2020年4月21日 更新
どことなく感じる昭和の雰囲気。都内に「無人の古本屋」があると話題に!!
街中でたまに見かける「無人の店舗」。その佇まいはどことなく昭和レトロな雰囲気を感じさせるものが多いですが、このたび「都内に無人の古本屋がある」とSNSを中心に大きな話題となっています。
どことなく感じる昭和の雰囲気。「無人の古本屋」があると話題に!
街中でたまに見かける「無人の店舗」。郊外を例にすると、野菜の販売所やカップ麺などを販売する自販機コーナーなどが無人で営業していることがありますよね。どことなく昭和レトロな雰囲気を感じさせる無人の店舗ですが、このたび「都内に無人の古本屋がある」とSNSを中心に大きな話題となっています。
こちらが話題のツイート!
こちらが現在話題となっているツイート。イズミ@VBNJVさんが投稿したもので、「近所にやべえいい無人古本屋あった」とのコメントともに、店舗の外観と内観、そしてガチャガチャを使った会計方法を解説したプレートが映し出されています。このツイートには「すごい!僕も行ってみたいです」といった好意的なコメントが続出。4月15日現在、3万を超えるリツイート、18万を超えるいいねを獲得しています。
無人古本屋の公式ツイッターが反応!!
現在大きな話題となっている無人の古本屋ですが、このお店は東京・三鷹駅北口から徒歩13分の場所にある「BOOK ROAD」。オーナーである中西功さん・中西健さん兄弟による共同制作作品として、三谷通り商店街で2013年4月より営業を続けています。そして上記のツイートから約1週間後、BOOK ROADの公式ツイッターアカウント「無人古本屋 BOOK ROAD(unmaned book store)@bookroad_mujin」から、何とも心温まるコメントが届きました。
それがこちらのツイート。イズミ@VBNJVさんのツイートが話題となった影響か、多くのお客さんがBOOK ROADを訪れたのですが「店内は奇麗に保たれていました」とのこと。さらに「小銭の持ち合わせがない方がガチャガチャの上にお金を置かれていて、またそれがそのまま残っている」と、会計に関してもお客さんの善意が垣間見られたとのことです。そして「やっぱり世の中、いい人が多いと思います。その方々のおかげで約7年間続けられてきました」と、7年もの間この店を続けていられるのは「いい人たちのおかげ」と締めくくりました。
「無人古本屋」から想起される昭和の街並み!
お店を訪れる人の善意を垣間見ることが出来、「この世の中もまだまだ捨てたものじゃないな」と感じさせてくれる今回の出来事。この感覚自体も、例えばご近所同士の助け合いや気配りが色濃く残っていた昭和という時代を思い起こさせます。ここでは「無人古本屋」から想起される昭和の街並みを少しだけ振り返ってみましょう。
貸本屋
まず思い浮かべるのは、昭和初期~中期に一般的であった「貸本屋」。手塚治虫など今では大御所と呼ばれる漫画家が、貸本用の漫画を多数執筆していました。図書館同様のシステムのため、借りた本は丁寧に扱い、綺麗な状態で返すことを求められました。
野菜販売所
現在でも郊外を中心に見受けられる野菜販売所。お金を入れる箱が備え付けられており、そこにお金を入れて野菜を購入するシステムです。今でも存続しているというのは、それだけ利用するお客さんにモラルが備わっているということでしょう。
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