数々のピンチがあります。また笑えたり、心温まるシーンもあるので楽しく映画を鑑賞する事ができます。
ハーワード・ダックの漫画は、ディズニーのドナルド・ダックに似ている?!
映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』は、製作会社ルーカスフィルムがマーベルが出していた『ハワード・ザ・ダック』のコミックに魅了されて作成したらしいです。
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ちなみにこの映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』は、アニメ原作の失敗作の代表と言われています。
映画評論
最低の映画を選ぶゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)でも最低作品賞・最低脚本賞・最低視覚効果賞・最低新人俳優賞(アヒルの着ぐるみを着て奮闘した6人の諸君)の4部門を受賞している(最低作品賞は『プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン』と同時受賞)。出演者でも、ティム・ロビンスなどは試写の最中に「嫌な汗が出てきた」という程だった。
映画の歴史は愚作ではなく失敗作でつくられます。ハワードは愚作ではない。ティム・ロビンスに汗をかかせたなら、立派。グライダーの可笑しさ、トンプソンの可愛さだけでもつまらない話じゃない。ならば「ハリポタ」はどうか? 映画史的には無能だ。
ハワードはかわいいし、セリフも良いし、テンポもノリも良い。ストーリーもキャラ設定も嫌いじゃないです。人間に襲われて、暗黒魔王に「助けてー」って最高なんですけど。暗黒魔王も「その鳥をはなせ」って、助けるんかい!最初のほうで警官たちが、「凶悪犯だ、撃ち殺せ。」刑事も「生死は問わない」警官のほうがよっぽど凶悪・・・。ファミレスでもハワードは調理されようとして、ビバリーが「あんたたちのほうがアニマルよ!」って言っていたし。え?ああああ!!ま、まさかこれってコメディの裏側に高尚なメッセージが隠されている素晴らしい映画なのでは!何てこったい
撮影裏
アメリカ映画界最大のヒットメーカー、ジョージ・ルーカスが製作総指揮。製作のグロリア・カッツと、監督のウィラード・ハイクは、「アメリカン・グラフィティ」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」に次いで三たび、ジョージ・ルーカスとチームを組み、脚本も執筆。この製作陣に加えシャープでダイナミックなSFXをルーカス・フィルム傘下のILM(インダストリアル・ライト&マジック)「スター・ウォーズ」「E.T.」「ターミネーター2」が担当し、当時の最高技術&アイデアで壮快な作品に仕上げた。
着ぐるみとは思えない精巧なハワードの造形は、当初パペットでやるつもりだったが、度重なる故障により、着ぐるみになり、顔の表情は機械で動かした。中に入ったのは『チャイルド・プレイ』のチャッキーで有名な小人俳優のエド・ゲイル。当初、オーディションで12歳の子供が選ばれたのだが、大人っぽい仕草をさせるには限界があった。さらに子役を拘束する時間も少なかったため、結局エド・ゲイルがほとんどの動きを担当した。
映画では、凄い技術スタッフや豪華俳優陣が勢ぞろいしました。この映画が作られて30年になりますが、今鑑賞してみると懐かしい感じで面白いかも知れません。
ハマキとネクタイがトレードマークな怒れるアヒル。元々は水鳥が進化した世界ダックワールドの住人であり、コレクターが収集するぐらいの価値があるコミックです。