ユミハリさんの記事

ジューシィ・フルーツ、テクノポップの未来形

ジューシィ・フルーツ、テクノポップの未来形

近田春夫の作曲した「ジェニーはご機嫌ななめ」は、典型的なテクノポップでありながら、いつ聞いても新鮮で古さを感じさせない楽曲だった。
ユミハリ | 3,212 view
「FLYING KIDS」、初代イカ天グランドキングに課せられたもの

「FLYING KIDS」、初代イカ天グランドキングに課せられたもの

彼らがイカ天のグランドキングとして「幸せであるように」でメジャーデビューをしたとき、アマチュアバンドの新しい時代が始まったと感じた。ただ、同時にそれは大きな十字架を背負うこととおなじだったように思う。
ユミハリ | 5,040 view
「プリンセスプリンセス」<シンデレラ・ドリーム。叶った夢は大きかった。>

「プリンセスプリンセス」<シンデレラ・ドリーム。叶った夢は大きかった。>

「夢は叶えられる」そう信じてバンドを始めた女の子たちがいた。初めは、オーディションを勝ち抜いた寄せ集めのようなバンド。イメージは、大人しめのリーダー(ベース)、負けん気の強い年下のボーカル、ツッパリなリードギター、芯の強そうなドラムス、絵も上手いキーボード。5人で一つ、団結力でもぎ取った夢だったと思う。
ユミハリ | 21,271 view
「レピッシュ」は悪戯好きな子供がそのまま大きくなったようなバンド

「レピッシュ」は悪戯好きな子供がそのまま大きくなったようなバンド

ジャンル分けを嫌って、自らを「ポコチン・ロック」と呼んでいた「レピッシュ」。あの元気なホーンセクションと歩き出したくなるリズムセクションの絶妙なバランスが忘れられない。
ユミハリ | 18,568 view
縦ノリより横ノリを目指したバンド「BO GUMBOS」は昭和の終わりを告げるようにやって来た

縦ノリより横ノリを目指したバンド「BO GUMBOS」は昭和の終わりを告げるようにやって来た

アメリカ南部の都市、ニューオリンズ。そこに生を受けた「ドクター・ジョン」というミュージシャンがいる。2016年2月現在、75歳になる彼が1972年発表した4枚目のアルバム「Gumbo」。「ゴッタ煮スープ」を意味するそのアルバム名に由来するバンド「BO GUMBOS」は、アメリカ南部の血を強く受け継ぎならも、バンド名通りゴッタ煮感に溢れる音楽を残してくれた。昭和が終わろうしていたときにデビューたのは何かの象徴だったのだろうか。
ユミハリ | 5,843 view
あの頃の変なバンドの代表でもあった「有頂天」

あの頃の変なバンドの代表でもあった「有頂天」

1980年代半ば、原宿のホコ天で、インディーズバンドたちが勢いを争った時代。インディーズの代表と言えば「THE WILLARD」、「LAUGHIN' NOSE」、そしてこの「有頂天」。バンドの顔、ボーカルのケラ(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)の特異なキャラと、ケラ自ら主催したインディーズレーベル「ナゴムレコード」の怪?進撃で、80年代を駆け抜けた印象がある。
ユミハリ | 14,899 view
日本のネオ・ロカビリーバンドの代表だった「ヒルビリー・バップス」

日本のネオ・ロカビリーバンドの代表だった「ヒルビリー・バップス」

日本発のネオ・ロカビリーバンド「ヒルビリー・バップス」のデビューから解散、現在までの概要のまとめ。 バンドの活動期間は、1983年-1990年、2004年-現在。 1988年、バンドの人気絶頂期に初代ボーカル宮城宗典が死去。それにより一時的に活動休止を余儀なくされるが、その後宮城の追悼コンサートを行う。2代目ボーカル横山裕高を迎え再始動するも、1990年に解散。2004年からバンド活動を再開している。
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