World’s Strongest Man ストロンゲストマン歴代王者 Who is King?
2021年7月17日 更新

World’s Strongest Man ストロンゲストマン歴代王者 Who is King?

1980年代、映画「フラッシュダンス」に代表されるエアロビクスブーム。その後、シルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーのマッチョブーム。そして現在は、細マッチョ。マッチョとは本来、「男性的な強靱さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性」という意味。毎年開催されている「World's Strongest Man(ワールドストロンゲストマン)」は、世界の力自慢が集う「本物の男をみせてやるぜ!」的イベントである。

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The World’s Strongest Man Classics 2001: Karlsen takes one step closer to the title

スヴェン・カールセン(Svend Karlsen)
ニックネームは「バイキングパワー」
パワーリフターとして、30のノルウェー記録、3つのヨーロッパの記録、1つの世界記録。
その後、ボディービルを追求。
国内チャンピオンとなり、世界大会でも2位になると、ボディービルのメッカであるカリフォルニアに移住。
1996年、ストロンゲストマンに初出場し、予選落ち。
1997年、決勝に進出するも、スクワット競技のウォームアップ中に、ハムストリングを断裂。
1998年、不出場。
1999年、3位。
2000年、2位。
2001年、ようやく優勝。

ベンチプレス 260kg
スクワット 400kg
デッドリフト 412.5kg

スヴェン・カールセン自身は、自らの最高のトレーニング記録を

デッドリフト 400kg×3

だといっている。

2002年、2003年、マリウス・プッツナウスキー(Mariusz Pudzianowski)

Mariusz Pudzianowski - TRAINING.

マリウス・プッツナウスキー(Mariusz Pudzianowski)

186cm
130kg

190cm以上が当たり前のワールドストロンゲストマンコンテストで5回優勝した、小さくて巨大な筋肉の塊。

ベンチプレス 290kg
スクワット 380kg
デッドリフト 415kg

ニックネームは
「ドミネーター(Dominator)」
「スーパーマリウシュ(Super Mariusz)」
「パイソン(Pyton)」
「プジラ(Pudzilla)」
ポーランドのビャワラフスカ(ポーランド中部、ウッチ県ラワ郡の村)生まれ。
父、ウォジチェは、重量挙げ選手。
11歳、極真空手の修行を開始
(現在4級、緑帯)13歳、ウエイトトレーニング開始。
15歳、ボクシング
(7年継続)
16歳、ベンチプレス、160㎏。
18歳、ベンチプレス、205㎏。
1999年、ポーランドで開催されたストロングマンコンテストに出場。
2000年、ワールドストロングマンコンテストで4位。
暴行罪で19ヵ月間、ウォビチ刑務所に服役。
「18歳の少年を虐待している地元のマフィアのボスを止めたかった」
というが、相手は、暴行を受け、ゴールドのチェーンを盗まれたと主張した。
2001年、服役のため、出場できなかったが、
2002年、ワールドストロングマンコンテストで初優勝。
2003年、2連覇。
2004年、3位に終わった後、ドーピング違反で失格。
賞金は返還。
1年間の出場禁止。
2005年、3度目の優勝。
2006年、2位。
2007年、4度目の優勝。
2008年、5度目の優勝(史上初)
2009年、2位になった後、ストロンゲストマンは引退し、総合格闘技に挑戦することを表明。

★ Mariusz Pudzianowski KSW Best Moments ★

2009年12月11日、ポーランドの格闘技イベント「KSW 12」で格闘家デビュー。
いきなりメインイベンターだった。
試合前、
「Lewarękaniesiezasobąśmierć、prawejsamsięboję.
(左手は死をもたらし、右手は私でさえ恐れている」
といっていたパンチをMarcin Najmanにヒットさせ、43秒で勝利した。

2004年 バジル・ヴィラステュク(Vasyl Virastyuk)

A Tribute to Vasyl Virastyuk

バジル・ヴィラステュク(Vasyl Virastyuk、ウクライナ語:ВасильВірастюк)

190.5cm
145kg

10歳で陸上競技を開始し、体育大学を卒業後、2年間、ウクライナ軍に入った。
1994年、砲丸投げで欧州選手権の銅メダル。
以後、スポーツ協会で陸上競技のコーチとして、またウクライナ代表としての活動。
2000年、警備員として働きながら、ストロンゲストマンに専念。
2002年、中央ヨーロッパのストロンゲストマンコンテストで3位。
2003年、ワールドストロンゲストマンコンテストで、マリウスプッツアノフスキー、ズルーネスザビッカスに次いで3位。
2004年、ワールドストロンゲストマンコンテスト、優勝。
2007年、製薬会社の従業員、インナと再婚。
2008年、次男、オレグが誕生。
2013年、映画「Ivan Sila」に出演。
2015年、国境警備隊の検査官としてリヴィウ空港で勤務。
2021年、選挙で当選し政治家になった。
所属は「国民の僕(しもべ)党」
モットーは「強くて誠実であること」

2005年、マリウス・プッツナウスキー(Mariusz Pudzianowski)が3回目の優勝

2006年、フィル・フィスター(Phil Pfister)

Phil Pfister | World's Strongest Man

フィル・フィスター(Phil Pfister)

198cm
170kg

ワールドストロンゲストマンでは1998年4位、2001年4位というフィル・フィスターが、前年度チャンピオンのマリウス・プッツナウスキーと激闘を繰り広げた。
2006年9月14~23日、世界各地で行われた予選を通過した25人が5つのグループに分かれ、6つの競技に挑戦。
各競技で

1位 5ポイント
2位 4ポイント
3位 3ポイント
4位 2ポイント
5位 1ポイント
複数が同じ結果だった場合 ハーフポイント
競技に参加しなかった場合 0ポイント

が与えられ、すべての競技のポイントが集計され、最も多くポイントを獲得した2人が決勝進出。
決勝に進んだ10名には7つの競技が用意され、予選を含め、最も多くのポイントを獲得した者が世界最強の男となる。
決勝は3日間にわたって行われた。
初日、
前年、3回目の優勝を果たしたマリウス・プッツアノフスキーが順調にポイントを伸ばし、1位(28.5ポイント)
フィル・フィスター(Phil Pfister)は、誰も2つ以上を持ち上げることができなかったオーバーヘッドストーンリフトで、4つのストーンすべて持ち上げ、3位(21ポイント)
2日目、
フィル・フィスター(Phil Pfister)は、フィンガルフィンガーズ(砂浜に置かれた3.5~5.5m、200~300kgの5本の木を垂直に持ち上げてひっくり返していく)で31.92秒の世界記録。
バスプルでは、​​10人のファイナリスト全員がコースアウトできなかったが、フィル・フィスター(Phil Pfister)は、マリウス・プッツアノフスキーより12cm遠くまで引っ張り、優勝。
2日目を終えた時点で、1位はマリウス・プッツアノフスキー(42.5ポイント)、2位はフィル・フィスター(41ポイント)
3日目、
マリウス・プッツアノフスキーは、カーウォークで27.4秒という好タイムを記録したが、フィル・フィスターは、それより0.5秒速くフィニッシュ。
アトラスストーンズでは、4番目のストーンまでマリウス・プッツアノフスキーがリード。
しかしフィル・フィスターは、最後の石に追いつき、ほんの一瞬先に石をプラットホームに置いた。
マリウス・プッツアノフスキーは唖然とし、勝利の雄叫びを放つフィル・フィスターに嫌悪感をあらわにして立ち去っていった。
最終的にフィル・フィスターが61ポイントで優勝。
マリウス・プッツアノフスキーは57.5ポイントで2位に終わった。

2007年、2008年、マリウス・プッツナウスキー(Mariusz Pudzianowski)が4回目、5回目の優勝

2009年、2010年 ズルーネス・ザビッカス(Žydrūnas Savickas)

Zydrunas Savickas || The Strongest Man in History

ズルーネス・ザビッカス(Žydrūnas Savickas)

198cm
170kg。

ニックネームは「Big Z」
14歳のときTVでリトアニアのストロングマンコンテストをみて興味を持った。
17歳でパワーリフティングトレーニングを開始し、2回目の試合で、すべての国内記録を更新。
そしてリトアニアのストロングマンコンテストに参加し優勝。
TVで観た3年後のことだった。
以後、同大会を16回優勝。
1998年と2000年、ワールドストロンゲストマンにの出場したが、どちらも決勝戦に出場できなかった。
しかしパワーリフティングの世界選手権で銀メダルを獲得。
2009年、ワールドストロンゲストマンで初優勝。
長年のガールフレンド、JurgitaSavickienėと結婚。
「ズルーネス・サヴィッカス–鉄の男」という伝記がリトアニアで出版。
2010、2012、2014年、合計4度、ワールドストロンゲストマンコンテスト優勝。

パワーリフティング

スクワット 410kg

ベンチプレス 250kg
デッドリフト 360kg

ジムレコード
スクワット 440kg×2 400kg×5
ベンチプレス 286kg×1 250kg×3
デッドリフト 447.5kg×1
スタンディングオーバーヘッドプレス 260kg×1 200kg×5
フロントスクワット 320kg×5

ログリフト 228kg
ハマータイヤデッドリフト 524kg
ヘビースーパーヨークウォーク 640kg 3.87秒

2011年、ブライアン・ショー(Brian Shaw)

What Brian Shaw Eats for Lunch | 4x World's Strongest Man's BIG Lunch

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