初代『ゴジラ』が話題に
それから何と68年も経ちましたが、いまだにその魅力は色褪せてないように思われます。映像の美しさ、ゴジラの恰好良さと恐ろしさ。
子供の頃にはまったく気が付きませんでしたが、そのメッセージ性も高く評価されています。子供にガイガーカウンターを向ける一連のあのシーンは、個人的に強く印象に残っています。
続編が何本も作られ、ハリウッドへも進出し、そして2016年には庵野秀明監督による『シン・ゴジラ』が制作されました。
そのすべての始まりである初代『ゴジラ』なのですが、いままた話題になっているようです。
その理由にはふたつあるのですが、まずはボードゲームからご紹介しましょう。
『Kaiju on the Earth LEGENDS ゴジラ』
『Kaiju on the Earth』シリーズ特報!
発売するのはオリジナルゲームの他、海外ゲームの日本語版を制作しているアークライト。
ゲームをデザインしたのは「カワサキファクトリー」の川崎晋氏と、「Kaiju on the Earth」の方々です。
カワサキファクトリー
その活動は2003年から始まり、現在まで40を超えるゲームを制作しています。これまでの代表作には『ワードウルフ』があります。
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Kaiju on the Earth
その特色は、毎回ゲームデザイナーが違うこと。
2019年の「ボルカルス」は上杉真人氏。
2020年の「レヴィアス」は金子裕司氏。
2021年の「ユグドラサス」は林尚志氏。
ですから「Kaiju on the Earth LEGENDS ゴジラ」は新しいブランドである「Kaiju on the Earth LEGENDS」シリーズの第1弾であり、初のコラボレーション作品と言えるでしょう。
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『Kaiju on the Earth LEDENDS ゴジラ』のルールは?
怪獣(もちろんゴジラです)は1人、そして残りのプレーヤーが人間側です。
人間側は東京、埼⽟、千葉、神奈川の知事になって、協力しながら被災者をより遠くまで退避させることが目的となります。
ラウンドは「状況確認フェイズ」「怪獣予兆フェイズ」「避難計画フェイズ」「怪獣実行フェイズ」「避難実行フェイズ」そして得点計算に分かれています。
ルールを読んでみてまず面白いと思ったのは「避難計画フェイズ」には制限時間がたった2分しかないこと。
この短い時間で知事同士で話し合い、一人でも多くの避難者を救うために避難経路を決定しなければいけないのです。
きっと意見が食い違ったまま時間は無常に過ぎていき…みたいな手に汗握る展開になるのでしょう。
ルールは少し難しい印象ですが、それでも対象年齢は10歳以上。『初代ゴジラ』を再現しながらも、シンプルなルールに落とし込み、数ラウンド遊べば流れは理解できるだろうとのことです。
もちろん「オキシジェン・デストロイヤー」も登場しますよ!
プレイ時間は50分から70分となっています。
『Kaiju on the Earth LEGENDS ゴジラ』情報
プレイ時間:50~70分
対象年齢:10歳以上
価格:6930円(消費税込)
発売元:株式会社アークライト
そして初代『ゴジラ』リメイク映画制作の噂が
そこには「山崎貴監督『超大作怪獣映画』撮影が決定!!」という文字がおどっていたからです。
山崎貴監督と言えば『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』で有名な監督ですね。
そしてこの東宝の新作『超大作怪獣映画』の作品概要には、このような記述があったのです。
『映画の時代設定 1945〜47年戦後の日本』
こ、これは!?