安達祐実の出世作となった『カリー工房』テレビCM
当時10歳、子役時代の安達祐実(あだちゆみ)が出演し、俳優・小林稔侍との絶妙な掛け合いと「具が大きい」のキャッチコピーで話題となったハウス食品『咖喱(カリー)工房』のテレビCM。
【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
via www.youtube.com
「具が大きい」以外にもあった初期バージョン
「具が大きい」のイメージが強すぎて、記憶に残っていない人も多いが実は新発売を告知するバージョンのCMも初期に放送されていた。
【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
「最近ずいぶん長電話だな。」(父・小林稔侍)
「そうなんですよ」(母)
「新しい彼でもできたんじゃないか、新しい彼でも。」(小林稔侍)
「新しいカレーできました」(ナレーション)
「そうなんですよ」(母)
「新しい彼でもできたんじゃないか、新しい彼でも。」(小林稔侍)
「新しいカレーできました」(ナレーション)
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話題になった「具が大きい」はシリーズ化されていった。
娘役の安達祐実による可愛らしい仕草や表情と、父親役の小林稔侍による味のある演技が絶妙な空気感を醸し出し、「具が大きい」のCMはあっという間に話題となり、1991年の流行語にも選ばれた。
出演者二人の演技力と巧みな演出は、「具が大きい」という単純なキャッチコピーを流行語にまで変えてしまった。
大ヒットになった『咖喱工房』のテレビCMは、「具が大きい」の訴求を軸に小林稔侍と安達祐実の親子の掛け合いを楽しむシリーズとして数多くのバリエーションが制作された。
出演者二人の演技力と巧みな演出は、「具が大きい」という単純なキャッチコピーを流行語にまで変えてしまった。
大ヒットになった『咖喱工房』のテレビCMは、「具が大きい」の訴求を軸に小林稔侍と安達祐実の親子の掛け合いを楽しむシリーズとして数多くのバリエーションが制作された。
【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
「ほら、また書いてみたの」と『いがぐり』と書かれたお習字を見せる娘(安達祐実)
「ま~だ具が大きいんだな、具が。」(小林稔侍)
「…」(安達祐実)
「ま~だ具が大きいんだな、具が。」(小林稔侍)
「…」(安達祐実)
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
大盛のカレーライスと普通量のカレーライスの前で、
「どっちがいいか」(小林稔侍)
「「じゃんけ~ん、ポン!」」(二人)
二人ともグーを出す。
「グーが大きい方が勝ち!」(小林稔侍)
「…」(安達祐実)
「どっちがいいか」(小林稔侍)
「「じゃんけ~ん、ポン!」」(二人)
二人ともグーを出す。
「グーが大きい方が勝ち!」(小林稔侍)
「…」(安達祐実)
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
「今度はうまくできたでしょ?」(安達祐実)
「やっぱり、ちょっと具が大きいな、具が。」(小林稔侍)
「貝なんだけど。」(安達祐実)
「…」(小林稔侍)
半紙に書かれていた文字は『貝柱』であった。
「やっぱり、ちょっと具が大きいな、具が。」(小林稔侍)
「貝なんだけど。」(安達祐実)
「…」(小林稔侍)
半紙に書かれていた文字は『貝柱』であった。
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
「Have a good day.」(英語教材)
「ハブ ア グッダイ」(小林稔侍)
「ハブ ア グッダイ」(小林稔侍)
「どうしてもハブ ア グッダイになっちゃうなぁ」(小林稔侍)
「…」(安達祐実)
『グッダイ=具・大』という表示。
「ハブ ア グッダイ」(小林稔侍)
「ハブ ア グッダイ」(小林稔侍)
「どうしてもハブ ア グッダイになっちゃうなぁ」(小林稔侍)
「…」(安達祐実)
『グッダイ=具・大』という表示。
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
ワープロを打ち込む父・小林稔侍。
「これでよしと。うまくできた」(小林稔侍)
打ち込まれた文字を娘・安達祐実が覗くと、なぜが「具」のフォントだけが大きくなっていた。
「ちょっと具が大きいんじゃない。具が」(安達祐実)
「ハハハハハハハ」(小林稔侍)
「これでよしと。うまくできた」(小林稔侍)
打ち込まれた文字を娘・安達祐実が覗くと、なぜが「具」のフォントだけが大きくなっていた。
「ちょっと具が大きいんじゃない。具が」(安達祐実)
「ハハハハハハハ」(小林稔侍)
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
「パパ~作文ほめられたの」(安達祐実)
「私のパパ。私のパパはグッドです。」(安達祐実)
「グッ」(小林稔侍)
「私のパパ。私のパパはグッドです。」(安達祐実)
「グッ」(小林稔侍)
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
「祐実は好きな人いるの?」(母)
「うん、大きくなったらパパと結婚するの!」(安達祐実)
「大きくなったらねぇ~、でママはどうなるわけ?」(母)
「「…」」(小林稔侍&安達祐実)
「うん、大きくなったらパパと結婚するの!」(安達祐実)
「大きくなったらねぇ~、でママはどうなるわけ?」(母)
「「…」」(小林稔侍&安達祐実)
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
1993年に公開された安達祐実の主演映画『REX 恐竜物語』とのタイアップバージョン。
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【CM動画】ハウス食品『咖喱(カリー)工房』小林稔侍・安達祐実
「ずいぶん大きな『ぐ』だね~」(小林稔侍)
「大きな『ぐ』だね~」(安達祐実)
巨大な『ぐ』の形をした雲が通り過ぎていく。
ナレーションの後には、夜空に『ぐ』の形に浮かぶ星たちが…
「大きな『ぐ』だね~」(安達祐実)
巨大な『ぐ』の形をした雲が通り過ぎていく。
ナレーションの後には、夜空に『ぐ』の形に浮かぶ星たちが…
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安達祐実は『咖喱(カリー)工房』以外も、ハウス食品のテレビCMに多く出演している。
「具が大きい」の前には『クリームシチュー星の王子さま』、『白雪姫のホワイトシチュー』、『バーモントカレー』にチョイ役で出演。
「具が大きい」の後には『フルーツインゼリー』、『ふっくらケーキ屋さん』に出演している。
小林稔侍もハウス食品『特選生わさび』に出演しているが、二人が共演したのは『咖喱(カリー)工房』だけである。
「具が大きい」の前には『クリームシチュー星の王子さま』、『白雪姫のホワイトシチュー』、『バーモントカレー』にチョイ役で出演。
「具が大きい」の後には『フルーツインゼリー』、『ふっくらケーキ屋さん』に出演している。
小林稔侍もハウス食品『特選生わさび』に出演しているが、二人が共演したのは『咖喱(カリー)工房』だけである。
1995年には小林稔侍が離脱。
1991~1994年まで母親役は変われど、父親役・小林稔侍と娘役・安達祐実は不動であった。
このCMで知名度を高めた安達祐実はドラマ・映画・CMに続々起用されて、1994年には日本テレビのドラマ『家なき子』で12歳とは思えない演技力を披露し大ブレイク。
『家なき子』は最高視聴率37.2%を記録し、ドラマでのセリフ「同情するならカネをくれ」は新語・流行語大賞にも選ばれるなど社会現象となった。
しかし、1995年に『咖喱(カリー)工房』のCMから小林稔侍が離脱。
飛躍的に知名度を高めた安達祐実をメインに起用しつつ、多くのバリエーションを制作するにつれ徐々に飽きられつつあった状況の打破を狙ったのか、小林稔侍に代わる安達祐実の相手として、母親役に榊原郁恵、家庭教師役に植草克秀が起用された。
このCMで知名度を高めた安達祐実はドラマ・映画・CMに続々起用されて、1994年には日本テレビのドラマ『家なき子』で12歳とは思えない演技力を披露し大ブレイク。
『家なき子』は最高視聴率37.2%を記録し、ドラマでのセリフ「同情するならカネをくれ」は新語・流行語大賞にも選ばれるなど社会現象となった。
しかし、1995年に『咖喱(カリー)工房』のCMから小林稔侍が離脱。
飛躍的に知名度を高めた安達祐実をメインに起用しつつ、多くのバリエーションを制作するにつれ徐々に飽きられつつあった状況の打破を狙ったのか、小林稔侍に代わる安達祐実の相手として、母親役に榊原郁恵、家庭教師役に植草克秀が起用された。
「ん~ちょっと具が大きんじゃないか、具が。」と答える父。(小林稔侍)