「ウルトラマンシリーズ」などの脚本家・上原正三さん死去。
「ウルトラマンシリーズ」などの特撮、アニメなどの作品で脚本を務めたシナリオライター・上原正三さんが1月2日、肝臓がんのため亡くなっていたことが明らかとなりました。82歳でした。
第一報はこちらです!
上原正三さん死去 ウルトラマンシリーズなど特撮作品手がける #nhk_news https://t.co/wbElcPHUe9
— NHKニュース (@nhk_news) January 9, 2020
上原さんは1937年、沖縄県那覇市出身。大学卒業後に円谷プロダクションに入社、1966年に放送された「ウルトラQ」の第21話「宇宙指令M774」の脚本を務めて以降、ウルトラマンシリーズのシナリオライターとして「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」など多数の脚本を担当しました。その後も、「スーパー戦隊シリーズ」「メタルヒーローシリーズ」といった特撮作品において脚本を担当。昭和の特撮を代表する脚本家のひとりとして、高い評価を得ていました。
上原正三さんが脚本を担当した作品の数々!!
ミドルエッジ世代を夢中にさせた特撮作品の脚本を数多く担当した上原さん。関わった作品は多岐に渡るため、その全てをご紹介することはとても出来ないのですが、ここでいくつか画像で振り返ってみましょう。
ウルトラセブン
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帰ってきたウルトラマン
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電子戦隊デンジマン
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宇宙刑事シャイダー
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UFOロボ グレンダイザー
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「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンタロウ」といったウルトラマンシリーズの他、「秘密戦隊ゴレンジャー」「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」といったスーパー戦隊シリーズ、「宇宙刑事ギャバン」「宇宙刑事シャイダー」といったメタルヒーローシリーズ、さらにアニメ作品も積極的に手掛けていた上原さん。SNS上では、かつて上原さんが担当した問題作として知られる、差別や環境汚染などの社会問題をテーマとした「帰ってきたウルトラマン」の第33話「怪獣使いと少年」がトレンド入りを果たすなど、現代においても彼の脚本が語り継がれていることが伺えます。これからも昭和を代表するレジェンド脚本家として、脚本の歴史に名を刻み続けることでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
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