【訃報】生涯現役を貫いた劇画家・植木金矢さん(97)死去。
時代劇画家として知られる植木金矢さんが、老衰のため10月11日に亡くなっていたことが明らかとなりました。97歳でした。
第一報はこちらです。
鎌倉在住の漫画家・植木金矢先生、老衰により97歳にて永眠。
— はる坊の雑記 (@harubou_room) October 22, 2019
生涯現役を貫かれ『月刊コミック乱』12月号に作品が掲載されるのは、本当にすごいのひとことです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
描かれた絵が古くならないのに感銘を受けます。 pic.twitter.com/umgNst6UOk
植木さんは1921年、山形県生まれ。1945年のデビュー以来「風雲鞍馬秘帖」などの劇画作品を多数手掛け、昭和中期の人気劇画家として特にチャンバラを得意としていました。生涯現役としても知られており、10月28日に発売される「コミック乱」の12月号では最新作「茜の空に涙を」を掲載。遺作となったその作品にも注目が集まっています。
植木金矢さんの描く、昭和を彩った時代劇画の数々!!
昭和中期の少年誌に親しんだ方であれば、知らない人はいない植木さん。ここでは、彼が遺した作品の数々を画像でご紹介したいと思います。
「三日月天狗」
「柳生一族の陰謀」
「チャンバラに魅せられて」
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「新選組」
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「竜馬をかえせ―幕末血風録」
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いかがでしたでしょうか?得意とするチャンバラはもちろん、「新選組」「坂本龍馬」といった歴史上の偉人も題材としており、その圧倒的な画力に引き込まれます。生涯現役で劇画の傑作を輩出し続けた植木さんに敬意を表するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。