白雪姫
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まずはアメリカで1937年、日本では1950年に公開された「白雪姫」。日本では「白雪姫」というタイトルで公開されていますね。
原題は「Snow White And The Seven Dwarfs」。「白雪姫と7人の小人」なんですね。原作はグリム童話の「白雪姫」。ウォルトはアニメ映画の白雪姫の中で小人の存在を大切に思っていたそうです。ですからタイトルも「白雪姫と7人の小人」だったんですね。日本版ではなぜ「7人の小人」部分が省略されたのかは明らかになっていません。
ちなみに白雪姫といえば「王子のキスで目覚める」というイメージがありますが、これは原作にはない設定でディズニー映画で最初に行ったものなんですよ。
原題は「Snow White And The Seven Dwarfs」。「白雪姫と7人の小人」なんですね。原作はグリム童話の「白雪姫」。ウォルトはアニメ映画の白雪姫の中で小人の存在を大切に思っていたそうです。ですからタイトルも「白雪姫と7人の小人」だったんですね。日本版ではなぜ「7人の小人」部分が省略されたのかは明らかになっていません。
ちなみに白雪姫といえば「王子のキスで目覚める」というイメージがありますが、これは原作にはない設定でディズニー映画で最初に行ったものなんですよ。
わんわん物語
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アメリカで1955年、日本で1956年にこうかいされた「わんわん物語」。日本では「わんわん物語」で公開されていますが、原題は「Lady and the Tramp」
主人公2人の名前でもありますが、「お嬢様と風来坊」という意味があります。ディズニー映画の登場人物の名前は単なる名前ではなく、登場人物の性格や生い立ちなどを表している名前のことも多いです。日本ではなじみがないので普通の名前に思えますよね。
「Lady and the Tramp」は「貴婦人と浮浪者」というタイトルで公開する予定だったのですが、結局「わんわん物語」になったのです。「貴婦人と浮浪者」ではヒットしなかったでしょうね。「わんわん物語」なら子供でも親しみやすいタイトルです。
主人公2人の名前でもありますが、「お嬢様と風来坊」という意味があります。ディズニー映画の登場人物の名前は単なる名前ではなく、登場人物の性格や生い立ちなどを表している名前のことも多いです。日本ではなじみがないので普通の名前に思えますよね。
「Lady and the Tramp」は「貴婦人と浮浪者」というタイトルで公開する予定だったのですが、結局「わんわん物語」になったのです。「貴婦人と浮浪者」ではヒットしなかったでしょうね。「わんわん物語」なら子供でも親しみやすいタイトルです。
101匹わんちゃん
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アメリカで1961年、日本で1962年に公開されました。今は「101匹わんちゃん」の名前で親しまれていますが、1981年に再公開されるまでは「101匹わんちゃん大行進」というタイトルでした。
原題は「One Hundred and One Dalmatians」。One Hundred and Oneだと100と1匹という意味に感じますがこれは英語では普通の表現。わんちゃん、犬ではなくダルメシアン(犬種)なんですね。
日本ではダルメシアンを見かけることはほとんどありませんし、あまり一般的ではないので「わんちゃん」になったのでしょう。今ではダルメシアンといって分かる人の方が多いと思いますがダルメシアン=101匹わんちゃんというイメージなので、公開前は知らない人が多かったのだと思います。
犬、ではなくわんちゃんなのは「わんわん物語」同様、子供がターゲットということが分かりますよね。
原題は「One Hundred and One Dalmatians」。One Hundred and Oneだと100と1匹という意味に感じますがこれは英語では普通の表現。わんちゃん、犬ではなくダルメシアン(犬種)なんですね。
日本ではダルメシアンを見かけることはほとんどありませんし、あまり一般的ではないので「わんちゃん」になったのでしょう。今ではダルメシアンといって分かる人の方が多いと思いますがダルメシアン=101匹わんちゃんというイメージなので、公開前は知らない人が多かったのだと思います。
犬、ではなくわんちゃんなのは「わんわん物語」同様、子供がターゲットということが分かりますよね。
おしゃれキャット
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アメリカで1970年。日本では1972年に公開されました。
原題は「The Aristocats」aristocratという言葉をもじっています。aristocratというのは「貴族階級」という意味。金持ちの老婦人に飼われている美しい猫と3匹の子猫のお話なのでぴったりではあるのですが、日本にはなじみのない言葉ですよね。英語をもじっているというのも分かりにくいですし。
ですから別タイトルで、子供にもわかりやすいものをということで「おしゃれキャット」というタイトルになったのでしょうね。
原題は「The Aristocats」aristocratという言葉をもじっています。aristocratというのは「貴族階級」という意味。金持ちの老婦人に飼われている美しい猫と3匹の子猫のお話なのでぴったりではあるのですが、日本にはなじみのない言葉ですよね。英語をもじっているというのも分かりにくいですし。
ですから別タイトルで、子供にもわかりやすいものをということで「おしゃれキャット」というタイトルになったのでしょうね。
ビアンカの大冒険
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アメリカで1977年。日本で1981年に公開されました。原題は「The Rescuers」なので「救助隊」ですね。邦題とだいぶ違いますね。
マージェリー・シャープさんの小説『The Rescuers』(邦題『小さい勇士のものがたり』)と『Miss Bianca』(同『ミス・ビアンカのぼうけん』)が原作になっています。といっても二作を組み合わせているので内容はだいぶ異なります。
原題では『The Rescuers』の方を使いましたが邦題では『Miss Bianca』の方を元にしたんですね。確かに「救助隊」では子ども受けはしなそうですもんね。
マージェリー・シャープさんの小説『The Rescuers』(邦題『小さい勇士のものがたり』)と『Miss Bianca』(同『ミス・ビアンカのぼうけん』)が原作になっています。といっても二作を組み合わせているので内容はだいぶ異なります。
原題では『The Rescuers』の方を使いましたが邦題では『Miss Bianca』の方を元にしたんですね。確かに「救助隊」では子ども受けはしなそうですもんね。
2010年頃から原題と邦題が違う作品が増える
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昔の作品も原題と邦題が大きく違う作品がありますが、「ピノキオ」、「ピーターパン」、「アラジン」、「ポカホンタス」など主人公の名前がタイトルになった作品を始め、原題と邦題が変わらない作品もあります。
ですが2010年頃からまた大きく変わる作品が出てきます。2010年に日本で公開された「塔の上のラプンツェル」の原題は「Tangled」。直訳すると「もつれた」という意味になります。直訳しても意味が分からない場合は大きく変えられることがありますね。
2013年の「アナと雪の女王」は「Frozen」。「氷結」です。こちらは分からなくはないですが、(特に映画を見れば)「アナと雪の女王」の方が親しみやすい感じがしますよね。
2014年公開の「ベイマックス」の原題は「Big Hero 6」。マーベルコミックのアメコミ作品「ビッグ・ヒーロー・シックス」が原作となっているためこのタイトルになったそうです。
原題と邦題が違う作品は、ポスターの絵柄も違うことがあるので興味があれば見比べてみてください。
ですが2010年頃からまた大きく変わる作品が出てきます。2010年に日本で公開された「塔の上のラプンツェル」の原題は「Tangled」。直訳すると「もつれた」という意味になります。直訳しても意味が分からない場合は大きく変えられることがありますね。
2013年の「アナと雪の女王」は「Frozen」。「氷結」です。こちらは分からなくはないですが、(特に映画を見れば)「アナと雪の女王」の方が親しみやすい感じがしますよね。
2014年公開の「ベイマックス」の原題は「Big Hero 6」。マーベルコミックのアメコミ作品「ビッグ・ヒーロー・シックス」が原作となっているためこのタイトルになったそうです。
原題と邦題が違う作品は、ポスターの絵柄も違うことがあるので興味があれば見比べてみてください。
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