マーベル・コミックが原作!!宇宙からやってきたアヒルが地球を救うSFコメディー映画『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』
2017年1月30日 更新

マーベル・コミックが原作!!宇宙からやってきたアヒルが地球を救うSFコメディー映画『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』

ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務め、アヒルの姿をした宇宙人の活躍を描いたSFアドベンチャーです。この映画では、獏大な制作費がつぎ込まれたようですが・・・。

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ビヴァリーとフィルが悪魔にとらえられてしまう。

ビヴァリーとフィルが悪魔にとらえられてしまう。

ハワードは、地球の危機を救うため、戦いの末、レーザービ...

ハワードは、地球の危機を救うため、戦いの末、レーザービームを破壊する。

そして、ビヴァリーのロックグルーブのマネージャーとして...

そして、ビヴァリーのロックグルーブのマネージャーとして第2の人生(!?)を生きることにした。

数々のピンチがあります。また笑えたり、心温まるシーンもあるので楽しく映画を鑑賞する事ができます。

ハーワード・ダックの漫画は、ディズニーのドナルド・ダックに似ている?!

映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』は、製作会社ルーカスフィルムがマーベルが出していた『ハワード・ザ・ダック』のコミックに魅了されて作成したらしいです。
これがマーベルが出した『ハワード・ザ・ダック』のコミッ...

これがマーベルが出した『ハワード・ザ・ダック』のコミックです。

ディズニーからキャラクターが似ていると訴えられたらしいですが勝利しました。

ハマキとネクタイがトレードマークな怒れるアヒル。元々は水鳥が進化した世界ダックワールドの住人であり、コレクターが収集するぐらいの価値があるコミックです。
実写もどことなくドナルド・ダックに似ているような・・・。

実写もどことなくドナルド・ダックに似ているような・・・。

この映画を製作したルーカスフィルムは、なんとディズニーに買収されました。もうハワードも立派なディズニーの仲間入り?!
ちなみにこの映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』は、アニメ原作の失敗作の代表と言われています。

映画評論

最低の映画を選ぶゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)でも最低作品賞・最低脚本賞・最低視覚効果賞・最低新人俳優賞(アヒルの着ぐるみを着て奮闘した6人の諸君)の4部門を受賞している(最低作品賞は『プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン』と同時受賞)。出演者でも、ティム・ロビンスなどは試写の最中に「嫌な汗が出てきた」という程だった。
映画の歴史は愚作ではなく失敗作でつくられます。ハワードは愚作ではない。ティム・ロビンスに汗をかかせたなら、立派。グライダーの可笑しさ、トンプソンの可愛さだけでもつまらない話じゃない。ならば「ハリポタ」はどうか? 映画史的には無能だ。
ハワードはかわいいし、セリフも良いし、テンポもノリも良い。ストーリーもキャラ設定も嫌いじゃないです。人間に襲われて、暗黒魔王に「助けてー」って最高なんですけど。暗黒魔王も「その鳥をはなせ」って、助けるんかい!最初のほうで警官たちが、「凶悪犯だ、撃ち殺せ。」刑事も「生死は問わない」警官のほうがよっぽど凶悪・・・。ファミレスでもハワードは調理されようとして、ビバリーが「あんたたちのほうがアニマルよ!」って言っていたし。え?ああああ!!ま、まさかこれってコメディの裏側に高尚なメッセージが隠されている素晴らしい映画なのでは!何てこったい

撮影裏

アメリカ映画界最大のヒットメーカー、ジョージ・ルーカスが製作総指揮。製作のグロリア・カッツと、監督のウィラード・ハイクは、「アメリカン・グラフィティ」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」に次いで三たび、ジョージ・ルーカスとチームを組み、脚本も執筆。この製作陣に加えシャープでダイナミックなSFXをルーカス・フィルム傘下のILM(インダストリアル・ライト&マジック)「スター・ウォーズ」「E.T.」「ターミネーター2」が担当し、当時の最高技術&アイデアで壮快な作品に仕上げた。
主人公のハーワードのやんちゃな動きや愛らしい表情が、作...

主人公のハーワードのやんちゃな動きや愛らしい表情が、作りものとは思えないほどとてもリアルな感じに仕上がっていました。しかしハーワードを撮影するにあたって色々と問題もあった様です。

着ぐるみとは思えない精巧なハワードの造形は、当初パペットでやるつもりだったが、度重なる故障により、着ぐるみになり、顔の表情は機械で動かした。中に入ったのは『チャイルド・プレイ』のチャッキーで有名な小人俳優のエド・ゲイル。当初、オーディションで12歳の子供が選ばれたのだが、大人っぽい仕草をさせるには限界があった。さらに子役を拘束する時間も少なかったため、結局エド・ゲイルがほとんどの動きを担当した。
空を飛ぶシーンは意外と低めからの撮影です。

空を飛ぶシーンは意外と低めからの撮影です。

あのラストに登場するボスです。映画では結構な迫力があり...

あのラストに登場するボスです。映画では結構な迫力がありました。

映画では、凄い技術スタッフや豪華俳優陣が勢ぞろいしました。この映画が作られて30年になりますが、今鑑賞してみると懐かしい感じで面白いかも知れません。
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