昭和末期の隠れた実力派アイドル！伊藤智恵理って覚えてる！？

アイドル“冬の時代”直前期の昭和末期。キャッチフレーズ「チエリ・ブロッサム」でデビューしたアイドル・伊藤智恵理を皆さん覚えていますでしょうか？Babe、酒井法子、立花理佐、小沢なつきといった同期に隠れがちですが、根強いファンの多い彼女をこの記事では特集してみたいと思います。

via www.amazon.co.jp

ドラマ「キスより簡単」で注目を浴びる！

伊藤智恵理は1971年生まれ。彼女の芸能界でのキャリアはまずはドラマから始まりました。1987年に「あぶない刑事」へゲスト出演したのを皮切りに、フジテレビ系ドラマ「キスより簡単」に出演。そして、同ドラマの劇中歌「パラダイス・ウォーカー」でレコードデビューを飾りました。

石坂啓による原作漫画「キスより簡単」

via www.amazon.co.jp

1987年に発表されたデビューシングル「パラダイス・ウォーカー」のジャケット。

via www.amazon.co.jp

貴重なテレビ出演時の映像はこちら！

デビューシングル「パラダイス・ウォーカー」では、モデルのようなスレンダーな体に似合わない力強いパフォーマンスが受け、オリコン最高位23位を記録するなどそこそこのヒットを記録。次世代アイドルとして注目を集めていくこととなります。

パラダイス・ウォーカー

via www.youtube.com

セカンドシングルはドラマの主題歌に！

デビューシングルのヒットで勢いに乗った伊藤。すぐさまセカンドシングルとして「トキメキがいたくて」を発表しました。「パラダイス・ウォーカー」の雰囲気から一変したミディアムテンポのバラードで、TBS系ドラマ「母さんと呼びたい」の主題歌に抜擢。デビューシングルには及ばないもののオリコン最高位25位と、こちらもそこそこの位置につけました。

「トキメキがいたくて」のジャケット。

via page.auctions.yahoo.co.jp

トキメキがいたくて

via www.youtube.com

ハウスフルーツインゼリーのCMに登場！！

その後も立て続けにシングルやアルバムを発表した伊藤ですが、オリコンなどで好位置にはつけるものの大ブレイクとまではいかない状況が続いていました。そんな中「ハウスフルーツインゼリー」のCMキャラクターに起用され、シングル「夢かもしれない」がCMソングとして流れ、お茶の間の注目を大いに浴びることとなりました。