88年、最も熱い黄金期を迎える!
1988年、青いドラゴンが紋章の新勢力が登場、日本名ブラックドラゴン。「6085ブラックドラゴン城」は初めての黒色のお城だが、跳ね橋と四方を囲む壁は定番デザイン。ブラックドラゴンに取って代わられたのか、ブラックファルコンは消滅。馬の鞍が豪華になった。
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この年に発売されたお城シリーズは、かなり熱いです。この後の時代の、ゆうれいだとかドラゴン、魔法使いなどが出てくる時代もそれはそれで良いのですが、騎士や兵士などが中心にお城や砦を守る中世のような世界観がカッコイイです。
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騎士や兵士のフィグも、装備がいろいろあって、それでいてデザインもシンプルでカッコイイです。
90年、ゆうれい現れる
レゴブロック「お城シリーズ ゆうれい城」のCM。 1990年頃と思われる。
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ゆうれいの出現でお城が大騒ぎという設定も、子供たちにはウケていました。しかし、これで大人ファンは少し遠のいたかもしれません。
93年、ドラゴン・魔法使いの登場でファンタジー要素が強まる
1993年、ファンタジー要素が強いドラゴンナイト登場。紋章はブラックナイトと色違いの緑ドラゴン。なんといっても主役は火を吹く緑ドラゴンとドラゴンマスターと呼ばれる白髭の魔法使いであり、今までお城シリーズの主役だった騎士はド派手な兜とマントを装着していてかなり動きにくそう。戦闘向きには見えないが戦いはもっぱらドラゴンまかせ?
LEGO Commercial 1994 レゴ CM マジックドラゴン城 1994
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- The first theme with a Lego Dragon. - this set is the biggest set of the Dragon Knights. Theme: Castle Subtheme: Dragon Knights Name: Fire Breathing Fortre...
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98年、なぜか日本へ舞台を移す!
シリーズ末期にはレゴショーグンや忍者等がラインナップとして登場し、ヨーロッパから日本へ舞台を移した。 しかし、この時期から1セットあたりのミニフィグやブロックのパーツ数の減少、余分で華美なミニフィグの装備品、セットのハリボテ感や上げ底的な土台パーツの乱用などかつてのシンプルなブロックの積み上げで作品を創るという形式は失われていった。
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このあたりがお城シリーズの末期と呼ばれる辺りです。この後も、お城シリーズの流れを受け継ぐシリーズがいくつか出てきますが、1998年~2000年あたりのシリーズがお城シリーズの一区切りと言われています。