2020年11月30日 更新
【訃報】「ダース・ベイダーの中の人」を演じた俳優、デビッド・プラウズさん死去。
70年代から現在に至るまでSF映画の金字塔として君臨する「スター・ウォーズ」シリーズにて、ダース・ベイダー役を務めた俳優デビッド・プラウズさんが28日、イギリス・ロンドンの病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。
【訃報】「ダース・ベイダーの中の人」を演じたデビッド・プラウズさん死去。
70年代から現在に至るまでSF映画の金字塔として君臨する「スター・ウォーズ」シリーズにて、ダース・ベイダー役を務めた俳優デビッド・プラウズさんが28日、イギリス・ロンドンの病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。85歳でした。
第一報はこちらです!
プラウズさんは1935年、イギリス・ブリストル生まれ。ボディビルやウェイトリフティングの選手を経て、198cmという長身を活かし俳優へ転向、「007 カジノ・ロワイヤル(1967年)」「時計じかけのオレンジ(1970年)」といった作品に出演した後、1977年には「スター・ウォーズ」にてダース・ベイダー役を担当。以降1983年公開の「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」まで“ダース・ベイダーの中の人”を演じていました。SNS上では「あなたのおかげでスター・ウォーズは輝いていた」といった追悼のコメントが相次いでいます。
デビッド・プラウズさんの訃報で思い出す「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」
デビッド・プラウズさんの演じたダース・ベイダーを象徴するものとして欠かせないのが、そのテーマソング「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ、インペリアル・マーチ)」ではないでしょうか。「ジョーズ」「E.T.」「インディ・ジョーンズ」などでも有名な作曲家、ジョン・ウィリアムズが作曲した楽曲であり、ダース・ベイダーの悪役らしさを演出する名曲として、スター・ウォーズの本編を観たことがない人でも聞き覚えがあるかと思います。
皆さん聞き覚えがあるはずです!
帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)
日本では替え歌も登場!
「帝国のマーチ」ですが、映画がヒットしたことにより巷では曲の知名度が急上昇、メロディを利用した「牛乳と~コッペパン~コッペパン」「帝国は~とても~強い」といった替え歌が流行し、80年代後半には漫画「気まぐれコンセプト」で紹介されたことにより、替え歌までもが全国的な知名度を得ることとなりました。
90年代には「電波少年」で使用される!
また90年代に入ると、日本テレビ系列で放送された「進め!電波少年」にてプロデューサーの土屋敏男(Tプロデューサー)が登場する際に同曲が使用されていました。出演者に対して無理難題を強いるその悪役的な立ち振る舞いと「帝国のマーチ」の親和性は抜群であり、「スター・ウォーズ」の映画を観たことのない世代にとっては、Tプロデューサーのテーマソングとして浸透していた感もあります。
このように、世代を超えて存在感のあった「ダース・ベイダー」。その中の人を演じていたプラウズさんの功績は、これからも語り継がれていくことでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
「ダース・ベイダーの中の人」に名乗りを上げたい方はこちらで!
「帝国のマーチ」はCD化されてます!
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