懐かしのアルコール飲料(酒)、サントリー『タコハイ』
親しみやすいタコボーイのイラストと、飲みやすい味と価格から大ヒット!
1983年にサントリーから発売されたアルコール飲料『タコハイ』。
『タコハイ』名前の由来や懐かしいCM動画、現在の販売動向。
さらにアニメ『マクロス』ファンならお馴染み『タコハイミサイル』登場シーンもご紹介♪
1983年にサントリーから発売されたアルコール飲料『タコハイ』。
『タコハイ』名前の由来や懐かしいCM動画、現在の販売動向。
さらにアニメ『マクロス』ファンならお馴染み『タコハイミサイル』登場シーンもご紹介♪
via i.imgur.com
酎ハイブームから生まれた『タコハイ』
1980年頃、当時は焼酎の製造免許を取得していなかったサントリーは、実際は甲類焼酎の「サントリー樹氷(じゅひょう)」をスピリッツ規格の「マイルド・ウォッカ」と称して販売していた。
そこに、居酒屋ブームと酎ハイブームが到来。
サントリーは、樹氷の消費拡大を狙って『タコハイ』の名称で飲み方を提案し、缶入り飲料『サントリー樹氷 タコハイ』を発売した。
なお、サントリーはのちに焼酎の製造免許を取得し、名称も「サントリータコハイ」に変えている。
そこに、居酒屋ブームと酎ハイブームが到来。
サントリーは、樹氷の消費拡大を狙って『タコハイ』の名称で飲み方を提案し、缶入り飲料『サントリー樹氷 タコハイ』を発売した。
なお、サントリーはのちに焼酎の製造免許を取得し、名称も「サントリータコハイ」に変えている。
なぜ、『タコハイ』の名前になったのか?
1982年に女優の田中裕子を起用して、企画制作されたサントリー樹氷のCM「タコなのよ、タコ。タコが言うのよ。」が放映されて評判を呼んだ。
樹氷をそのまま酎ハイベースにし、『酎ハイ』に対抗し『タコハイ』という名称にした。
「タコ」というフレーズを使った理由として、CMを企画したコピーライターの仲畑貴志は「嫁入り前の年齢になったいいとこの娘さんを持った父親をイメージしていたら、当時の雰囲気と簡潔な表現を求めてゆく内に、結果としてタコに行き着いた」と語っている。
樹氷をそのまま酎ハイベースにし、『酎ハイ』に対抗し『タコハイ』という名称にした。
「タコ」というフレーズを使った理由として、CMを企画したコピーライターの仲畑貴志は「嫁入り前の年齢になったいいとこの娘さんを持った父親をイメージしていたら、当時の雰囲気と簡潔な表現を求めてゆく内に、結果としてタコに行き着いた」と語っている。
【動画】サントリー樹氷CM 田中裕子(1983年)
田中裕子はタコハイのCMにも出演し、双方ともに大ヒットを記録したこともあり、快進撃を続けたサントリーの1980年代の業績に大きく携わった影の立役者とも言われている。
via www.youtube.com
親しみやすいキャラクターのタコボーイ
『タコハイ』のキャラクター、タコボーイ
缶や瓶に描かれ、CMにも出演していたキャラクター、タコボーイのイラストは「ひこねのりお」作。
一見、人間のような体型をしているが、袖と裾から2本ずつの手足が出ており、計8本とちゃんとタコの手足を再現している。
一見、人間のような体型をしているが、袖と裾から2本ずつの手足が出ており、計8本とちゃんとタコの手足を再現している。
via i.imgur.com
ひこねの作品は同じくサントリーの「パピプペンギンズ」や「カールおじさん」(明治製菓)など、CMを離れて独立したキャラクターとして支持されるものが多い。
サントリーCANビールのキャラクター、パピプペンギンズ
松田聖子が歌うCMソング『SWEET MEMORIES』や可愛らしいイラストで話題を呼び、後にペンギンズ・メモリー 幸福物語』として映画化された。
80年代大ヒット!サントリーCMキャラクター『パピプペンギンズ』
80年代に大ヒットしたCMキャラクターといえばサントリーCMの『パピプペンギンズ』!CMだけでなく、映画化もされ、グッズも大人気!懐かしのキャラクターを思い出してみましょう!
懐かしい『タコハイ』のCM動画
【動画】CM サントリー『樹氷 タコハイ』(1984年)
via www.youtube.com
【動画】CM サントリー『樹氷 タコハイライト』(1984年)
通常7%のアルコールを4%まで下げた『タコハイライト』のCM。
サントリーリザーブウイスキーの後、0:30あたりから。
田中裕子が出演していた時期のCM音楽は、当時まだBOØWYがブレイクする以前だった布袋寅泰が手掛けていたという。
サントリーリザーブウイスキーの後、0:30あたりから。
田中裕子が出演していた時期のCM音楽は、当時まだBOØWYがブレイクする以前だった布袋寅泰が手掛けていたという。
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【動画】CM サントリー『タコハイ』(1985年)
レモンライム味を新発売した際に制作された、タコボーイを前面に打ち出したCM。
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【動画】CM サントリー『タコハイの素』(1985年)
1985年頃には、あらかじめ味がつけられたエキスに、ソーダを加えるだけでタコハイが楽しめる「タコハイの素」が発売されていた。
味はプラムとレモンライムの2種類。
味はプラムとレモンライムの2種類。
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最初は180ml缶で販売、のちに容量が上がり200ml缶に替わった。
その後、300mlボトルなど様々なバリエーションで販売されていた。