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しかし、ジャッキーの体は満身創痍でボロボロ。両手の皮膚を大やけどしただけでなく、全身打撲、骨盤脱臼の大ケガを負いました。しかも安全のために電圧の低い車のバッテリーに照明を繋ぐよう指示していたのに、スタッフが間違えて普通の電圧を使ったため、あやうく感電死しかけたらしい。エンディングのNG集を見ると、映画の撮影現場というより”野戦病院”みたいな惨状が繰り広げられ、「命懸けのスタント」という言葉が単なる比喩ではないことが実感できます。
1分54秒頃からポールのシーンです
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ホテルのプールが浅かった
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ブリジット・リン扮するサリーナが、ビルの屋上から下のプールへダイブするシーンはもちろん本人ではなくスタントマンなんですけど、撮影現場のプールをそのまま使用したため水深が浅く、高い所から飛び込むには全く適していない環境でした。なので、「来週あのシーンを撮影するからな」と言われたスタントマンは、あまりの怖さに一週間食事が喉を通らなかったそうです。しかも、1回目のダイブが失敗したため、2回も飛ぶはめになったとか。恐ろしすぎる!
サリーナの部屋は、実はジャッキー・チェンの自宅
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サリーナの部屋として使われているのは、実はジャッキー・チェンの自宅だそうです。どうして自分の家で撮影しているのかは謎ですけど(笑)。ちなみに、この部屋でサリーナに襲い掛かる覆面男の正体は、ストーリー上では同僚の警察官(マース)ですが、一部のシーンではジャッキーが自らマスクを被ってアクションしていたらしい
ストーリー
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香港警察の会議室で、香港最大の麻薬組織を摘発する為の計画が練られていた。ターゲットは、殺人にまで手を染めていたボスのチュウ・タオ。
数日後、チェン・カクー刑事(ジャッキー・チェン)は山奥の民家で張り込みをし、チュウの秘書サリナを逮捕した。しかしその隙にチュウに逃げられてしまうが、山にある民家を車で突っ込んでいき、チュウ一味にジャックされた路線バスを追いかけ何とかチュウも逮捕することに成功。
そんなある日、突然サリナが釈放される。彼女には検察側証人になる司法取引が結ばれていたのだ。サリナの護衛に任命されたチェン刑事は、彼女の出廷を妨害しようとするチュウの部下たちと闘いを繰り広げることとなる。
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警察の汚職とチャンの戦い
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チャンは警視正が現れたことで、秘書の捕獲がチャンを窮地に陥れる策略だったことに気付きます。秘書はタオのコンピューターシステムからデータを取るためにショッピングセンターにあるタオのオフィスにいきます。チャンはそれに気付き、センターへ直行し、そこでタオの手下と戦います。データのあるブリーフケースが落ちたため、チャンは電球を掴み、下まで降りますが、タオがケースを奪います。警察が到着し、秘書は警察の不正行為を訴え、チャンは最後にタオを殴りました。
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台詞音源は、当時の香港映画の方式である「声優による吹き替え」となっており、出演者たちの肉声によるオリジナル音源というものは存在せず、広東語や北京語、英語など様々な言語バージョンが制作されている。また、英語版は香港版の本編から更に細かい場面をカットしており、BGMも変更されている。フジテレビで放送したものは英語版をもとに吹き替えが作られたものなので、当然劇場公開版とはBGMが異なっている(テレビ朝日で放送したものは日本公開版がもとになっていた)。
よって、これまで香港版の本編にフジテレビの製作した吹き替えを収録しているDVDは日本語吹き替えで見る場合、一つの場面で矢継ぎ早に何度も日本語と広東語が切り替わる部分があり、さらにBGMも突然変わってしまうためかなり見づらくなっており、日本版DVDが抱える問題点のひとつであったが、前述の通り現在パラマウントから発売されているDVD/BDは、香港公開版をベースにフジテレビ版の声優の追加収録と新規キャストで新録した2種類の日本語吹き替えが収録され、いずれも全編字幕切り替えなしで日本語吹き替えが視聴できるバージョンとなっている。