日本でのクイズ番組の誕生
日本で最初のクイズ番組はTVではなくラジオ。1946年から1967年までNHKラジオで放送されていた「話の泉」です。
当時日本には「クイズ」という言葉はなく「当てもの」と呼ばれていました。正解数を競うような番組ではなく、時事ネタからクイズを出題し、そこからトークを繰り広げていくといううんちくがメインの番組でした。
2001年からお正月とお盆に『新・話の泉』というリメイク番組が放送されるようになりました。
TVで初めにクイズ番組が放送されたのは1953年の2月にNHKで放送された『私の仕事はなんでしょう』が最初でした。その数日後に『三つの歌』という番組もスタート。こちらはラジオで放送していた番組がTVにやってきたもので音楽のクイズ番組。3曲の歌を歌詞を間違えずに歌うと賞金がもらえるという物でした。音楽系クイズ番組は今でも人気がありますよね。
当時日本には「クイズ」という言葉はなく「当てもの」と呼ばれていました。正解数を競うような番組ではなく、時事ネタからクイズを出題し、そこからトークを繰り広げていくといううんちくがメインの番組でした。
2001年からお正月とお盆に『新・話の泉』というリメイク番組が放送されるようになりました。
TVで初めにクイズ番組が放送されたのは1953年の2月にNHKで放送された『私の仕事はなんでしょう』が最初でした。その数日後に『三つの歌』という番組もスタート。こちらはラジオで放送していた番組がTVにやってきたもので音楽のクイズ番組。3曲の歌を歌詞を間違えずに歌うと賞金がもらえるという物でした。音楽系クイズ番組は今でも人気がありますよね。
アメリカのクイズ番組へのオマージュ
#昭和生まれ
— 🇧🇷ザ・スティグhasegawa🇯🇵 (@rosumnnzu2) June 5, 2020
クイズ100人に聞きました
あるあるないない
トラベルチャンス pic.twitter.com/NkR9CQ7oSO
「話の泉」や「私の仕事はなんでしょう」もそうなのですが、初期のクイズ番組はアメリカの番組を元にして作られたものが多かったです。
1976年から1992年まで放送されたTBS系列の「クイズダービー」は大橋巨泉さんが同じ枠で別の番組をしていたのですが人気が低迷してきたところ、アメリカの「セレブリティ・ステークス」を模倣した番組を提案されたそうです。本家の番組は短命でしたが日本では長寿番組となりました。「倍率ドン!」「〇〇さんに全部」などのフレーズ発意まねしたくなりました。
1979年から1986年までTBS系列で放送していた「ザ・チャンス!」はアメリカの『ザ・プライス・イズ・ライト』という番組をフォーマット購入して作られました。ちなみに、本家ではまだ放送中の長寿番組です。
1979年から1992年まで放送されていた「クイズ100人に聞きました」は「ファミリー・フュード」がベースになっています。実は放送前の1年間は「家族対抗クイズ合戦」というタイトルで放送されていました。100人に聞きましたは家族以外のグループも出場していましたもんね。こちらも本家は現在も放送中です。
「ある!ある!ある!」や「トラベルチャンス」などの決め台詞も印象に残っています。
アメリカのクイズ番組を模倣している番組は結構ありますが、模倣して作った場合と、正式にフォーマット輸入した番組があります。
他には「クイズミリオネア」なども本家はアメリカです。
2022年現在放送されているクイズ番組では「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」がアメリカの『Are You Smarter than a 5th Grader?』という番組をフォーマット輸入しています。アメリカでは2007年から続く人気番組です。
1976年から1992年まで放送されたTBS系列の「クイズダービー」は大橋巨泉さんが同じ枠で別の番組をしていたのですが人気が低迷してきたところ、アメリカの「セレブリティ・ステークス」を模倣した番組を提案されたそうです。本家の番組は短命でしたが日本では長寿番組となりました。「倍率ドン!」「〇〇さんに全部」などのフレーズ発意まねしたくなりました。
1979年から1986年までTBS系列で放送していた「ザ・チャンス!」はアメリカの『ザ・プライス・イズ・ライト』という番組をフォーマット購入して作られました。ちなみに、本家ではまだ放送中の長寿番組です。
1979年から1992年まで放送されていた「クイズ100人に聞きました」は「ファミリー・フュード」がベースになっています。実は放送前の1年間は「家族対抗クイズ合戦」というタイトルで放送されていました。100人に聞きましたは家族以外のグループも出場していましたもんね。こちらも本家は現在も放送中です。
「ある!ある!ある!」や「トラベルチャンス」などの決め台詞も印象に残っています。
アメリカのクイズ番組を模倣している番組は結構ありますが、模倣して作った場合と、正式にフォーマット輸入した番組があります。
他には「クイズミリオネア」なども本家はアメリカです。
2022年現在放送されているクイズ番組では「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」がアメリカの『Are You Smarter than a 5th Grader?』という番組をフォーマット輸入しています。アメリカでは2007年から続く人気番組です。
日本オリジナルのクイズ番組
via www.amazon.co.jp
アメリカのクイズ番組をを元に作られた番組だけでなく、日本のオリジナルクイズ番組ももちろん登場しています。
1975年には「パネルクイズ アタック25」が放送スタート。日曜日のお昼に放送されていました。視聴者参加型の王道的なクイズ番組ですね。問題が難しく、回答者の回答が早いので一般視聴者はやや置いてけぼりになることもありますが、だからこそ正解が分かった時はうれしいですよね。
アタック25は2021年でいったん46年間の放送が終了となりました。ですが半年後にBSJapanextで『パネルクイズ アタック25 Next』として新しく放送がスタートしました。
1980年代は視聴者参加型のクイズ番組の全盛期で「アップダウンクイズ」「クイズ天国と地獄」「クイズタイムショック」などが人気でした。ですがどれも80年代後半には終了しています。
また年に1回放送されていた特番「アメリカ横断ウルトラクイズ」は視聴者参加型のクイズ番組の中でも大規模でしたよね。この番組をきっかけに大学にクイズサークルができたり、全国高等学校クイズ選手権("高校生クイズ")』が放送したりしています。
その後、クイズ王ブームが起こりますが、問題が難しすぎてしまい、クイズ番組が一気に終了していきました。
1975年には「パネルクイズ アタック25」が放送スタート。日曜日のお昼に放送されていました。視聴者参加型の王道的なクイズ番組ですね。問題が難しく、回答者の回答が早いので一般視聴者はやや置いてけぼりになることもありますが、だからこそ正解が分かった時はうれしいですよね。
アタック25は2021年でいったん46年間の放送が終了となりました。ですが半年後にBSJapanextで『パネルクイズ アタック25 Next』として新しく放送がスタートしました。
1980年代は視聴者参加型のクイズ番組の全盛期で「アップダウンクイズ」「クイズ天国と地獄」「クイズタイムショック」などが人気でした。ですがどれも80年代後半には終了しています。
また年に1回放送されていた特番「アメリカ横断ウルトラクイズ」は視聴者参加型のクイズ番組の中でも大規模でしたよね。この番組をきっかけに大学にクイズサークルができたり、全国高等学校クイズ選手権("高校生クイズ")』が放送したりしています。
その後、クイズ王ブームが起こりますが、問題が難しすぎてしまい、クイズ番組が一気に終了していきました。
タレント出演型クイズ番組の流行
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タレント出演のクイズ番組も80年代頃から増えていきます。『なるほど!ザ・ワールド』が1981年にスタートし、80年代後半頃から『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』『マジカル頭脳パワー!!』『どちら様も!!笑ってヨロシク』、『平成教育委員会』『クイズ!年の差なんて』などの番組が人気になりました。
芸能人が出演する番組は常識問題や考えればわかる問題が多いので、楽しめる人が多かったと思います。回答者も人気や話題の芸能人が出演することが多いので子供から大人まで楽しめましたよね。
ですが、90年代後半になるとマンネリ化していき、『世界・ふしぎ発見!』『クイズ$ミリオネア』などを残してまたクイズ番組が減少していきます。
芸能人が出演する番組は常識問題や考えればわかる問題が多いので、楽しめる人が多かったと思います。回答者も人気や話題の芸能人が出演することが多いので子供から大人まで楽しめましたよね。
ですが、90年代後半になるとマンネリ化していき、『世界・ふしぎ発見!』『クイズ$ミリオネア』などを残してまたクイズ番組が減少していきます。
クイズ番組の終了と再ブーム
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2003年には『クイズ!ヘキサゴン』の放送がスタート。最初は普通のクイズ番組でしたが2005年に『クイズ!ヘキサゴンⅡ』にリニューアル。
ここから回答者の珍回答で視聴者が楽しむという新しい形を生み出していきました。「おバカタレント」という言葉が生まれたのもこの番組がきっかけですね。
同時期に『ネプリーグ』『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!(プレッシャーSTUDY)』という知識系のクイズ番組も登場。この2番組はヘキサンゴン終了後、クイズブームが下火になっていた時も続いていて2022年現在も放送中です。
2010年代後半から「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」、「東大王」、「今夜なナゾトレ」などまたクイズ番組が増えていきます。コロナでステイホーム需要も相まってか、家族みんなで楽しめるクイズ番組は人気になりましたね。
ブームの波はあれど、クイズ番組は昔から人気がありますね。これからもどんな番組が登場するのか楽しみです。
ここから回答者の珍回答で視聴者が楽しむという新しい形を生み出していきました。「おバカタレント」という言葉が生まれたのもこの番組がきっかけですね。
同時期に『ネプリーグ』『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!(プレッシャーSTUDY)』という知識系のクイズ番組も登場。この2番組はヘキサンゴン終了後、クイズブームが下火になっていた時も続いていて2022年現在も放送中です。
2010年代後半から「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」、「東大王」、「今夜なナゾトレ」などまたクイズ番組が増えていきます。コロナでステイホーム需要も相まってか、家族みんなで楽しめるクイズ番組は人気になりましたね。
ブームの波はあれど、クイズ番組は昔から人気がありますね。これからもどんな番組が登場するのか楽しみです。
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