ちょっとおチャラけた雰囲気のおじさん。基本的に軽いノリで発言しますが、実はいいことちょいちょい言うし人の意見を取り入れる柔軟性もあります。
アメリカ映画 「12人の怒れる男」へのオマージュ
「12人の怒れる男」(1957年アメリカ、シドニー・ルメット監督)は、アメリカの陪審を素材にした、あまりにも有名な作品。主演のヘンリー・フォンダにとっても代表作と言っていい。
「12人の優しい日本人」は、陪審制度の採用されていないわが国での架空の話だが、その題名からもわかるように、「怒れる男」のパロディである。しかし、さらにひとひねりもふたひねりも加えた脚本は秀逸で、単にパロディと言ってしまうのは憚られる秀作である。
東京サンシャインボーイズの舞台
「櫻の園」の中原俊監督が、三谷幸喜が主宰する東京サンシャインボーイズのヒット舞台劇を映画化したコメディ。
パルコ劇場。三谷幸喜作・演出の「12人の優しい日本人」を観た。
1990年に新宿のシアターサンモールで初演された三谷幸喜氏が主宰した東京サンシャインボーイズ時代の代表作だ。その後、91年、92年と再演し、その間には映画化もされた名作(?)です。
ストーリーの大筋は各舞台版・映画版とも共通だが、脚本は他の三谷作品同様『当て書き』(演じる役者に合わせて台本を都度改訂する)が行なわれており、また時代を反映した会話なども盛り込まれているため、各々で違いがみられる。
数々の賞を獲得
○91年度キネマ旬報日本映画ベスト・テン第7位、脚本賞受賞
○91年度文化庁優秀映画作品賞受賞
○91年度毎日映画コンクール脚本賞受賞○91年度ブルーリボン賞邦画ベストテン
予告からもう面白いです!
『12人の優しい日本人』 予告編 - YouTube
via www.youtube.com
作品データ
監督 中原俊
脚本 三谷幸喜、東京サンシャインボーイズ
俳優 塩見三省、相島一之、上田耕一等
公開 1991年(平成3年)
配給 アルゴプロジェクト
時間 116分
脚本 三谷幸喜、東京サンシャインボーイズ
俳優 塩見三省、相島一之、上田耕一等
公開 1991年(平成3年)
配給 アルゴプロジェクト
時間 116分
via sai-ban-in.net
本作では、三谷幸喜お得意のシチュエーション・コメディを存分に堪能できます。
密室で、「全員一致」の評決を目指しますが、なかなかそこに辿りつけません。
誰もが早く帰りたい筈なのに、またもや意見が食い違ってしまう。そこがなんとも面白く、登場人物の個性がより際立ちます。
まだご覧になっていない方は是非!おすすめです。
密室で、「全員一致」の評決を目指しますが、なかなかそこに辿りつけません。
誰もが早く帰りたい筈なのに、またもや意見が食い違ってしまう。そこがなんとも面白く、登場人物の個性がより際立ちます。
まだご覧になっていない方は是非!おすすめです。