2020年2月29日 更新

1963年より未来を見据えて　IEEE、おぼえていますか

　技術。人々をより豊かに、より発展させるために必要不可欠なものである。ひとりひとりが独立独歩で技術で磨くこともあるが、現代に入ると大勢の人間が集まり各々の才能と努力を母体に優れた結果を産みだすことも増えてきた。すると需要が増えていくのが《規格》である。その声に応えたものだろうか、1963年アメリカにIEEEが誕生した。

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　IEEEはメダルをくれるよ！と言っても電気電子工学を専門としていないわたしにとっては無縁なもの。まあIEEEは日常には関係無いかな――と思ったらそういうわけでもございません。
　IEEEの活動のひとつに《規格の設定》があります。これがすごい。
　例えばインターネットを使う時にはIEEE 802がローカルネットワークに関する規格として存在している。IEEE 802.1XはLAN接続の認証に関係している。有線でつなぐ時にはIEEE 802.3が関係してくる。無線だとIEEE 802.11になります。
　今だとUSBが主流になってきておりますがひと昔前のプリンターを動かす時に使うケーブル、あのあたりにもIEEE 1284が関係してきます。外付けのCDドライブをつけようというときにもIEEE 1394が登場したものですが、今時はHDDあたりに保存するので見かける機会は減ったかもしれません。

　とはいえ電子あるところにIEEE、電気あるところにIEEEであります。
　意識して探してみると意外なところでIEEEの妖精さんと出会ってしまうかも。

あなたのBluetoothイヤホンにも　IEEE 802.11/b/g

via www.amazon.co.jp

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