「クイズダービー」で有名な篠沢秀夫さん死去。
フランス文学研究者で学習院大名誉教授の篠沢秀夫さんが10月26日未明、東京都文京区の病院で死去しました。84歳でした。葬儀・告別式の日程は未定で、喪主は妻の礼子さん。
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— かもめ少将→フォロワー8000で昇進 (@hk680625) October 26, 2017
みんな!
最後くらいは…
篠沢教授に全部!
御冥福をお祈りします#篠沢教授 #クイズダービー pic.twitter.com/ORyc5u5Hfa
テレビでも速報が流れました。
2009年に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、以後人工呼吸器を装着。自宅療養の傍ら、精力的な執筆、講演活動を続けていました。
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「クイズダービー」のユニークな解答で人気に
人気クイズ番組「クイズダービー」のレギュラー解答者として、女優・竹下景子さん、漫画家・はらたいらさんらと共に出演していた篠沢さん。ユニークな解答を連発する「篠沢教授」として人気を博しました。
当時の動画はこちら。
クイズダービー
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篠沢教授が出演していたクイズダービーの動画が残っていました。大橋巨泉による「倍率ドン!さらに倍!」「16、20、4、8、18」といったセリフが懐かしい!
篠沢教授の活躍は「クイズダービー」だけではありません。
篠沢教授はその名の通り、大学で教鞭をとっていました。篠沢教授は学習院大学に入学後、東京大学大学院に進学、その後パリ大学に留学し19世紀以降のフランス文学の文体を研究しました。そして明治大学教授を経て、1973年に学習院大学文学部フランス文学科教授に就任します。
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様々な著書を執筆
専攻のフランス文学に関して、様々な書籍を出版しました。5冊にわたる「篠沢フランス文学講義」や「フランス文学案内」など、フランス文学に興味ある学生必携の書を数多く執筆。
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フランス文学で著名な篠沢教授ですが、保守派の論客としても知られます。「これからの日本人へ」のような、日本人の愛国心などをテーマとした書籍も執筆しました。
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自身で本を執筆するだけでなく、フランス語の書籍の翻訳も行っています。訳書としては、フランスの哲学者モーリス・ブランショの「謎のトマ」などがあります。
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