制作について
【特撮について】
細胞単位で生存し、あらゆる生物を同化するそれの姿を、ありふれたモンスター的なデザインとはせず、地球上の様々な生物やその一部の形状を混ぜ合わせたおぞましいものにまとめ、CGによるVFXが全盛の現在においても全く見劣りしないリアリティーを与えたロブ・ボッティンの造形は、後のSFXやクリーチャーデザインに多大な影響を与えた(DVDには特典映像として、デイル・キュイパースによる「モンスター的な宇宙生物のデザイン」が収録されている)。 小屋の中で変容する「犬」は1982年初頭までデザインも決まっておらず、時間的な都合からスタン・ウィンストンの率いるチームによって製作された。
【配役について】
ノルウェー人はノーバート・ウェイサーと、本作アソシエイト・プロデューサーのラリー・フランコによって演じられた。フランコは事前にノルウェー語のレクチャーを受けなかったため適当に喋っており、台詞はノルウェー語ではない。吹替版ではノルウェー人の声も独自の台詞をつけて吹き替えられていた(声優はコッパー役の宮川洋一が兼任)。
【カットされたシーン】
終盤に床板を突き破って出現するブレア・モンスターは、当初ストップモーション・アニメで撮影されていたが、カーペンター監督の評価基準に合致せず、アニマトロニクスで作り直された結果、断片的な採用となった。暗闇に消えたノールスについては、巨大化したブレアに吸収される様子が絵コンテで残っており、当初の構想を伝えている。なお、どちらもDVDに映像特典として収録。
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映画『遊星からの物体X』は、【それ】によって人間が突然変異するので驚かされます。また【それ】によってエイリアン化した生物が次々と襲ってくるので恐怖と共にとても興奮します。是非、ご覧ください。