『青山剛昌短編集』とは?
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『青山剛昌短編集』(あおやまごうしょうたんぺんしゅう)は、青山剛昌の初期の短編漫画を収録したコミックス。また、収録された漫画を原作としたOVA。
少年サンデーコミックスにおいては、読み切り作品を中心に収録。少年サンデーブックス版と小学館文庫版では、全6話の『4番サード』と雑誌未掲載作品『さりげなくルパン』を加えた『青山剛昌短編集 4番サード』として発売された。なお、文庫版には最後に二宮清純による寄稿エッセイが載せられている。
原作者・青山剛昌の代表作である『名探偵コナン』の大ヒットにより、同テレビアニメのスタッフとキャストでOVAが制作された。
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アニメ版『青山剛昌短編集』はオリジナルビデオの発売に先駆け、1998年末にはよみうりテレビ系列にて地上波放送もされています。今回の記事では、そんなOVA版『青山剛昌短編集』の内容を中心に振り返っていきたいと思います。
OVA版『青山剛昌短編集』の本編動画・ストーリー
[Engsub] Gosho Aoyama's Collection of Short Stories
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エピソード1.ちょっとまってて
物語の主人公は、発明好きで世間からも注目されるほどの天才高校生・高井豊(たかいゆたか)。高校一年生ながらも、2歳年上の麻巳子という彼女もいて学校生活を謳歌しているように見えました。しかし、自分が年下だということを凄く気にしていた豊は、麻巳子と同い年になるため、タイムマシンを発明して2年前にタイムスリップしようとします。
しかし、豊の目を盗んで麻巳子がタイムマシンをつかってしまい、2年後の未来へとタイムスリップして…
しかし、豊の目を盗んで麻巳子がタイムマシンをつかってしまい、2年後の未来へとタイムスリップして…
エピソード2.さまよえる赤い蝶
『名探偵コナン』ではお馴染み、主人公・江戸川コナンこと工藤新一。こちらのエピソードは、その両親にスポットを当てたもので、まだ新一が生まれる以前のストーリーです。
自動車で首都高速を走っていた工藤優作。とある女性からの電話を受け、一方的に優作がここにくるのを待っていると言い、居場所も告げずに電話を切ってしまいます。こうして優作は電話口の会話から女性の居場所を推理して彼女の行方を追うことに…
自動車で首都高速を走っていた工藤優作。とある女性からの電話を受け、一方的に優作がここにくるのを待っていると言い、居場所も告げずに電話を切ってしまいます。こうして優作は電話口の会話から女性の居場所を推理して彼女の行方を追うことに…
エピソード3.夏のサンタクロース
物語の主人公は、彼女の振られたばかりの青年・原佳祐(はらけいすけ)。彼女には「二度と電話もポケベルもしてこないで」とまで言われてしまい、やり場のない感情を抱えながらバイクを走らせていました。
そんなとき、自動車から降りようとしていた外国人グレイとバイクは衝突。怪我こそ負わずに済んだものの、お互いの荷物は路上に散乱してしまいます。このことによって、佳祐のもつテレフォンカードとグレイの持っていた謎のカードキーは入れ違いになってしまうのでした。佳祐が手にした謎のカードキーこそ、地球をも滅ぼしてしまう衛星兵器EC4を鍵で、佳祐は誤ってEC4を起動させてしまいます…
そんなとき、自動車から降りようとしていた外国人グレイとバイクは衝突。怪我こそ負わずに済んだものの、お互いの荷物は路上に散乱してしまいます。このことによって、佳祐のもつテレフォンカードとグレイの持っていた謎のカードキーは入れ違いになってしまうのでした。佳祐が手にした謎のカードキーこそ、地球をも滅ぼしてしまう衛星兵器EC4を鍵で、佳祐は誤ってEC4を起動させてしまいます…
OVA版『青山剛昌短編集』の魅力とは?
アニメ版『名探偵コナン』のファンなら、登場するキャラクターの声を聞いているだけでニンマリさせられると思いますよ。それだけではなく、さりげない風景描写で『名探偵コナン』の登場人物が映り込んでいて、細かい場面まで見逃せませんよ。
キャラクターデザインにおいても、江戸川コナンをそのまま高校生にしたかのような存在や『名探偵コナン』を彷彿とさせる登場人物は多いです。とくにエピソード2の『さまよえる赤い蝶』は、『名探偵コナン』の主人公・工藤新一の両親を主人公に据えたストーリーで、『名探偵コナン』の外伝といえるような内容ですしね。
『名探偵コナン』がお好きなら、OVA版『青山剛昌短編集』も絶対に見ておいたほうがいい作品だと思います。
キャラクターデザインにおいても、江戸川コナンをそのまま高校生にしたかのような存在や『名探偵コナン』を彷彿とさせる登場人物は多いです。とくにエピソード2の『さまよえる赤い蝶』は、『名探偵コナン』の主人公・工藤新一の両親を主人公に据えたストーリーで、『名探偵コナン』の外伝といえるような内容ですしね。
『名探偵コナン』がお好きなら、OVA版『青山剛昌短編集』も絶対に見ておいたほうがいい作品だと思います。
全てご覧になられても所要時間は60分ほど。さらに、本編時間は10~20分ほどの3つの単独エピソードで構成されていて、時間がないユーザーでも見やすいコンテンツに仕上げられています。この辺りはアニメ版『名探偵コナン』とはかなり違いますよね。
さらに『名探偵コナン』では、推理という要素もストーリーを楽しむうえで重要になってきますが、OVA版『青山剛昌短編集』はラブストーリーを全面に押し出したものとなっています。そういったところも『名探偵コナン』とは違った楽しみ方をできるポイントといえるでしょう。
さらに『名探偵コナン』では、推理という要素もストーリーを楽しむうえで重要になってきますが、OVA版『青山剛昌短編集』はラブストーリーを全面に押し出したものとなっています。そういったところも『名探偵コナン』とは違った楽しみ方をできるポイントといえるでしょう。
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出版:小学館
掲載:週間少年サンデー
週間少年サンデー増刊号
巻数:全1巻