”脱獄モノ”映画の傑作「ショーシャンクの空に」!興行的な成功よりも批評家達からの評価が高い作品となりました。
2018年12月5日 更新

”脱獄モノ”映画の傑作「ショーシャンクの空に」!興行的な成功よりも批評家達からの評価が高い作品となりました。

脱獄映画の傑作「ショーシャンクの空に」、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。ティム・ロビンス演じる「アンディ」とモーガン・フリーマン演じる「レッド」を中心としたヒューマンドラマでもあった「ショーシャンクの空に」は公開当時、「フォレスト・ガンプ」や「パルプ・フィクション」「スピード」の影に埋もれ知名度は低かったのですが、批評家達から高い評価を受けた後にビデオ販売やレンタルによって人気を獲得、ファンを広げていきました。

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昔から「ハズレが少ない」などといわれる「脱獄モノ映画」

近年ではドラマですが「プリズン・ブレイク」などが代表的...

近年ではドラマですが「プリズン・ブレイク」などが代表的な脱獄モノ

『プリズン・ブレイク』(Prison Break)は、アメリカのFOX製作で、世界各国で放映されているサスペンスドラマ(海外ドラマ)。

アメリカでの本放送は2005年8月29日に開始し以降シーズン4まで放送、さらに2009年5月24日に放送されたファイナル・ブレイクで完結した。
「脱獄モノ映画」は面白い作品が多いと言われています。
そんななかでも「ショーシャンクの空に」はヒューマン・ドラマの一面も色濃く持っており、秀逸な作品でした。

「ショーシャンクの空に」(1994年公開)

妻とその愛人を射殺したかどでショーシャンク刑務所送りとなった銀行家アンディ。初めは戸惑っていたが、やがて彼は自ら持つ不思議な魅力ですさんだ受刑者達の心を掴んでゆく。

そして20年の歳月が流れた時、彼は冤罪を晴らす重要な証拠をつかむのだが・・・。
「ショーシャンクの空に」(1994年公開)

「ショーシャンクの空に」(1994年公開)

『ショーシャンクの空に』は、1994年に公開されたアメリカ映画。刑務所内の人間関係を通して、冤罪によって投獄された有能な銀行員が、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ。

原作はスティーブン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)』。監督・脚本はフランク・ダラボンが務め、彼の初監督作品でもある。原題の「The Shawshank Redemption」は直訳すると「ショーシャンクの贖い」になる。

本作は興行的には成功したとはいえないが、批評家達からの評価は高く、AFIのアメリカ映画ベスト100(10周年エディション)において72位にランクインしており、日本では1995年のキネマ旬報ベストワン(洋画)に選ばれている。また受賞には至らなかったが、第67回アカデミー賞で7部門にノミネートされた。

THE SHAWSHANK REDEMPTION - Trailer ( 1994 ) - YouTube

Trailer for Frank Darabont's film

「ショーシャンクの空に」ストーリー

冤罪によって投獄された有能な銀行員アンディ(左)

冤罪によって投獄された有能な銀行員アンディ(左)

1947年、若くして銀行副頭取を務めるアンドリュー・デュフレーン (アンディ)は、妻とその愛人を射殺した罪に問われる。無実を訴えるも終身刑の判決が下り、劣悪なショーシャンク刑務所への服役が決まる。

数日後、ショーシャンクに長年服役する「調達屋」のエリス・ボイド・レディング (レッド)はもう何度目かとなる仮出所の審査を受け、更生したことを訴えるが拒否されてしまう。

レッドが落胆し部屋を出ると、アンディを含む新しい受刑者達が来たのを知る。アンディら新しい囚人達はノートン所長とハドリー主任刑務官から脅しを含めたショーシャンク刑務所の紹介をされ、その晩、取り乱した新人受刑者はハドリーの暴力で死んでしまう。

孤立していたアンディはやがてレッドに声をかけ、鉱物採集の趣味のため小さなロックハンマーを注文する。それをきっかけにアンディはレッドと交友を重ね始める。他方、アンディは荒くれ者のボッグズとその一味に性的行為を強要され、抵抗のため常に生傷が絶えない生活が続いた。
腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくアンディ

腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくアンディ

1949年、アンディは屋根の修理作業中、ハドリーの遺産相続問題を知り、作業仲間達へのビールと引き換えに解決策を提案。ビールを手に入れ仲間達から尊敬される一方で、ハドリーら刑務官からも一目置かれるようになる。

その後ボグズらがアンディを襲って全治1ヶ月の重傷を負わせるも、ボグズがハドリーに半殺しにされて以後、アンディを襲う者はいなくなった。アンディが治療を終え自分の房に戻ってくると、レッドに注文してたリタ・ヘイワースの大判ポスターが退院祝いとして置かれていた。

やがて、アンディは図書係に配置換えとなり、もう50年も服役している老囚人ブルックスの助手となる。だが、その本当の目的はノートン所長や刑務官達が自身の税務処理や資産運用を行わせるためだった。アンディは有能な銀行家としての手腕を発揮する一方で、名ばかりだった図書係としても精力的に活動を始め、州議会に図書館予算の請求を毎週送るようになる。
仮釈放後の友人の死、 刑務所内の環境改善、そして脱獄と...

仮釈放後の友人の死、 刑務所内の環境改善、そして脱獄と脱獄後の準備

1954年、ブルックスに仮釈放の許可が下りるが、50年服役した老人は塀の外の生活への恐れから取り乱す。アンディらに説得され、仮釈放を受け入れるが、結局、外の生活に馴染むことはできず、最期は首を吊って死んでしまう。

死の間際に送られた感謝の手紙を読んで、アンディとレッドは苛まれる。一方、手紙に根負けした州議会はわずかばかりの寄付金と古書をショーシャンク刑務所に送ってくる。アンディは送られてきた荷物の中に『フィガロの結婚』のレコードを見つけ、それを所内放送で流し懲罰房送りとなる。

その後、仲間達からレコードを流した理由を尋ねられ、アンディは「音楽と希望は刑務所が奪えないものだ」と説明するが、レッドは「そんなものは塀の中じゃ不必要だ」と反論する。

1963年、アンディが州議会にさらに手紙を送り続けた結果、年度毎の予算まで獲得し、倉庫同然だった図書館は囚人達の娯楽と教養を得る場となっていた。その頃所長は、囚人達の社会更生を図るという名目で、彼らを労働力として野外作業をさせ始め、そのピンハネや土建業者達からの賄賂を受け取り始める。そしてアンディは「ランドール・スティーブンス」という架空の人物を作り出し、その多額の不正蓄財を見事に隠蔽していた。
若き囚人の更生に努めるアンディ、冤罪解決への糸口、刑務...

若き囚人の更生に努めるアンディ、冤罪解決への糸口、刑務所の不正と腐敗

1965年、新たに入所したコソ泥のトミーは、すぐにレッドの仲間達と打ち解け、アンディも彼を気に入る。更生を望むトミーにアンディは文字の読み書きから勉強を教え始め、やがて高校資格を申請するにまで至る。

トミーはアンディの過去を知ると、その真犯人に心当たりがあることを話す。すぐにアンディは所長に再審請求するように頼み込むが、優秀な経理担当者と同時に不正蓄財を知っている彼を自由にさせる気のない所長は、アンディを懲罰房に入れ考えを改めるよう迫る。1ヶ月経っても折れないアンディに業を煮やした所長とハドリーは、無実の鍵を握るトミーを脱走したように見せかけ殺害する。

トミーの死から1ヶ月後、アンディは再び不正経理を行うことを条件に懲罰房から出される。しかし、アンディの様子はどこかおかしく、レッドに要領を得ない伝言を残す。レッドら仲間達はアンディが自殺を考えていると疑い、嵐の晩に心配が募る。
20年間の準備を経てアンディ脱獄、後に40年にして仮釈...

20年間の準備を経てアンディ脱獄、後に40年にして仮釈放を迎えたレッドも合流

翌朝の点呼の際、アンディが房から消えていることが発覚する。所長やハドリーもアンディの房に向かい、マリリン・モンローからラクエル・ウェルチへ代替わりしていたポスターの裏の壁に大穴が開いていることを見つけ出した。

アンディは約20年間ロックハンマーで壁を掘り続け、ついに1966年、脱獄したのだった。アンディはスティーブンスに成りすまして所長の不正蓄財を引き出すと同時に告発状を新聞社へ送り、難なくメキシコへ逃亡する。そしてアンディの告発状によってハドリーは逮捕され、所長は拳銃自殺する。

間もなくレッドは服役40年目にしてようやく仮釈放されるが、ブルックスと同様に外の生活に順応できない。ブルックスと同じ道を辿る中、レッドはアンディの伝言を信じ、メキシコへ向かう。そして、青海の海岸線で悠々自適の生活を送るアンディと再会し、喜びの抱擁を交わす。

「ショーシャンクの空に」原作はスティーヴン・キング「リタ・ヘイワースとショーシャンクの贖い」

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