国民的人気漫画「こち亀」が今月17日で連載を終了!
今年は40周年のメモリヤルイヤーということで、ジャンプの背表紙には毎週両さんが登場し、浅草花やしきとのコラボ企画「浅草亀やしき」も開催された。
また、ラ・サール石井による記念舞台や日本橋高島屋で開催する「こち亀展」、久々の新作アニメなどもこれからスタートする状況だった。
連載が終了することについて、作者の秋本治(63)は、「びっくりさせて申し訳ないです。200巻は作家にとって勲章みたいなもの。両さんの引き際としては、200冊残して、40周年で祝ってもらって、スッと消えるのが、やっぱり一番いい大団円」とコメント。
「こち亀連載終了」のニュースはNHKでも取り上げられ、葛飾区長もこち亀の長年にわたる葛飾文化の発信に対して、感謝のコメントを発表した。まさに国民的人気漫画を印象付ける発表となった。
秋本のコメントによると、「『こち亀』のネタはまだまだ沢山あります。でもやっぱり両さんはこれで一区切りつけて、機会があれば時々遊びにいくぐらいはいいかなと思ってます」とのことだ。
これからも両さんの活躍を見る機会に恵まれることを期待したい。
≪「こち亀」の連載終了は、Twitterでも話題に!≫
秋本先生のメッセージ、よく読むと、「週刊連載終了」とは書いてあるけど、「最終回」とは一言も言ってないな…。ページ最後のカウントダウンも「こち亀40周年記念号」だし…こりゃやっぱ「週刊連載終了(最終回とは言ってない)」なのであろうか。 pic.twitter.com/RedlCLRIwY
— 神無月久音 (@k_hisane) September 3, 2016
こち亀が…今月で連載終了する…!?超こち亀で花道たちが「久々のジャンプはキンチョーするな」「オッサンがいてくれて良かったぜ」と言っていた気持ちが痛いほど分かる。ジャンプを捲れば何時でも其処にはこち亀が待っていてくれた。お疲れ様でした pic.twitter.com/cJ3LUh95Ff
— 染 (@osome03) September 3, 2016
こち亀が無いジャンプはジャンプじゃないって思うくらい好きだったわ〜^ ^
— Hirokazu Sato (@DearsHiro0212) September 5, 2016
9/18のアニメも絶対見るぞ〜!
両さんありがとう!おつかれさまでした! https://t.co/cLfMZVk4tZ #こち亀 #こち亀よ永遠に
両さんが「こち亀」の主人公になったのは、偶然だった!
40年における週刊連載で一度も休載せず、「少年誌の最長連載記録」のギネス世界記録の保持、更新を継続中だった。
元々は秋本治(本名)のペンネームではなく、『がきデカ』で知られる人気漫画家・山上たつひこをもじった「山止たつひこ」のペンネームでスタート。それは、編集サイドも秋本本人も、この作品がここまで人気となり、長寿連載になるとは思っていなかったからだった。
また、当初の主人公は両さんの後輩である中川圭一だった。
秋本がアメリカ映画のポリスアクションに憧れていたこともあり、物語もニューヨーク・ポリスものを構想していた。
ところが、アイデアに煮詰まり、脇役で考えていた日系ポリスマンを動かしてみたところ筆が進み、それが後に両津勘吉になった、というのはファンの間では有名なエピソードだ。