90年代を代表する大ヒットドラマ「ER緊急救命室」。医療ドラマの原点となったその魅力とは?
2019年6月18日 更新

90年代を代表する大ヒットドラマ「ER緊急救命室」。医療ドラマの原点となったその魅力とは?

今や、医療ドラマは数多くありますが、その原点ともいえるのが、アメリカの医療事情を魅力的に描いた「ER緊急救命室」。日本含め世界でも大ヒットとなったその魅了をおさらいしましょう。

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90年代に世界中で大ヒットを記録した医療ドラマ「ER緊急救命室」。

日本での放送はNHKで、そしてBS2で全15シーズンが放送されました。BShiでもシーズン12まで放送され、CSでも過去のシーズンが再放送されています。 さらに2011年には、WOWOWプライムでシーズン1から再放送されています。

この時点でも、いかに日本で人気があったかわかりますよね。

そして、このドラマにはいまではすっかりスターとなった俳優も様々な形で出演しているんですよ。

では、この魅力たっぷりのドラマ「ER緊急救命室」を振り返ってみましょう。


医療ドラマと言えば「ER緊急救命室」っていうけど、どんなドラマなの?

ER season 1 opening

今では数多くの医療ドラマが制作、放送されていますが、それら医療ドラマの原点ともいえるのが、「ER緊急救命室」でしょう。
日本もこのドラマに影響を受け、「救命病棟24時」のような医療ドラマが制作されるようになりました。

このドラマは、1994年アメリカのNBCで放送開始されたテレビドラマシリーズで、2009年4月まで15シーズン、331エピソードが放送されました。

初期シーズンはアメリカでほぼ毎週視聴率はトップクラス、NBCを黄金時代へと導きました。
その後、日本でも放送が開始され、人気が上昇します。

NHK深夜放送にも関わらず、高視聴率をマークしました。

しかし、ジョージー・クルーニーなど初期の主演俳優が降板し、その後長くメインキャラクターを演じていたノア・ワイリーも抜けてしまうと視聴率は大きく低下し、残念ながら2009年にシーズン15で終了となりました。

シカゴの総合病院のER(緊急救命室)を舞台に繰り広げられる、人間関係、恋愛、人生など毎回緊迫感があるストーリー見どころです。

「ER緊急救命室」の登場人物を紹介。あのハリウッドスターも出演!

シーズン1

シーズン1

左から:ベントン、キャロル、ロス、カーター、グリーン、
前列:スーザン  
では、ここでドラマ「ER緊急救命室」のキャラクターを順番にご紹介していきます。

●マーク・グリーン(シーズン1 - 8・15)演:アンソニー・エドワーズ
ERスタッフドクターで、初期シーズンの中心キャラクターの一人でロスの親友。
優しく誠実な人格者で腕前も確か。患者やスタッフからの信頼は厚い。シーズン7で脳腫瘍の手術をしたが、シーズン8で再発したためERを退職し、余生をハワイで過ごす。

●ダグラス・ロス (シーズン1 - 5・15、recurring シーズン6)演:ジョージ・クルーニー
親友グリーンより3歳上。ER所属の小児科スタッフドクターで、強い正義感を持っている。
プレーボーイだが、のちにキャロルと結ばれる。上司との対立や自身の問題行動が重なり、ER去る。

●ジョン・トルーマン・カーター (シーズン1 - 11・15、recurring シーズン12)演:ノア・ワイリー
大財閥の創業者の孫で、両親の反対を押し切り医師になる。医学部3年生の時研修でERにやってくるところからスタート。代表的なシーンは、研修初日に酷い傷を見て迷走神経反射を起こしたシーン。外科のサブ・インターンから始まり、シーズン9ではスタッフドクターになり、ERを支える中心的存在に。

●ピーター・ベントン(シーズン1 - 8・15) 演:エリク・ラ・サル
外科医。ERにやって来たカーターの教育係で、カーターの師。カーターが薬物依存になった時は彼を支えた。シーズン8でERを去る。

●キャロル・ハサウェイ(シーズン1 - 6・15)演:ジュリアナ・マルグリーズ
実直で正義感が強い看護師長。ロスと結ばれ、テスとケイトの双子をもうける。ロスが去った後
もしばらくERに勤務するが、最終的にはシアトルのロスのもとへ行くため、ERを去る。

●スーザン・ルイス(シーズン1 - 3・8 - 12・15)演:シェリー・ストリングフィールド
登場時は一般内科外科のレジデントで、心臓外科医を目指していた。シーズン8でスタッフドクターになるが、終身在職権を希望したが見送られたことで、アイオワ市の病院で終身在職権を獲得し、ERを去った。

以上が、初期からのメンバーになります。
写真の顔も、さすがにシーズン1ともなるとみなさん若いですね。
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上段左から:アビー、チェン、ロマノ、コバッチュ、
下段左から:ウィーバー、カーター、グリーン、ベントン、コーディ
ここからはシーズン2以降に登場したメンバーをご紹介しますね。

●ジェニー・ブレ(シーズン2 - 6、recurring シーズン1・14)演:グロリア・ルーベン
シーズン2からレギュラーになった理学療法士。
一時ベントンと不倫関係となるが、後に元夫を介してHIVに感染していたことが判明する。病院の財政難のため、一時解雇されてしまうが、HIV患者支援団体の協力で復職する。

●ケリー・ウィーバー (シーズン3 - 13・15、recurring シーズン2)演:ローラ・イネス
シーズン3からレギュラーになったERスタッフドクター。そのまま、ER部長(代理)から診療部長になる。シーズン7で自分が同性愛者であると認識する。右足に障害があり常に杖を使用していたが、シーズン12で手術を受ける。シーズン13で医療系テレビ番組のリポーターとしてスカウトされたため、ERを去りフロリダのテレビ局へ。

●エリザベス・コーデイ(シーズン4 - 11・15)演:アレックス・キングストン
シーズン4より登場したイギリス出身の外科フェロー。サバサバした性格の優秀な外科医。後に親しくなったグリーンと結婚しエラをもうける。ウィーバーや外科医ドゥベンコとの確執、夫やロマノの死などのストレスからERを去ってイギリスに戻った。

●ルーシー・ナイト(シーズン5・6)演:ケリー・マーティン
医学部3年生として登場し、カーターに師事。シーズン5後半では精神科とERの実習を平行する。注意欠陥障害がある。ERのスタッフ皆から愛されていたが、シーズン6半ばで、精神分裂症患者ポール・ソブリキに刺され、一時は意識を取り戻したが、合併症による肺塞栓で死亡した。

●ロバート・ロマノ(シーズン6 - 10、recurring シーズン4・5・15)演:ポール・マクレーン
シーズン4から準レギュラーで、シーズン6からメインキャストに。優秀な外科医だが性格の問題でERからはかなり嫌われていた。刺されたルーシーの救命手術を担当した。シーズン10救急ヘリの下敷きとなるという悲惨な最期を遂げる。

●ルカ・コバッチュ (シーズン6 - 15)演:ゴラン・ヴィシュニック
臨時ドクターとしてERに勤務し、後にERスタッフドクターとして正式に採用される。一時はキャロルと、その後アビーと付き合う。シーズン10ではカーターとダルフールの難民キャンプへ医療活動のために向かう。カーターがERを去ったのちは主役格。シーズン14からはゲスト的な存在となる。シーズン15でアビーとジョーと共にボストンに移った。

●アビー・ロックハート シーズン6 - 15)演:モーラ・ティアニー
産科の看護師として、キャロルの出産に関わり、後に医学生としてインターンそしてレジデントとなる。。コバッチュとくっついたり離れたりを繰り返し、シーズン15で退職し、コバッチュ、ジョーと共にボストンへ向かった。

このドラマは、途中で亡くなったり、ERを立ち去ったりと、主要メンバーだった人がいなくなってしまうことも多く寂しい時もありますが、同時に新しいメンバーも入り、そのメンバー一人一人にちゃんとストーリーがあるというのも魅力の一つなのではないでしょうか。

そして、みなさん最終シーズンのシーズン15には、何だかの形で登場してくれるのも、ファンにとっては嬉しいですよね。

「ER」の緊張感あふれるストーリーとドラマの魅力

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ここまで、ドラマの登場人物の紹介をいたしました。
このドラマは、とにかく登場人物が多くここでは全員をご紹介できないので、メインとなるキャラクターのみご紹介しました。

これだけでも十分多いですが、ドラマを見ていた方にはどのキャラクターもなじみのあるキャラクターなのではないでしょうか。

では、これらのキャラクターをふまえて、ストーリーについてみていきましょう。

舞台はシカゴ近郊のカウンティ総合病院(架空)にある「ER緊急救命室」。
そのERの中で患者に対して行う様々なの医療行為、ドクターとナースが患者に真摯に向き合う姿勢、人間関係のトラブル、嫉妬、確執など、ERで様々なドラマが繰り広げられます。

また、エピソードの中には、ドラッグ、銃、人種差別、HIV感染などシリアスな問題も取り上げられていて、そこは日本の医療ドラマにはなかなか見られないアメリカならではのストーリーですね。

時には、メインキャラクターがERを立ち去ったり、病気で亡くなったり、事故で亡くなったり、悲しいエピソードも…。

全体を通して、途中で見るのをやめることができない面白さが魅力です。

また、このドラマでは「ER」という緊急を要する医療現場での緊張感や迫力が臨場感たっぷりに、スピーディに描かれています。
一分一秒を争うような現場で、一人一人の患者に真剣に向き合い、命を助ける、医療従者も納得するほどリアルに描かれているのが、このドラマの最大の魅力です。

そして、一人一人のドクターやナースが素晴らしい技術を持ち、とても優秀であるにも関わらず、プライベートとなると視聴者一人一人と同じように、様々な悩みを抱え、日々自分と戦っている、その姿に多くの視聴者が親近感をもってしまうのかもしれませんね。

ちなみに、シーズン1から出演していた、ロス先生役のジョージー・クルーニーは、このドラマがきっかけで大ブレイク!
いまや、ハリウッドを代表するスターになりました。

このドラマがなかったら今のジョージー・クルーニーはいなかったそうです。
というのも、この「ER」のドラマのオーディションに合格しなかったら、役者を辞めようと思っていたらしいのです。

ところが、見事オーディションに合格、そしてドラマも大成功!
今のジョージー・クルーニーの成功は、ドラマ「ER緊急救命室」の成功あってこそなんですね。

90年代を代表する医療ドラマ、「ER緊急救命室」。
もう一度、最初から見始めてみると面白いかもしれませんね。
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