本作品は、当時シリーズ第1作目としてカウントされていた『バトルフィーバーJ』から数えて10年目に当たることから、「スーパー戦隊シリーズ10周年記念作品」として企画された。このような位置付けから、本作品では以下に挙げられる様々な新機軸が導入されることとなった。
まずシリーズ10年目であり、従来の路線とは少し違った形で企画を進めたいという考えから、ヒーローの人数は従来の5人から3人に変更されており、人数が減った分キャスティングに力が入れられることとなった。企画段階では1年を通して『太陽戦隊サンバルカン』と同じく3人で戦うことが予定されていたものの、放映開始後に2号ロボの登場が正式に決定したのを契機に、10周年ということでメンバーを増やして番組的にスケールアップを図るという判断もあり、物語中盤から2人のメンバーが追加された。この追加メンバーのカラーには、それまで「「賑やかさ」を基本とするシリーズのコンセプト」を崩すなどといった理由から、同じ戦隊内で一緒に用いられることのなかった黒・緑の二色が選ばれている。
やはり、スーパー戦隊シリーズ10年目の作品ということで、製作者のプレッシャーも大きかったようですね。
スーパー戦隊10作目だけに、初の試みが多い作品
スーパー戦隊10周年は伊達じゃない!
新人の俳優さんを起用することの多いスーパー戦隊シリーズですが、ライブマンに於いては雨宮勇介/レッドファルコンの嶋大輔さんや岬めぐみ/ブルードルフィンの森恵さん等、既に実績のある俳優さんが起用されたことでも話題を呼んでいました。
大原丈/イエローライオンの西村和彦さんは、当時はまだ新人でした。
大原丈/イエローライオンの西村和彦さんは、当時はまだ新人でした。
女性戦士のカラーがブルー!
歴代のスーパー戦隊シリーズの女性戦士は、カラーがピンクやホワイトが常識でしたが、ライブマンでは初のブルーでの女性戦士が誕生しました。
ロボット同士が合体する!
スーパー戦隊シリーズではお約束となっているロボットですが、過去作のフラッシュマン以降は2体のロボットが登場するようになりました。
しかし、今までは2体のロボットは単体で戦闘をしています。
ですが、ライブマンでは2体のロボット同士が合体し、1体の巨大ロボットになります。
今後のスーパー戦隊シリーズでは定番となったロボット同士の合体は、ここから始まりました。
しかし、今までは2体のロボットは単体で戦闘をしています。
ですが、ライブマンでは2体のロボット同士が合体し、1体の巨大ロボットになります。
今後のスーパー戦隊シリーズでは定番となったロボット同士の合体は、ここから始まりました。