すてきな片想い(1990年10月〜12月)
中山美穂主演の月9ドラマ。「東京ラブストーリー」「101回目のプロボーズ」と並び、フジテレビ月9の恋愛三部作のひとつに位置付けられる作品です。中山美穂演じる主人公のよき理解者役として、ドラマを盛り立てています。
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映画でも大活躍
テレビドラマの世界で着実に存在感を発揮するのと並行して、映画にも出演し賞を受賞するなど、女優としての実績を積み重ねていきます。
就職戦線異常なし(1991年公開)
バブル景気にのり売り手市場だったころの就職活動を軸に日本の風潮を描いた作品。主題歌だった槇原敬之の「どんなときも」とともに大ヒットしました。和久井映見はこの映画で、第4回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞受賞を受賞しています。
息子(1991年公開)
椎名誠の小説『倉庫作業員』を原作に、山田洋次が監督・脚本をつとめた社会派ドラマ。本作は、第15回日本アカデミー賞や第65回キネマ旬報ベスト・テンなど、数多くの映画賞を受賞。和久井映見も、日本アカデミー賞新人賞、最優秀助演女優賞を受賞しました。
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初主演ドラマ「夏子の酒」
80年代後半から90年代頭にかけて、数多くのヒットドラマや映画に出演していた和久井映見ですが、ドラマでの初主演を果たしたのは、1994年フジテレビ放送の「夏子の酒」でした。このドラマで共演した萩原聖人とこののち結婚することになります。
夏子の酒 オープニング映像
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絶頂期の三作品
「夏子の酒」での主演をきっかけに、この後フジテレビ・ドラマでの主演が相次ぎます。この時期に主演をつとめた、「妹よ」、「ピュア」、「バージンロード」はどれも高視聴率を獲得します。1994年から1997年にかけたこの時期が、和久井映見の人気が絶頂に達した時期といえるでしょう。どの作品の役も難しい設定で、これらを演じ切れるのは当時彼女をおいて他にいなかったのではないでしょうか。