ポップカルチャーでの描写
エイミー・ヘッカーリング監督・脚本の映画『クルーレス』の中で「ボールドウィン」は魅力的な男性を示す俗語として使用されている[3]。
映画『サウスパーク/無修正映画版』ではアメリカがカナダへ宣戦布告するとカナダ空軍が同じく俳優一族であるアークエット家と組んで先制攻撃としてボールドウィンを爆撃する様子が描かれている[4]。
アレック・ボールドウィン
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アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)は、ニューヨーク州ロングアイランド出身の俳優・プロデューサー・司会者です。6人兄弟の長男で同じく弟のダニエル、ウィリアム、スティーヴンも俳優という芸能一家。1986年にスクリーンデビューを果たすと、1990年公開の映画『レッド・オクトーバーを追え!』でジャック・ライアンを演じ注目されます。以降、90年代半ば頃まではセクシーで知的な性格俳優として主役級のスターでした。目と口元が何とも色っぽいですよね。
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年齢を重ね体重も増えてきた現在は脇役に回ることも多くなりましたが、しかしその評価は非常に高く、『アビエイター』『ディパーテッド』「ミッション:インポッシブル」シリーズなど大規模作品にもコンスタントに出演しています。そしてダンディーさは今でも変わりません。近年ではテレビ界にも進出し、社会風刺やブラックユーモア満載のコメディドラマ『30 ROCK/サーティー・ロック』に2006年から2013年までレギュラー出演。自信家でワンマンなジャック・ドナギーを演じ一躍お茶の間の人気者となりました。またアカデミー賞にノミネートされた経験があり、2010年には同授賞式の司会を務めたことも。(ちなみにエミー賞やゴールデングローブ賞は受賞済み)。翌2011年、長年の功績が認められ「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」にその名が刻まれました。
キム・ベイシンガー
タイトル:映画『あなたに恋のリフレイン』
脚本:ニール・サイモン
出演者:キム・ベイシンガー、アレック・ボールドウィン、ロバート・ロッジア、エリザベス・シュー、アーマンド・アサンテ、ポール・ライザーほか。
脚本:ニール・サイモン
出演者:キム・ベイシンガー、アレック・ボールドウィン、ロバート・ロッジア、エリザベス・シュー、アーマンド・アサンテ、ポール・ライザーほか。
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アレックが1993年に結婚していたのが007のボンドガールにも選ばれたアカデミー賞女優のキム・ベイシンガーです。『あなたに恋のリフレイン』『ゲッタウェイ』で共演したことがきっかけで結ばれたハリウッドきっての美男美女カップルは、当時レッドカーペットでもひときわ華やかで目立つ存在でした。夫婦は残念ながら2002年に離婚してしまいますが、2人の間にはモデルとして活動している娘のアイルランド・ボールドウィンがいます。
ダニエル・ボールドウィン
主にB級映画に出演しているダニエル・ボールドウィン(Daniel Baldwin)は、他の兄弟に比べてあまり知名度は高くありません。竹野内豊さん、井上真央さん、唐沢寿明さんらが出演した『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』という作品で日本映画への参加経験あり。アメリカでは1993年から2000年まで放送された人気シリーズ『ホミサイド/殺人捜査課』のボー・フェルトン刑事役でも知られています。
ウィリアム・ボールドウィン
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ウィリアム・ボールドウィン(William Baldwin)は、兄弟の中でも特にたれ目でセクシーな甘いルックスの持ち主。俳優としてはアレックの次に高い知名度を誇っています。90年代には兄同様、主役級のスターとして活躍していました。カート・ラッセルとダブル主演を務めた映画『バックドラフト』は世界中で高い評価を受け、日本でも大変人気がありましたよね。1995年には当時スーパーモデルとして絶大な人気を誇っていたシンディ・クロフォードとの共演作『フェア・ゲーム』でも主演しています。
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近年はテレビ界にも進出し活動の場を広げているほか、2019年には『バックドラフト』の続編となる『バックドラフト2/ファイア・チェイサー』に出演し前作と同じ役柄で登場していますので、ぜひチェックしてみてください。ちなみにウィリアムは『バックドラフト』への出演が決定する前は、『テルマ&ルイーズ』に出演予定でしたが、脚本を読み同作を選んだことで、彼が演じるはずだった役柄は当時若手だったブラッド・ピットが担当し、どちらの作品も成功したという面白い話があります。
チャイナ・フィリップス
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1995年に結婚したウィリアムの妻チャイナ・フィリップスは1960年代に人気を博したフォークグループ「ママス&パパス」のメンバー、ジョン・フィリップスとミシェル・フィリップスを両親に持ち、自身も全世界で1,000万枚以上のアルバムセールスを記録した3人組女性コーラスグループ「ウィルソン・フィリップス」のメンバー。彼女たちの大ヒット曲「Hold On」は松田聖子さんが1991年に発売したカバーアルバム『Eternal』の中でも歌われています。