スタジオジブリの概要
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長編アニメーション映画の制作を主力事業としているが、1990年代中期以降、短編作品の制作および実写作品の企画を手がけている。また、日本国外のアニメーションの公開やDVD発売、『熱風』という小冊子の発行を行う出版事業、加えて音楽事業も行っている。
「スタジオジブリ」の名称は、サハラ砂漠に吹く熱風(ghibli)に由来しており、第二次世界大戦中のイタリア・カプローニ社の偵察/爆撃機の名前でもある(CAPRONI Ca309 GHIBLI)。
風の谷のナウシカ
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『風の谷のナウシカ』(かぜのたにのナウシカ)は、トップクラフト制作の日本のアニメーション映画。1984年3月11日より東映洋画系で公開された。宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作。『アニメージュ』に連載していた宮崎の同名漫画(『風の谷のナウシカ』)を原作とする。原作の単行本全7巻から見ると、序盤に当たる2巻目の途中まで連載された時点での作品であり、映画公開後に連載を再開した漫画とは内容が異なる。
アニメージュを発行する徳間書店と広告代理店の博報堂による製作委員会方式で映画化され、宮崎自身が監督・脚本を手がけた。高畑勲・鈴木敏夫・久石譲ら、のちのスタジオジブリ作品を支えるスタッフが顔を揃えている。キャッチコピーは「少女の愛が奇跡を呼んだ」。
天空の城ラピュタ
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『天空の城ラピュタ』(てんくうのしろラピュタ)は、スタジオジブリ制作の宮崎駿監督の長編アニメーション作品。
監督である宮崎の小学校時代に考えていた架空の作品が骨子となっており、原作となる作品が存在しない初のアニメオリジナルの監督作品である。
「ラピュタ」という名称はスウィフトの『ガリヴァー旅行記』に登場する、空を飛ぶ島にある王国「ラピュタ王国(en:Laputa)」からとったもの。劇中に空飛ぶ島の物語を空想した人物としてスウィフトの名前も出てくるが、名前の借用以外は『ガリヴァー旅行記』との関連はない。19世紀後半、産業革命期のヨーロッパを元にした架空世界での冒険を描く。
となりのトトロ
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『となりのトトロ』は、スタジオジブリ制作の日本の長編アニメーション作品。昭和30年代前半の日本を舞台にしたファンタジー。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ、メイ姉妹と、“もののけ”とよばれる不思議な生き物「トトロ」との交流を描く。
1988年4月16日に東宝系で日本公開された。観客動員数は約80万人。封切り時の併映は高畑勲監督作品『火垂るの墓』だった。配給収入は5.9億円と『風の谷のナウシカ』を大きく下回ったが、キネマ旬報の「日本映画ベストテン」第1位など、各種日本映画関係の作品賞を獲得。1989年4月28日以降、テレビ放映も繰り返し行われた。
キャッチコピーは「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」と「忘れものを、届けにきました」のふたつ。前者は糸井重里によるもの、後者は同時上映された『火垂るの墓』との共通コピーである。
魔女の宅急便
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『魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん、英題:Kiki's Delivery Service)は、スタジオジブリ制作の日本の長編アニメーション作品である。アニメーション映画として1989年(平成元年)7月29日から東映系で公開された。原作は角野栄子の児童書『魔女の宅急便』(第1巻)。
監督は宮崎駿。宮崎が監督を務めたスタジオジブリの長編映画としては初の、他者の原作による作品であり、宮崎が『ハウルの動く城』の監督に就くまで15年間にわたって唯一の作品であった。主題歌には荒井由実の楽曲が採用された。公開時のキャッチコピーは、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」(糸井重里)。
もののけ姫
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『もののけ姫』(もののけひめ)は、宮崎駿によるスタジオジブリの長編アニメーション映画作品。1997年(平成9年)7月12日公開。宮崎が構想16年、制作に3年をかけた大作であり、興行収入193億円を記録し当時の日本映画の興行記録を塗り替えた。
映画のキャッチコピーは「生きろ」。主題歌「もののけ姫」(作詞 - 宮崎駿 / 作曲・編曲 - 久石譲)を歌う米良美一は、女性のような高い声で歌うカウンターテナーが話題になり、この作品によって広く認知されるようになった。声優は『平成狸合戦ぽんぽこ』のおキヨの石田ゆり子、『紅の豚』のマンマユート・ボスの上條恒彦、『風の谷のナウシカ』のナウシカの島本須美とアスベルの松田洋治と言った過去のジブリ作品にも出演した者が起用されている。
スタジオジブリの今後
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アニメーション映画、テレビCM、テレビ映画、実写映画等の企画・制作