はじめに
Seven Stars
セブンスターが誕生した昭和44年はアポロ11号が月面着陸した年
無数の★で形づくられた「7」のパッケージで知られる銘柄。定価270円。「セッタ」とか「ブンタ」とも呼ばれる。発売年は1969(昭和44)年。この年、米アポロ11号が月面着陸を果たし、宇宙時代の幕開けとされたことにあやかってスター(星)を、セブンは“ラッキーセブン”から採ったことが名前の由来とされる。
セブンスターは国産タバコで初めてチャコールフィルター(活性炭)を使用
チャコールフィルター(活性炭)は余分なタールやニコチンを吸着する働きがありますが、現在のタバコではそのチャコールフィルターを使用したタバコが多い中、セブンスターは国産タバコで初めてチャコールフィルター(活性炭)を使用したタバコでした。
via ja.wikipedia.org
テレビ・ラジオからタバコのCMが消える
先ずは、このCM動画をご覧ください。
『SILENT SMOKE.』
規制前の最後のたばこのTVCM 豊川悦司
(おそらく1998年頃)CM自主規制前に放映された最後のCMだそうです。
via www.youtube.com
(おそらく1998年頃) Seven Stars『さよなら』 豊川悦司
via www.youtube.com
まさにタバコCMの終焉を飾る作品となりますが、一言「さよなら」のインパクトが重く伝わってきます
via twitter.com
1995年10月
日本たばこ協会は広告・販売促進活動に関する自主規準等の改訂を行い、週末、祝日、年末年始のテレビ・ラジオCM、小中高の学校から100m以内の屋外広告が自主規制される。
1998年4月
日本たばこ産業の自主規制により、TV、ラジオ、インターネット等でのたばこ銘柄のCMが自主規制される
そして今現在、欧州連合と世界保健機構(WHO)の両方で、たばこ広告を許可してはならないとしています。2005年2月27日に実施されたたばこの規制に関する世界保健機関枠組条約で、参加国の憲法が禁止していないかぎり条約に同意した168カ国全部が、たばこ広告を禁止することが義務付けられています。
今回テーマは『Seven Starsシリーズの名作CMと名キャッチコピー』です
セブンスターのキャッチフレーズはちょっと調べただけでも「消せない男(1996年)」「SILENT SMOKE(1998年 - 2001年)」「セブンスターの男(2003年)」「静かに、高ぶる。(2007年 - 2011年)」、メンソールシリーズは「味わえるメンソール」「ゆるぎない、強メンソール。」と出てきますが、今回は自主規制前にテレビで流れたCMを中心に紹介していきたいと思います。
1975年12月~ 150円
1980年4月~ 180円
1983年5月~ 200円
1986年5月~ 220円
1997年4月~ 230円
1998年12月~ 250円
2003年7月~ 280円
2006年7月~ 300円
2010年10月~ 440円
※現在は460円