布袋寅泰が故郷の群馬・高崎で初フリーライブ!約2万5千人が熱狂!
2016年7月4日 更新

布袋寅泰が故郷の群馬・高崎で初フリーライブ!約2万5千人が熱狂!

元BOØWYのギタリストである布袋寅泰が7月3日、故郷の群馬県高崎市「もてなし広場」で初のフリーライブを行った。映画「キル・ビル」のテーマ曲で始まった約1時間のライブ。約2万5千人の熱気に会場が包まれた。

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群馬県・高崎に布袋寅泰が凱旋!約2万5千人が熱狂!

ギタリストの布袋寅泰(54)が7月3日、故郷である群馬県の高崎市にある「もてなし広場」で初のフリーライブを行った。

この日の高崎市は気温35度を超える暑さ。
午後4時過ぎからのライブだったが、観客の熱気が更に会場を"熱く"していた。

映画「キル・ビル」のテーマ曲がオープニング曲に選び、「高崎のみなさん、ただいまー」。左手を突き上げながらあいさつすると、会場から大歓声が上がった。
群馬県高崎市の「もてなし広場」で、初のフリーライブを行...

群馬県高崎市の「もてなし広場」で、初のフリーライブを行った布袋寅泰

ライブは高崎市などの要請を受けて実現。
「高崎市庁舎を見上げながら、まさかプレイするとは」「(地元百貨店)スズランはあるんですね」と、地元トークも展開し、「僕のいろいろな歴史を楽しんでほしい」と語った。

布袋は17歳まで高崎市で生まれ育った。
1981年に同郷の氷室京介(55)らとロックバンドBOØWYを結成し、その後大ブームを起こし、1988年のソロデビュー後もヒット曲を次々と飛ばした。

「この町があったから飛び出していけたし、戻ってこられる。(アーティスト活動が)35年もたつと苦い思い出もワインのように甘く感じる」としみじみ。

「故郷で自分の音楽をみなさんと楽しめることがうれしい」と語り、BOØWY時代の「DREAMIN'」からソロ曲「スリル」、新曲「8BEATのシルエット」まで計10曲をギターをかき鳴らして熱唱した。

活動35周年を迎え、9月3日からは全国ツアー(24都市26公演)がスタートし、10月6日に群馬・前橋公演を行う。「群馬に帰ってくる。会えるのを楽しみにしています」と再会を約束した。

布袋寅泰のギタースタイルと評価

布袋のギタースタイルの象徴のひとつとして『BAD FEELING』のリフに代表される独特のカッティングが挙げられるが、後に布袋はこの楽曲の特徴的なリフについて「『BAD FEELING』のリフっていうのは、ロックンロールなんだけどファンキーで、そういうリフってありそうでないじゃないですか。 それを緻密に、編集するポイントも物凄く考えられていて、単に手間ひまだけではない、愛情を注いでくれた結果がこれだと思うんですよね。」と語っている。

これもビートへの拘りとファンク・ミュージックからの影響を強く受けていることが背景にある。

BOOWY/BAD FEELING - YouTube

BOØWY時代

布袋寅泰 BAD FEELING - YouTube

ソロでのプレイ
バッキングの際はブリッジミュートを駆使してリズムを際立たせるプレイをすることが多く、ハードロックなどの歪み系のサウンドは出すことは少ない。
「のっぺりと歪んだギターはあまり好みじゃなく、そういった音楽はあまり聴いてこなかった」とも発言している。

また、様々なミュージシャンから「布袋のギターはコンピューターのような正確さだ」と評価されており、パーカッショニスト(重金属打楽器奏者)のスティーヴ エトウは「迷った時には彼のギターを聴けば確実」と語っている。
布袋寅泰とスティーヴ エトウ

布袋寅泰とスティーヴ エトウ

数多くのギタリストからの評価も高く、元メガデスのギタリストであるマーティ・フリードマンは自身の著書にて、ギターの音を聞いただけで誰が弾いているかわかる日本の個性派ギタリストとしてChar、松本孝弘と共に布袋の名を挙げている。

また他にも今井寿、TAKUYA、SUGIZOなど布袋からの影響を公言しているプロのギタリストも数多い。
マーティ・フリードマン

マーティ・フリードマン

SUGIZO

SUGIZO

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