漫画家・きたがわ翔、初の原画展「アナログ」が開催決定!!
漫画家・きたがわ翔の初となる原画展「アナログ」が、東京・吉祥寺のリベストギャラリー創で開催されることが決定しました。日程は4月18日から4月24日まで。4月21日には、漫画家・上條淳士をゲストに招いたトークショーの開催も決定しています。
きたがわ翔にとって初となる原画展「アナログ」では、過去作品の原画やイラストのほか、原画展のために描かれたアート作品などを展示。会場では原画や複製原画、オリジナルTシャツなどのグッズも販売されます。また4月21日のトークショーでは、きたがわ翔とともにゲストとして「週刊少年サンデー」で人気を博した漫画『TO-Y』の作者・上條淳士が登壇。「アナログ」の展示作品やこれまでの漫画作品、そして制作秘話などについて語る予定となっています。
なお、ギャラリーへの入場料は無料。きたがわ翔の画力とテクニック、そして想いが詰まった作品を生で見られるのは「アナログ」だけ!ファンのみならず、漫画家を目指す方にもおすすめの展覧会となっています。ぜひ足を運んでみましょう!
きたがわ翔の代表作を振り返る!!
きたがわ翔は1981年、若干13歳の時に「番長くんはごきげんななめ」でデビュー。1988年から週刊ヤングジャンプで連載された『19〈NINETEEN〉』は、男性向けコミックながらも繊細なタッチとさわやかなストーリーで大ヒットを記録し、1990年にはOVA化もされました。また、家族の絆を描いた『ホットマン』は、TBSで2度ドラマ化された話題作に。他にも『B.B.フィッシュ』『C』『刑事が一匹…』『デス・スウィーパー』など、卓越した画力と幅広く多彩な作風でも知られています。
『19 <NINETEEN>』
1988年から1990年にかけて週刊ヤングジャンプで連載された『19<NINETEEN>』。代官山学院大学1年生でラグビー部に所属する主人公・久保田一至の恋愛を描いた青春ストーリーです。恋愛を通して人間的成長を描いた『19<NINETEEN>』 は、男性向けコミックながらも繊細なタッチとさわやかなストーリーで絶大な支持を得ました。
『B.B.フィッシュ』
1990年末から約3年にわたり、週刊ヤングジャンプに連載された青春ラブストーリー『B.B.フィッシュ』。幼い頃、毎日のように海へ出かけた葉山潮(主人公)にとって海は母親の体温のようなものだった。ある日、海辺で金髪の少女、神無月沙羅と出会った潮は、風で飛ばされた彼女の帽子が海に流され、その帽子を魔法使いのような速さで追いかける。8年後、高校生になった潮だが、いつの間にか水恐怖症になり、泳ぐことに恐怖を感じていた。そして潮は沙羅と再会し…。
『C』
“ C (シー)” はコンプレックスのC。この作品はコンプレックスを抱える人たちへのメッセージです。「男性失格」「マゼンタ・ハーレム」「モンロー・ジョーク」「ほんとうに行方」…“ C ” は、これら4つの異なるストーリーからなるオムニバス作品で、コンプレックスに悩む現代社会の人間模様を蒼く、美しく、そして優しく抱きしめるように描かれています。
『HOTMAN』
1997年から2000年にかけて、週刊ヤングジャンプに連載された、家族の絆と成長を描いた作品『HOTMAN』。元不良で高校の美術教師をしている“ホットマン”こと降矢円造。彼の目標は、この世から一切の食品添加物を抹殺する事。アトピーに苦しむ娘・七海や愛する家族の為、ヘルシーバカな毎日。だが、過剰ともいえるそのこだわりの理由は…?2003年、2004年と2回にわたり、TBSでドラマ化。反町隆史や矢田亜希子、小西真奈美、市川由衣など、豪華俳優陣が出演し人気を博しました。