2017年1月26日 更新

セクシーで危険なスピードスター『フェアレディーZ』の魅力とは?

1960年代に登場し、70年代、80年代、90年代と、世界中の車好きを虜にし続けたフェアレディZ。21世紀に入ってもなお、進化を続けるZの魅力に迫ります。Zの歴史は国産スポーツカーの歴史でもあります。歴代の輝かしいフェアレディZ達の画像や映像と共に、振り返っていきましょう。

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初代フェアレディZ(S30/31型系)

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日本のスポーツカーの魁的存在の、ダットサン・フェアレディの後継として1969年に発売されました。それまでのコンパーチブルタイプから、クローズドのスポーツクーペとして生まれ変わりました。
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フェアレディ2000 SR311
ジャガーEタイプの様な洗練されたフォルムを目指し、それでいて《スポーツカー=高級》というイメージを覆し、比較的手に入れやすいスポーツカーとして、世界中で認知され、1978年までの9年間で50万台以上売り上げる大ヒット車となりました。
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ジャガーEタイプ(1967)
エンジンは国内ではL型直列6気筒の2.0Lが主流。パワーはさほど大きくないものの、車重が軽い事と、乗り手がエンジンを自由にいじる事が普通だったので、そんなにパワーがなくても良かったのかもしれません。
海外版では2.4Lが主流でした。アメリカの古い映画やドラマでも、ちょくちょく見かけるので、いかにアメリカで売れたかという事が、うかがい知る事ができますね。
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初代フェアレディZのスペック

1977年 フェアレディZ-T
型式 S31
全長×全幅×全高  4,115×1,630×1,295mm
ホイールベース 2,305mm
エンジン型式 L20型
最高出力    130ps/6,000rpm
最大トルク   17.0kg・m/4,400rpm
種類  直列6気筒OHC
総排気量  1,998cc
車両重量  1,135kg

2代目フェアレディZ(S130型系)

米国日産(UN)  Z S130 280ZX  クーペ

米国日産(UN) Z S130 280ZX クーペ

【画像提供:カーセンサーnet】
初代のコンセプト、フォルムをそのまま受け継ぐ感じで、1978年に2代目フェアレディZが発売されました。幅と全長が少し大きくなり、エンジンは2.0Lと2.8Lの2種類。
1980年に国産で初めてTバールーフ仕様車が発売され、82年には国産初のターボエンジンン搭載車が発売されました。
1983年、初代からのZの世界での販売が100万台を突破。名実共に日本を代表する世界のスポーツカーとしての地位を確立します。

[CM]日産自動車 フェアレディZ 1978年

2代目フェアレディZのスペック

1978 フェアレディZ-L
型式 HS130
全長×全幅×全高 4,420×1,690×1,295mm
ホイールベース 2,320mm
エンジン型式 L28E型
最高出力    145ps/5,200rpm
最大トルク   23.0kg・m/4,000rpm
種類  直列6気筒OHC
総排気量  2,753cc
車両重量  1,225kg
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3代目フェアレディZ(Z31型系)

日産 フェアレディZ 2.0 200ZR-I 2by2の基本スペック|中古車なら【カーセンサーnet】 (1812974)

1983年、デザインと機能を一新して3代目フェアレディZが発売になります。
ロングノーズ&ショートデッキのスタイルは踏襲しつつ、より空気抵抗が少ないボディになり、リラクタブルヘッドライトに変わり、エンジンも従来のL型直列からV6になり、全車ターボ化され、パワーが格段にアップしました。
安価なスポーツカーからの脱却を図った3代目から、Zマニアの間では「後期型」と呼ばれています。

1983 NISSAN FAIRLADY Z Ad (HD)

3代目フェアレディZのスペック

1983 フェアレディZ300X
型式 GZ31
全長×全幅×全高 4,385×1,725×1,295mm
ホイールベース 2,320mm
エンジン型式 VG30ET
最高出力    230ps/5,200rpm
最大トルク   34.0kg・m/3,600rpm
種類  V6SOHCターボ
総排気量  2,960cc
車両重量  1,325kg
日産 フェアレディZ 3.0 300ZX 2シーター Tバールーフの基本スペック|中古車なら【カーセンサーnet】 (1812976)

4代目フェアレディZ(Z32型系)

日産 フェアレディZ 3.0 バージョンS ツインターボ 2by2 Tバールーフの基本スペック|中古車なら【カーセンサーnet】 (1812983)

1989年、これまでのロングノーズ&ショートデッキのスタイルから、ワイド&ローのマッスルなスーパースポーツカーへと変貌を遂げた、4代目フェアレディZが登場します。

日産フェアレディZのCM (Z32型系)

完璧なスポーツカーを標榜し、ハイパワー・ハイスペックを目指して開発され、当初は300馬力での販売を試みていましたが、当時の運輸省から「過度の馬力増は交通ルール上よろしくない」という謎の規制がかかり、280馬力に落ち着きました。
四輪マルチリンクサスペンションが装備されて、車重が重くなったのですが、ハンドリング性能は非常に高く、キビキビした運転を楽しめるようになっています。
この世代から完全に高級志向の車になり、フェアレディZ開発当初の、安価なスポーツカーという路線から離れ、その役目は240XSに引き継ぐことになりました。
日産 フェアレディZ 3.0 300ZX 2by2 Tバールーフの基本スペック|中古車なら【カーセンサーnet】 (1812980)

バブル全盛時に生まれた4代目フェアレディZは、バブル崩壊後は日産本体の経営も悪化したため、新たなモデルを投入される事無く、2000年には絶版車となってしまいます。

4代目フェアレディZのスペック

1989 フェアレディZ300ZX ツインターボ2by2
型式 E-GCZ32
全長×全幅×全高 4,525×1,800×1,255mm
ホイールベース 2,570mm
エンジン型式 VG30DETT
最高出力    280ps/6,400rpm
最大トルク   39.6kg・m/3,600rpm
種類  V6・DOHCツインターボ
総排気量  2,960cc
車両重量  1,570kg
日産 フェアレディZ 3.0 バージョンS ツインターボ 2by2 Tバールーフの基本スペック|中古車なら【カーセンサーnet】 (1812985)

21世紀のフェアレディZへ

そして2002年、倒産寸前の危機を乗り越えた日産は、5代目Z(Z33型系)を発売します。
今までとは全く異なるフォルム、2シーターのみ、MTは6速になり、よりスポーティーに進化。
5代目Z 3.5バージョンST(CBA-Z33)

5代目Z 3.5バージョンST(CBA-Z33)

最高出力:313ps/6,800rpm
最大トルク:36.5kg・m/4,800rpm
V型6気筒DOHC

Nissan 350Z Commercial in Canada

カナダの5代目350ZのCMです
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