これが”オスカー”受賞作だ!!
喝采 The Country Girl (Bing Crosby, Grace Kelly, William Holden)
本当に今までの役とはまったく違うクロスビーの演技に感動した。酒に溺れ、落ちぶれてしまった男の役をここまで自然に演じきった彼はやはり凄い。そしてグレースもアカデミー賞受賞が納得の演技で、美しさも演技もやはり素敵すぎだ。
グレースの”運命”の出逢い!!
オリヴィア・デ・ハヴィランド(Dame Olivia De Havilland, DBE)
ガラントはモナコに近い、ニースの生まれで、雑誌『パリス・マッチ』の編集の仕事を通じて、モナコのレーニエ大公とつながりがあったためだった。オリヴィアは、車両の間の狭い通路で二言三言、言葉を交わした。オリヴィアは彼女を追いかけて、レーニエ大公と会う気はないかと聞きいたそうだ。また、彼女を一目見て、グレースはかなり控えめで、落ち着きがあり、『きちんと育てられたお嬢さんなんだ!!』と思ったという。
グレース・ケリー展@横浜 開催中🌹
— グレース・ケリー展 実行委員会 (@graceexhibition) November 25, 2016
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映画界からは完全に引退してしまう!!。
その後、幸せな結婚生活が始まるかと思いきや、レーニエ公中心となった生活になかなか慣れることができないでいた。また、宮殿には「アメリカ人」に対する偏見がはびこっており、宮殿のしきたりをちゃんと教えてもらえなかったそうだ。フランス語の話せないグレースは公の場にあまり姿を見せず、次第に宮殿に引きこもるように。夫と国民の公妃に対する不満は徐々に高まっていったそうだ。
グレースは決心する。『私は愛を守り抜く!!』と
モナコ公妃として、夫と子供たち、そしてモナコを愛し、守ってみせる。厳しい言葉で言えば、映画女優としてではなく、「モナコ公妃」を演じ切ることを決めたのだった。
グレースのこの変化によって、夫、また、国民との関係も徐々に回復していったそうだ。
カロリーヌ(左)、ステファニー(中央)、アルベール(右)、夫レーニエと (1966年)
1982年9月13日、自らハンドルを握りローバー3500を運転して南仏のロックアジェルの別荘からモナコに戻る途中に脳梗塞を発症。そのまま急カーブの坂道でガードレールに激突し、道路横の崖を40メートルほど転落して自動車は大破した。事故後すぐに病院へ搬送されたが意識が回復しないまま翌日に死亡(52歳)。この事故死を受けてモンテ・カルロでは1日全てのカジノの営業を中止して喪に服した。
クリフォード・オデッツの舞台劇の映画化。自らの不注意で子供を事故死させてしまった男優、その妻、そして男を舞台にカムバックさせようとする演出家の人間模様をドラマチックに描いている。三人の俳優がそれぞれ存在感のある素晴らしい演技を見せており、またG・シートンのとことん正攻法の演出も抜群にいい。音楽担当は巨匠ヴィクター・ヤング。
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