スーパー戦隊誕生から50年!『全スーパー戦隊 コンプリート超百科』『スーパー戦隊 全スーパーロボット超百科』が発売!!
講談社より、スーパー戦隊の戦士を網羅した『テレビマガジン デラックス267 決定版 全スーパー戦隊 コンプリート超百科 増補三訂』とスーパー戦隊第3作目の『バトルフィーバーJ』からスーパー戦隊の要となっているスーパー戦隊ロボをまとめた『テレビマガジン デラックス268 決定版 スーパー戦隊 全スーパーロボット超百科 増補改訂』が発売されます。発売予定日は6月11日(水)、価格はそれぞれ2970円(税込)。
毎週日曜日午前9時30分から全国テレビ朝日系で放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で50周年を迎えた「スーパー戦隊シリーズ」。『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)から始まり、50年目を迎えても変わらぬ人気を誇る「スーパー戦隊シリーズ」の中から、特に印象的だったスーパー戦隊について振り返ってみましょう。
格闘術とダンスの合わせ技で戦う!バトルフィーバーJ
スーパー戦隊シリーズ第3作『バトルフィーバーJ』(1979年)は、バトルジャパン、バトルコサックなどの5人の戦士が、国際色にあふれた格闘術とダンスの動きを組み合わせた技で戦う、まさに「フィーバー」なスーパー戦隊でした。
たとえばバトルフランスはフェンシングとスパニッシュダンス、バトルケニアはアニマルアクションとトロピカルダンスという具合に、戦闘中でも各戦士の戦い方に特色が出て、バラエティに富んだ戦いが繰り広げられました。
さらに第3作目にしてついに登場したのが「巨大ロボ」です。それまでにもバリブルーンなどの巨大メカは活躍していましたが、バトルフィーバーロボは第1話から「建造中」と語られていたものの、完成して活躍するのは第5話からという大物ぶりとともにそのパワーを披露し、以降の「スーパー戦隊シリーズ」にスーパーロボットはなくてはならないものとなりました。
たとえばバトルフランスはフェンシングとスパニッシュダンス、バトルケニアはアニマルアクションとトロピカルダンスという具合に、戦闘中でも各戦士の戦い方に特色が出て、バラエティに富んだ戦いが繰り広げられました。
さらに第3作目にしてついに登場したのが「巨大ロボ」です。それまでにもバリブルーンなどの巨大メカは活躍していましたが、バトルフィーバーロボは第1話から「建造中」と語られていたものの、完成して活躍するのは第5話からという大物ぶりとともにそのパワーを披露し、以降の「スーパー戦隊シリーズ」にスーパーロボットはなくてはならないものとなりました。
変身前のドラマも壮絶!鳥人戦隊ジェットマン
スーパー戦隊シリーズ第15作『鳥人戦隊ジェットマン』(1991年)では、さまざまな新展開が視聴者を驚かせました。
たとえば、スーパー戦隊のメンバー同士で複雑な恋愛事情が展開、敵組織バイラムでは幹部同士が対立、サポートロボ・テトラボーイが巨大ロボ・ジェットイカロスの武器であるテトラバスターに変形、そして衝撃的な結末など、その後のスーパー戦隊シリーズにも影響を与えるような事件が次々と繰り広げられました。
たとえば、スーパー戦隊のメンバー同士で複雑な恋愛事情が展開、敵組織バイラムでは幹部同士が対立、サポートロボ・テトラボーイが巨大ロボ・ジェットイカロスの武器であるテトラバスターに変形、そして衝撃的な結末など、その後のスーパー戦隊シリーズにも影響を与えるような事件が次々と繰り広げられました。
未来人と現代人のタッグ!未来戦隊タイムレンジャー
30世紀から来た4人の時間保護局員と、ひとりの現代人(タイムレッド)がチームを組んだスーパー戦隊シリーズ第24作が『未来戦隊タイムレンジャー』(2000年)です。
リーダーがタイムピンクに変身する未来人の女性で(『忍者戦隊カクレンジャー』でもニンジャホワイトが女性リーダーという前例はありましたが)、敵もやはり30世紀からやってきた犯罪者集団・ロンダーズファミリーですが目的は侵略ではなくあくまでも金儲け、タイムレンジャーのメカやロボットはすべて30世紀からタイムゲートを通ってやってくる、6人目の戦士はタイムレッドをライバルとみなす第三勢力など、目新しさに満ちた作品となっていました。
そしてもっとも衝撃的だったのは、全編を通しての事件の黒幕と、その動機だったのですが、これはぜひ本作をご覧になって確かめてください(「東映特撮ファンクラブ」などの配信サービスでご覧ください)。
リーダーがタイムピンクに変身する未来人の女性で(『忍者戦隊カクレンジャー』でもニンジャホワイトが女性リーダーという前例はありましたが)、敵もやはり30世紀からやってきた犯罪者集団・ロンダーズファミリーですが目的は侵略ではなくあくまでも金儲け、タイムレンジャーのメカやロボットはすべて30世紀からタイムゲートを通ってやってくる、6人目の戦士はタイムレッドをライバルとみなす第三勢力など、目新しさに満ちた作品となっていました。
そしてもっとも衝撃的だったのは、全編を通しての事件の黒幕と、その動機だったのですが、これはぜひ本作をご覧になって確かめてください(「東映特撮ファンクラブ」などの配信サービスでご覧ください)。
乗り物型の相棒が大活躍!炎神戦隊ゴーオンジャー
異次元の「マシンワールド」からやってきた乗り物型生命体「炎神(エンジン)」たちと協力して、変身や巨大ロボ戦を行ったスーパー戦隊シリーズ第32作が『炎神戦隊ゴーオンジャー』(2008年)です。
本作最大の特色は「生き物+乗り物」(たとえば、ゴーオンレッドの相棒であるスピードルはコンドル+スーパーカーです)のキャラクター、皆が個性豊かな人気者で、エンディングがキャラソングになっていた、ゴーオンジャーの相棒である「炎神」の活躍です。それぞれがキャッチフレーズをもち、よくしゃべり、独特な口癖もある一方で、性格はバラバラという、ともすれば盛りすぎになりそうな設定が見事にはまり、ゴーオンジャーの7人や敵である「蛮機族ガイアーク」とともに楽しく激しい世界観を作り上げていったのです。
本作最大の特色は「生き物+乗り物」(たとえば、ゴーオンレッドの相棒であるスピードルはコンドル+スーパーカーです)のキャラクター、皆が個性豊かな人気者で、エンディングがキャラソングになっていた、ゴーオンジャーの相棒である「炎神」の活躍です。それぞれがキャッチフレーズをもち、よくしゃべり、独特な口癖もある一方で、性格はバラバラという、ともすれば盛りすぎになりそうな設定が見事にはまり、ゴーオンジャーの7人や敵である「蛮機族ガイアーク」とともに楽しく激しい世界観を作り上げていったのです。
新機軸が続々!ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー
そして今、大人気放送中の作品が、50周年のスーパー戦隊が大活躍する『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(2025)です。
ゴジュウジャーのメンバーは、一風変わった5人です。主人公・遠野 吠(とおの ほえる)=ゴジュウウルフは愛想がなく口も悪いのでバイトを次々とクビになるはぐれ者。百夜陸王(びゃくや りくお)=ゴジュウレオンは事務所を追い出された元アイドルで、人たらしの策士。暴神竜儀(ばくがみ りゅうぎ)=ゴジュウティラノは「指輪争奪戦」を主宰しているテガソードを神とあがめるマイペースな男。猛原禽次郎(たけはら きんじろう)=ゴジュウイーグルは実は87歳だが、テガソードの力で若返り、パリピ高校生として人生をやり直そうとしている元・老人。そして一河角乃(いちかわ すみの)=ゴジュウユニコーンは元警察官だったが、今は「ハイクラス名探偵」を自称する世話好き女子。
彼らは、すべてそろうと願いが叶うという「センタイリング」を集めるための争奪戦をくりひろげつつも、敵に対しては協力して戦います。彼らの敵として、悪の組織であるブライダンに加えて、「ユニバース戦士」と呼ばれる歴代レッド戦士に似た姿のライバルたちも参戦してくるという激熱なストーリー展開。
さらにゴジュウジャーもユニバース戦士のセンタイリングを手に入れると、ユニバース戦士に変身して戦うことができるので、戦いの行方はもう想像がつきません。
ゴジュウジャーのメンバーは、一風変わった5人です。主人公・遠野 吠(とおの ほえる)=ゴジュウウルフは愛想がなく口も悪いのでバイトを次々とクビになるはぐれ者。百夜陸王(びゃくや りくお)=ゴジュウレオンは事務所を追い出された元アイドルで、人たらしの策士。暴神竜儀(ばくがみ りゅうぎ)=ゴジュウティラノは「指輪争奪戦」を主宰しているテガソードを神とあがめるマイペースな男。猛原禽次郎(たけはら きんじろう)=ゴジュウイーグルは実は87歳だが、テガソードの力で若返り、パリピ高校生として人生をやり直そうとしている元・老人。そして一河角乃(いちかわ すみの)=ゴジュウユニコーンは元警察官だったが、今は「ハイクラス名探偵」を自称する世話好き女子。
彼らは、すべてそろうと願いが叶うという「センタイリング」を集めるための争奪戦をくりひろげつつも、敵に対しては協力して戦います。彼らの敵として、悪の組織であるブライダンに加えて、「ユニバース戦士」と呼ばれる歴代レッド戦士に似た姿のライバルたちも参戦してくるという激熱なストーリー展開。
さらにゴジュウジャーもユニバース戦士のセンタイリングを手に入れると、ユニバース戦士に変身して戦うことができるので、戦いの行方はもう想像がつきません。