つというシーンが印象的でした。
こういった嫁姑バトルシーンはその後のドラマにも引き継がれているんですよ。

そして翌年の1994年には「スウィート・ホーム」で主演。こちらはママ役でした。北海道から東京に引っ越してきた一家が、小学校受験戦争を目の当たりにして、次第にはまっていくという物語。お受験ドラマの中でも別格といわれている名作です。

「ダブル・キッチン」で共演した野際陽子さんは塾の講師役として出演されています。

この2作品の出演で山口さんのイメージがだいぶ定着していきましたね。

「ロングバケーション」を最後に主婦業に専念

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「スウィート・ホーム」のあとは「29歳のクリスマス」、「王様のレストラン」という話題作に出演。人気絶頂という感じでしたね。山口さんの場合、同世代の女性からの支持が圧倒的でした。山口さんの演じる女性はサバサバしていて明るくて、憧れる女性も多かったのでしょう。

ですが、山口さんは悩んでいたそうです。特に目標もないまま目の前の仕事をこなしているうちに30を過ぎてしまいこのままでいいのか、と葛藤していたのだとか。

そして1995年に唐沢寿明さんと結婚。

1996年に「ロングバケーション」に出演しますが、それを最後に女優業は一旦お休みして、CM出演などに絞るようになったのです。幼少期に憧れていた「主婦になる」という夢をかなえようとしたのだとか。

「ロングバケーション」放送時は山口さんが仕事を休むということは知らなかったので、それを思ってみてみると「ロングバケーション」というタイトルも意味も身に沁みますね。

「ロングバケーション」は言わずと知れた名作ですね。結婚式当日に婚約者に逃げられた主人公が、婚約者のルームメイト(木村拓哉さん)と同居をし、心を通わせていくという物語。

単なるラブストーリーだけでなく、「人生の夏休み」というフレーズが身に染みる時期が、誰もが一度はあったのではないでしょうか。

16年ぶりの連ドラ出演は「ゴーイング マイ ホーム」

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「ロングバケーション」に出演後、しばらくドラマ出演をしていなかった山口さんですが、2004年にスペシャルドラマ「向田邦子の恋文」に向田邦子さん役で主演を務めています。8年ぶりのドラマなのに主演というのがさすがですよね。

そのまた8年後に「ゴーイング マイ ホーム」で連続ドラマに出演。16年ぶりの連ドラ出演でした。冴えないサラリーマンが、父が倒れたことで長野に帰り、そこで父は伝説の小さな生き物“クーナ”を探していたことを知ります。はじめは本気にしていなかったのですが、地元の人たちの触れ合いなどを通じ、徐々に彼の心も動いていくというストーリー。山口さんは主人公(阿部寛さん)の妻を演じています。

それ以降は1~2年に1回程度ドラマ出演するようになりました。「監察医 朝顔」、「連続テレビ小説 なつぞら」にも出演されていましたね。

また山口さんの演技が見られるようになってうれしい限りです。今後はどんな役を演じられるのか楽しみですね。
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