大五郎は「ちゃーん」が印象的だった!
小池一夫・小島剛夕のコンビによる人気漫画であり、昭和を代表する時代劇「子連れ狼」に登場する拝一刀の子・大五郎。柳生烈堂の陰謀により母を殺され、その復讐のために父・一刀とともに全国行脚の旅に出るという悲しい宿命を背負った子でした。普段は無口で、時折口にする「ちゃーん」という台詞が印象的でしたよね。
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大五郎のモデルは博多人形?
箱車(乳母車)に乗せられ、一刀に押されるその姿が印象的だった大五郎のモデルですが、一説には博多人形が元になっているそうです。確かに、漫画・ドラマ・映画のいずれの大五郎を見ても、その容貌は博多人形に似ていますね。
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攻守に活躍した箱車(乳母車)!
「子連れ狼と言えば箱車!」というほど、視聴者の印象に残っているであろう「箱車(乳母車)」。箱車ですが、これは単に大五郎を運ぶためだけのものではなく、旅をするにあたり柳生烈堂一味と戦うための「武装」が施されていました。では、あの箱車にはどんな仕掛けがあるのでしょう?
装甲車に変形!マシンガンも装備!!
箱車の車体には底に分厚い鉄板が張られています。そして変形し、激しい戦闘に耐えうる装甲車としても使用可能です。また、手すりや取っ手に刃物が仕込んであり、攻撃力もなかなかのもの。ちなみに、マシンガンも装備されています!
あの乳母車はソリにもなる!
箱車は、なんとソリにもなります。これは1974年の映画「子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎」の中で登場した機能で、雪道を滑る箱車のシーンが描かれています。ちなみにソリになるというのは、同映画で拝一刀を演じた若山富三郎のアイデアとのこと。また、箱車の車体は防水加工が施されており船にもなります。まさに万能の乳母車ですね!
トリビアの泉でも紹介されてます!
子ずれ狼で大五郎が乗っている乳母車はソリにもなる。トリビアの泉
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大五郎を演じた俳優
大五郎を演じた俳優ですが、子役のため製作された時代によって役者が異なります。1972年から1974年に製作された映画「若山富三郎版」では富川晶宏が、1973年から1984年にかけて製作されたドラマ「萬屋錦之介版」では西川和孝、佐藤たくみ、岡田二三が、1989年のドラマ「高橋英樹版」では饗場光史が、1993年の映画「田村正和版」では荘田優志が、2002年から2004年に製作されたドラマ「北大路欣也版」では小林翼が、それぞれ演じています。
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