あなたはどれを見てた?スーパー戦隊シリーズ90年代編!
2022年7月17日 更新

あなたはどれを見てた?スーパー戦隊シリーズ90年代編!

1975年のゴレンジャーから始まったスーパー戦隊シリーズ。子供のころ、誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。今回は90年代のシリーズをご紹介していきます。

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地球戦隊 ファイブマン

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地球戦隊ファイブマンは1990年3月から1991年2月まで放送されました。

こちらは5人が全員きょうだいで教師というのが今までにない設定でした。少子化や教育の崩壊といった問題を考慮してこの設定になっています。とはいえ、主な視聴者は学校に通う前の未就学児なので学校の描写はそれほどありませんでした。きょうだい戦隊ということで今までよりもコンビネーションの技が光っていましたね。

また今までのスーパーヒーローは正体を知られてはいけないのが鉄則でしたが、この作品では教え子や学校関係者など親しい人は正体を知っているというのも新しい試みでした。

その反面、第一回では変身シーンも描かれず謎の戦士のように描かれていて、戦闘も巨大ロボで戦うのみのなっていました。シリーズを通じて異色の始まり方ですね。

1970年代から普遍的に続いているスーパー戦隊シリーズですが、徐々に変化していっているのが分かりますよね。

恐竜戦隊 ジュウレンジャー

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1992年2月から1993年2月まで放送されたのは恐竜戦隊ジュウレンジャー。

前作の鳥人戦隊ジェットマンが、ちょっと変わった設定で大人向けだったため、スーパー戦隊シリーズの王道として作られたのですがこの作品もまたシリーズのターニングポイントになる作品となりました。

ファンタジー性やRPGテイストを前面に押し出していて王道プラスという感じでしたが再びターゲットは子供に戻りました。

また、この作品では6番目の戦士、ドラゴンレンジャーが登場します。今まで5人で1つとして描かれていたシリーズを根本から覆すような形になるため、社内でも秘密裏に進められていたのだとか。6人目の戦士の登場はこの作品のみの予定だったのですが、ドラゴンレンジャーの人気が出たため、この後のシリーズでも登場するようになります。

ドラゴンレンジャー登場から視聴率が上がっていきます。戦隊ファンの大人よりも当時の子供に人気が高かった作品です。

また、アメリカでこの作品をリメイクした『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』という作品が放送されました。

五星戦隊 ダイレンジャー

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バトルレンジャーJを1作目とすると15作目(ゴレンジャーから数えると17作目)となる作品で、記念作品として作られました。

前作のジュウレンジャーはファンタジー要素が強かったのですがこちらはオリエンタルがテーマになっています。ロゴやヒーローのコスチュームからも分かるように中国色が強いです。当時、ウーロン茶が一般家庭に普及するなど中国が身近なものになっていました。

企画段階では「中華戦隊チャイナマン」というタイトルだったのだとか。ダイレンジャーも中国の地名である「大連」から来ているという説もあるようです。技も中国拳法を取り入れたものになっています。

また、今までのシリーズはレッドが絶対的リーダーとして描かれていますがこのシリーズでは5人全員が主役というのが重要視されていて、明確なリーダーはいません。レッドよりもピンクの方が身体能力が高いなど4人を並列に描いています。これも時代を感じますね。

超力戦隊 オーレンジャー

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1995年から1996年まで放送されました。ゴレンジャーから数えて20作目にあたるため、「超世紀全戦隊20周年記念作品」として作られています。この作品も転換期となっていますね。

ダイレンジャーのように5人全員が主役だったり、レッド以外が主役の作品もありましたがこの作品では原点回帰ということで再びレッドが絶対的リーダーになっています。レッドだけが単独で紹介され、他の4人は2人ずつ紹介されるなど差別化を図っていました。時代と逆行しているような感じもしますがこれも特徴的ですね。また、戦士たちはオーレンジャーは神秘的な「超力」を持っています。

モチーフとなったのは古代文明。子供にもわかりやすいモチーフにデザインを落とし込んでいます。

また、スーパー戦隊シリーズではじめてデジタル合成が採用されたシリーズでもあります。

2000年代以降はどうなった?

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スーパー戦隊シリーズはその後も継続し、2022年現在も放送されています。毎年設定も違いますし、これだけのヒーローを生み出し続けるというのはすごいですよね。

ですから普遍的なもののように見えて少しずつ変化しています。2000年代には3人編成+1の4人編成「爆竜戦隊アバレンジャー」が放送されました。6番目の戦士ならぬ4番目の戦士なのでしょうが4人体制は初めてでした。

「海賊戦隊ゴーカイジャー」では石ノ森章太郎さんと八手三郎さんが共同原作という形をとられています。史上最多の10人戦士となる「獣電戦隊キョウリュウジャー」「快盗戦隊
ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」はシリーズ初となるダブル戦隊。「機界戦隊
ゼンカイジャー」は人間1人にロボット4体という構成からスタートするなど様々な変化を遂げています。

すべてのシリーズを見ているという人は少ないと思うので見ていないシリーズを振り返ってみるのも面白いかもしれません。
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  • ライモン 2022/7/17 21:15

    ここには載って無かったけど、1996年の激走戦隊カーレンジャー、1997年のメガレンジャー、1998年のギンガマンと1999年のゴーゴーファイブ辺りを見てました。カーレンジャーではRVブームとコメディノリ、メガレンジャーはパソコンとかのハイテク化の流れ、ギンガマンは一転しファンタジー物へと変わってゴーゴーファイブはノストラダムスの大予言とレスキュー隊の組み合わせというどれも個性的な作品ばかり。90年代のスーパー戦隊はテーマも多様化しファンタジーやハイテク、シリアスやコメディまでまさにバラエティー豊かになりましたね。

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