『ボーイフレンド』とは?
via www.amazon.co.jp
『ボーイフレンド』は、惣領冬実による日本の漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品。1985年から1988年に、『週刊少女コミック』(小学館)に連載された。1987年、第33回小学館漫画賞少女部門受賞作。作者にとって初の長編連載作品だった。
アニメ版『ボーイフレンド』
1992年にはアニメ化され、テレビ東京系列にて2時間枠で放送されました。
メディア化されているのはVHSのみ。LD・DVD・ブルーレイといったデジタル規格での商品化は現在まで実現しておらず、動画配信サービスでも、視聴できるところは見当たりません。まさに幻といえるタイトルですね。
今回の記事では、そんなアニメ版『ボーイフレンド』の内容を中心に振り返っていきます。
メディア化されているのはVHSのみ。LD・DVD・ブルーレイといったデジタル規格での商品化は現在まで実現しておらず、動画配信サービスでも、視聴できるところは見当たりません。まさに幻といえるタイトルですね。
今回の記事では、そんなアニメ版『ボーイフレンド』の内容を中心に振り返っていきます。
アニメ版『ボーイフレンド』の本編動画・ストーリー
Boyfriend OVA [1992] ボーイフレンド さわると熱い恋でした
via www.youtube.com
物語の主人公は、イケメン高校生の高刀柾(たかとうまさき)。彼は中学時代はバスケ部を全国優勝に導くほどの選手でしたが、進学した高校では傷害事件を起こしてしまい退学処分に。現在の高校には、父親のコネで転入したという背景を持っていました―――。
電車での通学中、ガラの悪い中年男性に絡まれている同級生の女子を助ける場面から物語は幕を開けます。柾が助けた女子生徒は、クラスメイトながら、男女関係なく、誰からも慕われている存在の結城加奈子(ゆうきかなこ)。彼女は生まれつき心臓が悪く、たびたび休学していたため、柾とは同級生ながら年齢的には2歳年上です。
クールで気性が激しい柾は、クラスでも浮いた存在でしたが、電車での一件を通じて加奈子との距離は近くなります。
ある日、柾は同級生から男子バスケ部の試合の助っ人を頼まれました。高校を退学してからはバスケから離れていた柾でしたが、次の試合で負けてしまうと男子バスケ部は廃部になるという事情も後押しし、その申し出を受けることに。
試合での柾の活躍ぶりは目覚ましいものがあり、他選手とレベルが違うのは明らかでした。しかし、相手チームから柾がマークされるようになると、これまでのように得点が決まらなくなってしまい、柾はラフプレーに走ってしまいます。勝つためにと全力を尽くす柾でしたが、そのラフプレーぶりに助っ人を頼んだはずの味方チームのメンバーも柾を責めるようになります。
こうして柾は試合を離脱し、結果的に試合はボロ負けといった結末を迎えました。試合を観戦していた生徒の中にも柾のラフプレーを非難する声は多かったですが、加奈子だけは誰よりも真剣に試合に臨んでいたのは柾だったといいます。
試合後、不貞腐れていた柾に向かって、加奈子はバスケ部に入部することになると予言し、その予言は現実のものとなっていくのでした…
電車での通学中、ガラの悪い中年男性に絡まれている同級生の女子を助ける場面から物語は幕を開けます。柾が助けた女子生徒は、クラスメイトながら、男女関係なく、誰からも慕われている存在の結城加奈子(ゆうきかなこ)。彼女は生まれつき心臓が悪く、たびたび休学していたため、柾とは同級生ながら年齢的には2歳年上です。
クールで気性が激しい柾は、クラスでも浮いた存在でしたが、電車での一件を通じて加奈子との距離は近くなります。
ある日、柾は同級生から男子バスケ部の試合の助っ人を頼まれました。高校を退学してからはバスケから離れていた柾でしたが、次の試合で負けてしまうと男子バスケ部は廃部になるという事情も後押しし、その申し出を受けることに。
試合での柾の活躍ぶりは目覚ましいものがあり、他選手とレベルが違うのは明らかでした。しかし、相手チームから柾がマークされるようになると、これまでのように得点が決まらなくなってしまい、柾はラフプレーに走ってしまいます。勝つためにと全力を尽くす柾でしたが、そのラフプレーぶりに助っ人を頼んだはずの味方チームのメンバーも柾を責めるようになります。
こうして柾は試合を離脱し、結果的に試合はボロ負けといった結末を迎えました。試合を観戦していた生徒の中にも柾のラフプレーを非難する声は多かったですが、加奈子だけは誰よりも真剣に試合に臨んでいたのは柾だったといいます。
試合後、不貞腐れていた柾に向かって、加奈子はバスケ部に入部することになると予言し、その予言は現実のものとなっていくのでした…
アニメ版『ボーイフレンド』の魅力とは?
バスケの選手としては素晴らしい能力をもつ柾。しかし、性格的に不器用で味方をも敵に回してしまう無骨さがあり、そこに愛嬌がありますね。
via www.amazon.co.jp
年上の女性が好きだという男性には堪らないでしょう。そして、加奈子の病も二人の関係を盛り上げる欠かせない要素ですね。
恋敵である仲津川荘(なかつがわそう)・曽笛アキラ(そふえあきら)のキャラクター性も見逃せないポイント。加奈子にとって、荘は幼いころからの憧れの対象でした。アキラは少し強引でも柾から加奈子を奪ってしまおうとする存在です。
とくに荘が新任の体育教師として登場し、バスケ部の顧問になるところから、その采配や曲者ぶりに拍車がかかっていきます。その本心・核心といった部分に惹き込まれてしまいますよね。
恋敵である仲津川荘(なかつがわそう)・曽笛アキラ(そふえあきら)のキャラクター性も見逃せないポイント。加奈子にとって、荘は幼いころからの憧れの対象でした。アキラは少し強引でも柾から加奈子を奪ってしまおうとする存在です。
とくに荘が新任の体育教師として登場し、バスケ部の顧問になるところから、その采配や曲者ぶりに拍車がかかっていきます。その本心・核心といった部分に惹き込まれてしまいますよね。
出演している声優陣という部分にも注目したいと思います。
主人公・柾を演じている辻谷耕史さんも良い仕事をされていますが、それよりも…
加奈子を演じている
主人公・柾を演じている辻谷耕史さんも良い仕事をされていますが、それよりも…
加奈子を演じている
日高のり子さん
via www.youtube.com
荘を演じている
井上和彦さん
via www.youtube.com
アキラを演じている
矢尾一樹さん
via www.youtube.com
このような豪華キャスティングが実現しているところが凄いです。
この他においても、キートン山田さん・塩沢兼人さん・山口勝平さん・子安武人さんというような顔ぶれも出演しており、現在ではレジェンド級の声優が脇役を演じていることにも驚かされますよ。
この他においても、キートン山田さん・塩沢兼人さん・山口勝平さん・子安武人さんというような顔ぶれも出演しており、現在ではレジェンド級の声優が脇役を演じていることにも驚かされますよ。
出版:小学館
掲載:週間少女コミック
連載:1985年~1988年
巻数:全10巻