浜美枝(はま みえ)
キュートなグローバル女優。007は二度死ぬへの出演でボンドガールに。日本女性のイメージアップに貢献した。
以来ドラマ・映画に多数出演。お嬢さんイメージの強い東宝女優としてはもっとも活発な持ち味で、団令子の後継者的なポジションに位置する。女スパイや殺し屋なども(さらには国際謀略団の女帝まで)チャーミングに演じた。中でも、1967年公開の、007シリーズ『007は二度死ぬ』(共演:ショーン・コネリー、丹波哲郎)で、ボンドガール役を演じ、国際的名声を得る。この配役は『キングコング対ゴジラ』を観て浜を知ったスタッフからの若林映子と併せての指名だったという。面接はホテルニューオータニであった。「クレージー映画」の常連マドンナとしても知られ、主に植木等の相手役を務めた。
(出典:Wikipedia)
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via cinema.ne.jp
浜美枝の特撮映画主演作
ゲンと不動明王(1961年) 娘・光子役
ゲンと不動明王(ゲンとふどうみょうおう)
『ゲンと不動明王』(ゲンとふどうみょうおう)は宮口しづえの1958年に発表された児童小説。およびこれを原作とする東宝映画およびNHKこども劇場で1963年4月28日に放送されたテレビドラマなどがある。映画についてはこの項で述べる。
(出典:Wikipedia)
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ゲンと不動明王のストーリー
ゲンとイズミの兄妹は木曽の深い山の中にある、セイカン寺というお寺の子供だ。オッチャンはこの寺の和尚。母親は二人が小さい時に死んでしまった。釣り鐘堂の鐘が転がり落ちた日、村の偉い人たちはオッチャンに嫁をもらうことに決めた。中津町から嫁になってくる人が、男の子は嫌いなためゲンはあららぎ村の雑貨屋の子供に貰われることになった。あららぎ村のクオン寺の和尚さんは、新しい学生服、靴、ランドセルをゲンに餞別として送った。ゲンは、大事な宝の箱からお不動さまのメンチだけをとり、残りの転がし玉などを全部妹のイズミに残して行った。ゲンは毎朝六時におきて床をふいたり学校から帰ると店の番をした。一人ぼっちのゲンは、淋しいのでまえよりもっといたずらっ子になり、おかねさんに叱られた。ゲンは叱られて悲しくなると、クオン寺に行ってお不動さまと話した。お不動さまはメンチのお不動さまと同じ顔だった。ゲンが悲しい時、淋しい時、お不動さまは「弱虫!」とゲンを励ますのであった。だが、おかねさんはゲンがあんまりいたずらするのでセイカン寺に帰すことにした。ゲンがセイカン寺に帰ってくるとイズミは大喜びだった。けれども、ゲンは新しいお母さんにどうしてもなつかなかった。ある日、お母さんがゲンの大事なお不動さまのメンチを捨ててしまった時、ゲンの怒りが爆発「おだいこく!」とどなってしまった。お母さんは怒って中津町に帰ってしまった。ゲンとイズミはお母さんに帰ってもらうため中津町に二人ででかけた。おなかが空いても、夜になっても二人は泣きながら中津町の方へ歩いていった。
(出典:Movie Walker・株式会社KADOKAWA)
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バスの運転手安夫が二人をみつけてセイカン寺に連れ帰った。数日してクオン寺の和尚さんから、お母さんが帰ってくると伝えてきた。だが、ゲンはクオン寺の小僧さんにならなければならなかった。和尚さまと並んだゲンは後をふり返りふり返り小さくなっていった。イズミは、にいちゃんに聞えるようにと、泣きながら、鐘つき堂の鐘を、一生懸命つくのであった。
(出典:Movie Walker・株式会社KADOKAWA)
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娘・光子:浜美枝
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キングコング対ゴジラ(1962年) 桜井ふみ子役
キングコング対ゴジラ
『キングコング対ゴジラ』は1962年8月11日に公開された日本映画でゴジラシリーズの第3作。製作、配給は東宝。カラー、東宝スコープ。上映時間は97分。東宝創立30周年記念作品。
ゴジラが7年ぶりに復活。「怪獣同士の対決」という日本の怪獣映画の流れを決定付けた作品であり、初回興行時の観客動員数は1120万人を記録。当時の歴代邦画観客動員数では『明治天皇と日露大戦争』に次いで第2位の記録であり、ゴジラシリーズ中では歴代最高である。アメリカ製の怪獣であるキングコングが登場する。
(出典:Wikipedia)
ゴジラが7年ぶりに復活。「怪獣同士の対決」という日本の怪獣映画の流れを決定付けた作品であり、初回興行時の観客動員数は1120万人を記録。当時の歴代邦画観客動員数では『明治天皇と日露大戦争』に次いで第2位の記録であり、ゴジラシリーズ中では歴代最高である。アメリカ製の怪獣であるキングコングが登場する。
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キングコング対ゴジラのストーリー
自社提供のテレビ番組「世界驚異シリーズ」の視聴率不振に頭を痛めるパシフィック製薬宣伝部長の多胡は、南太平洋メラネシアに位置するソロモン諸島の一つ・ファロ島に伝わる「巨大なる魔神」が目覚めたという噂を聞きつけ、これを聴取率アップの決定打にしようと企む。提携先のテレビ局員・桜井と古江はたった2人ながらも探検隊に仕立てられ、ファロ島へ行くことになる。乗り気でない桜井だったが、時を同じくして妹のふみ子のフィアンセ・藤田は、新開発の特殊繊維のテストをするためしばらく日本を離れるという。
一方、北極海では海水の温度上昇が始まり、調査のために原潜シーホーク号が国連派遣の科学者を乗せて現地へ向かう。彼らはそこで光る氷山を発見するが、実はそれこそが前作にて氷に埋められ行方不明となっていたゴジラが眠る氷塊だった。復活したゴジラは原潜を沈め、某国基地を破壊した後なおも移動を続ける。生物学の権威・重沢博士は、ゴジラは帰巣本能から日本へ戻ってくると予測し、国内ではゴジラの話題で持ち切りになる。そのおかげで「巨大なる魔神」の影が薄くなり、多胡にとってゴジラはいら立ちの種にしかならないのだった。
(出典:Wikipedia)
一方、北極海では海水の温度上昇が始まり、調査のために原潜シーホーク号が国連派遣の科学者を乗せて現地へ向かう。彼らはそこで光る氷山を発見するが、実はそれこそが前作にて氷に埋められ行方不明となっていたゴジラが眠る氷塊だった。復活したゴジラは原潜を沈め、某国基地を破壊した後なおも移動を続ける。生物学の権威・重沢博士は、ゴジラは帰巣本能から日本へ戻ってくると予測し、国内ではゴジラの話題で持ち切りになる。そのおかげで「巨大なる魔神」の影が薄くなり、多胡にとってゴジラはいら立ちの種にしかならないのだった。
(出典:Wikipedia)
ファロ島に上陸した桜井と古江は、島民たちの間に根強い魔神信仰があり、かつ「巨大なる魔神」が本当に実在することを知る。その日の夜、海から巨大なタコが現れ島は大混乱となるが、そこへ山奥から巨大なる魔神=キングコングが出現し、大ダコを追い払う。コングは島民が用意した赤い汁を飲み干し、島民達が捧げる祈りの歌を聴くとたちまち深い眠りに就いてしまった。桜井はコングを日本へ連れて帰ろうと発案し、これが日本で一大旋風を巻き起こす。ホクホク顔の多胡部長だが、彼は次なる宣伝のアイデアを思い付く。「キングコングとゴジラ、どちらが強いか?」
その頃、藤田を乗せた貨物船が北海道沖でゴジラの潜航波により沈没するという事件が発生し、慌てたふみ子はすぐさま現地へ向かう。だが藤田は一足先に根室港で下船したため命拾いしていた。折しもゴジラは松島湾から上陸し本土を南下している途上で、ふみ子を乗せた特急も運転を中止してしまう。逃げ惑う人々の中で1人はぐれてしまったふみ子を救ったのは、事情を知って追ってきた藤田だった。
(出典:Wikipedia)
その頃、藤田を乗せた貨物船が北海道沖でゴジラの潜航波により沈没するという事件が発生し、慌てたふみ子はすぐさま現地へ向かう。だが藤田は一足先に根室港で下船したため命拾いしていた。折しもゴジラは松島湾から上陸し本土を南下している途上で、ふみ子を乗せた特急も運転を中止してしまう。逃げ惑う人々の中で1人はぐれてしまったふみ子を救ったのは、事情を知って追ってきた藤田だった。
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via embed.gyazo.com
自衛隊によってゴジラ対策が急がれる一方、洋上ではコングが眠りから覚めてしまい、本土へ向けて北上を開始。千葉沖から上陸したコングは、あたかも本能に導かれるように南下するゴジラを目指して進み出す。そしてついに中禅寺湖で初対決する両者だが、緒戦はゴジラの放射能火炎に分があり、悠々と構えるゴジラを前にコングは引き下がるを得なかった。
しかし自衛隊による「100万ボルト作戦」のために急ぎ築かれた首都圏防衛用の高圧線が闘いの行方を思わぬ方向へ導く。これにより電流を苦手とするゴジラの首都圏侵攻は食い止めたものの、キングコングは高圧線に触れたことで、ゴジラへの強力な対抗手段である帯電体質を得たのだ。東京へ侵入したキングコングは電車を掴み上げて女性を1人手にするが、それは避難の最中にまたも藤田とはぐれてしまったふみ子だった。美女にご満悦のコングは警戒網が張られた都内を進行し、ふみ子を手にしたまま国会議事堂へとよじ登る。迂闊に攻撃も出来ない自衛隊だが、駆け付けた桜井はファロ島の音楽と多胡部長が会社で合成させていた赤い汁を装填した麻酔弾を使い、コングを眠らせる作戦を思い立つ。コングは再び眠りに就き、ふみ子も無事救出される。
(出典:Wikipedia)
しかし自衛隊による「100万ボルト作戦」のために急ぎ築かれた首都圏防衛用の高圧線が闘いの行方を思わぬ方向へ導く。これにより電流を苦手とするゴジラの首都圏侵攻は食い止めたものの、キングコングは高圧線に触れたことで、ゴジラへの強力な対抗手段である帯電体質を得たのだ。東京へ侵入したキングコングは電車を掴み上げて女性を1人手にするが、それは避難の最中にまたも藤田とはぐれてしまったふみ子だった。美女にご満悦のコングは警戒網が張られた都内を進行し、ふみ子を手にしたまま国会議事堂へとよじ登る。迂闊に攻撃も出来ない自衛隊だが、駆け付けた桜井はファロ島の音楽と多胡部長が会社で合成させていた赤い汁を装填した麻酔弾を使い、コングを眠らせる作戦を思い立つ。コングは再び眠りに就き、ふみ子も無事救出される。
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そしてコングは藤田の開発した特殊繊維を使い、富士山麓へ運搬されることが決まった。そこには都心を回避して移動していたゴジラの姿が。再び合いまみえた両雄は、激しい戦いを繰り広げる。
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桜井ふみ子:浜美枝
via i3.gensun.org
中学卒業後、東京急行電鉄自動車部(現在の東急バス)に入社。バスガール(車掌)をしていた所を抜群にスタイルが良かったのでスカウトされた。本人は全くその気が無かったが、東宝側がバス会社と話をつけ、女優契約させられた。
1960年、16歳の時に映画『若い素肌』で女優デビューし、同年には同い年の星由里子、田村奈巳と共に「東宝スリーペット」(命名者は夏木陽介)として大々的に売り出される。