米・ドラマ『ナイトライダー』の時代が実現!?川崎重工業がAIを活用したオートバイの開発に着手!
2016年8月30日 更新

米・ドラマ『ナイトライダー』の時代が実現!?川崎重工業がAIを活用したオートバイの開発に着手!

川崎重工業(KAWASAKI)は、AIを活用したオートバイの開発に着手したと発表した。「感情エンジン・自然言語対話システム」を活用し、AIがライダーの話す言葉から意志や感情を感じ取り、言語を通じて意思疎通することを目指している。ドラマ『ナイトライダー』が思い起こされる。

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川崎重工業がナイトライダーを彷彿とさせるAI・オートバイの開発に着手!

川崎重工業(KAWASAKI)は、AIを活用したオートバイの開発に着手したと発表した。

今回開発を発表したモーターサイクルは、cocoro SBが開発している「感情エンジン・自然言語対話システム」を活用し、人工知能(AI)がライダーの話す言葉から意志や感情を感じ取り、言語を通じて意思疎通することを目指す。
AI搭載バイクのイメージ

AI搭載バイクのイメージ

さらに、クラウド上のデータセンターに蓄積した車体や走行に関する同社の知見やインターネットを通じた膨大なデータをもとに、ライディングを楽しむための適切な情報や安全・安心のためのアドバイスをライダーに提供。

現段階では開発に着手したばかりなので、あくまでイメージとしてだが、ライダーの「元気か?」といった挨拶からはじまり、オートバイからは交通情報や天気予報等の情報等を提供するが、それも「この先カーブが続くからスピードを出し過ぎないように!」「交差点だから巻き込み事故に注意して」「雨の予報だからスリップしないよう慎重に」など、まるで相棒と会話するような、アドバイスやコミュニケーションの形態が想定されている。

ミドルエッジ読者にとっては、80年代に人気だったアメリカドラマの『ナイトライダー』が思い起こされるのではないだろうか。
主人公の相棒『ナイト2000』は、人間の言葉を話し特殊装備を搭載したドリーム・カー。その名コンビの活躍により、数々の事件が解決されていく、カーアクションドラマであった。
ナイトライダー シーズン1

ナイトライダー シーズン1

同社によると、将来的にはAIの指示により先進電子制御技術を通じてライダーの経験やスキル、ライディングスタイルに応じたマシンセッティングも可能という。

特撮『ナイトライダー』に登場したドリーム・カー「ナイト2000」 【特徴】

基本的な外観はポンティアック・トランザムの第3世代モデルだが、主にフロントバンパー部が大幅にカスタムされ(パイロット版の数台は純正バンパーにアクリル板を入れている)、ナイトフラッシャー(スキャナーのセンサー部分)が埋め込まれている。

この他のボンネット(ターボボンネットと称する)、ホイール(ターボキャストリムと称する)、リアスポイラー等は純正のオリジナルパーツを使用している。受けているナンバーはカリフォルニア州のもので「KNIGHT」(アメリカでは希望の文字列が取得出来る)。
パイロット版のみフロントバンパーの形状がシリーズ版と異なっており、先端部分が短くナイトフラッシャーがバンパー先端部に付きフォグライトが無い。
ナイト2000のレプリカモデル

ナイト2000のレプリカモデル

ボディーは分子結合殻(Molecular Bonded Shell)で覆われており、あらゆる物質より硬く、強靭。
ボディーの黒は塗装ではなく、この分子結合を組み込んだことによる。これによってナイト2000は銃撃や爆発や衝突など、ほとんどの物理的攻撃を弾くことができる。
劇中では厚さ80㎝のコンクリートをも突き破り、爆発物を車体の下やトランクルームに放り込んで処理するといったことも行っている。

分子結合殻生成の化学式は企業秘密であり、ウィルトン・ナイトは信頼の置ける3人の人物に全体の2/3ずつこの式を託した。つまり、この3人のうち2人が揃えば化学式が完成することとなる。
その3人の人物は「エリオット」(シーズン2で登場、エリザベスに構造式を聞き出された後に死亡)、「クインラン」(シーズン4で登場、ノルドストロムに構造式を聞き出された後、人質にされていたがマイケルに救出される)、そして「デボン」の3人である。

結果としてその分配が仇となり、ナイト2000を狙う敵に化学式を盗まれ、分子結合殻で覆われた巨大トレーラー「ゴライアス」(GOLIATH ゴリアテの英語読み)や、殻の化学結合を分解してしまう溶液を生み出すこととなった。
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