テレビアニメだけでなく、押井守氏による映画、ゆうきまさみ氏による漫画、OVAや小説などなど・・・数々のメディアに展開した本作。最近でも、押井守氏がメガホンをとった実写映画が公開されるなど、根強い人気を示しました。
『機動警察パトレイバー』とは?
機動警察パトレイバー』(きどうけいさつパトレイバー、Mobile Police PATLABOR)は、1988年を基点とした10年後からの数年間の近未来の東京を中心とした地域を舞台とした漫画、アニメ、小説などのメディアミックス作品である。当時としては珍しいメディアミックスを展開した先駆的作品である。
あらすじ
レイバー――それは産業用に開発されたロボットの総称である。
建設・土木の分野で広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増。
警視庁は特科車輌二課・パトロールレイバー中隊を新設して、これに対抗した。
通称パトレイバーの誕生である――
――と、仰々しく登場した特車二課であったが、その成果は芳しくない。
その日も、篠原遊馬、太田功の二人は、酔っ払いが運転するレイバーに、逆に倒され、パトレイバーを損傷させてしまう始末。
だが、整備のために訪れた篠原重工工場で、新型のレイバー『イングラム』が特車二課に納入されることが決まったことを知り、二人は喜ぶ。
一方、パトレイバーを操縦するための適性試験を受けに、篠原重工工場を訪れていた泉野明は、警察に納入予定であった『イングラム』の盗難事件に巻き込まれてしまう。
逃走するレイバーキャリアに、ひとり追いついた野明は、成り行きで、『イングラム』を起動させる。
遅れて駆けつけた篠原遊馬の助言を受けつつも、野明は、窃盗犯の操縦するレイバーを見事に取り押さえることに成功する。
イレギュラーな形ではあったが自らの適性を示した野明は、篠原重工創業者の息子・篠原遊馬や、無闇にレイバー用の拳銃を発砲したがる問題警官・太田功ら個性的な面々が待つ特車二課に、晴れて配属となる。
そして――。
時にレイバー犯罪に立ち向かい、時に警察官としての日常を送る彼らは、やがて、謎の黒いレイバー『グリフォン』の開発をめぐる陰謀に巻き込まれていくのだった。
建設・土木の分野で広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増。
警視庁は特科車輌二課・パトロールレイバー中隊を新設して、これに対抗した。
通称パトレイバーの誕生である――
――と、仰々しく登場した特車二課であったが、その成果は芳しくない。
その日も、篠原遊馬、太田功の二人は、酔っ払いが運転するレイバーに、逆に倒され、パトレイバーを損傷させてしまう始末。
だが、整備のために訪れた篠原重工工場で、新型のレイバー『イングラム』が特車二課に納入されることが決まったことを知り、二人は喜ぶ。
一方、パトレイバーを操縦するための適性試験を受けに、篠原重工工場を訪れていた泉野明は、警察に納入予定であった『イングラム』の盗難事件に巻き込まれてしまう。
逃走するレイバーキャリアに、ひとり追いついた野明は、成り行きで、『イングラム』を起動させる。
遅れて駆けつけた篠原遊馬の助言を受けつつも、野明は、窃盗犯の操縦するレイバーを見事に取り押さえることに成功する。
イレギュラーな形ではあったが自らの適性を示した野明は、篠原重工創業者の息子・篠原遊馬や、無闇にレイバー用の拳銃を発砲したがる問題警官・太田功ら個性的な面々が待つ特車二課に、晴れて配属となる。
そして――。
時にレイバー犯罪に立ち向かい、時に警察官としての日常を送る彼らは、やがて、謎の黒いレイバー『グリフォン』の開発をめぐる陰謀に巻き込まれていくのだった。
登場人物&レイバー
via anime.dmkt-sp.jp
本作の主人公の一人。警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。一号機フォワード(操縦担当)。階級は巡査。
1978年12月17日生まれ。身長155cm。スリーサイズはB79 W58 H82。血液型はA型。好きな言葉は「勇気」。好きな色は青色。
北海道苫小牧市出身。実家は酒屋で、やたらと酒に強いが、一旦悪酔いするとタチが悪い。
via anime.dmkt-sp.jp
篠原 遊馬(しのはら あすま)
声 - 古川登志夫 演 - 黒田隆太(実写版で回想シーン)
警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。一号機バックアップ(指揮担当)(→二号機バックアップ(漫画版第14話~)→一号機、二号機兼任バックアップ(漫画版第18話~最終話))。階級は巡査。群馬県前橋市出身。
本作の主人公の一人。泉野明のパートナー。
ひねくれ者で口は悪いが、野明には細やかな心遣いを見せることがある。普段は冷めた性格であるが、その反面繊細な面も持ち、きっかけ次第ではひとつの物事(特に篠原重工がらみの事柄)に、とことん突っ走ってしまう部分もある。そういった性質を、後藤に利用されてしまうこともしばしばである。
後藤 喜一(ごとう きいち)
声 - 大林隆介 演 - 瀧伸(実写版は回想シーンのみの出演)
警視庁警備部特科車両二課第二小隊長。階級は警部補。東京都台東区下谷出身。
オールバック、三白眼[6]、エラハリ、無表情が特徴。傍目に悪人面だが見た目通り「悪党」。普段は飄々としたとらえどころのない昼行灯を装っているが、かつては公安出身の「カミソリ後藤」「本庁で有名な悪(ワル)」と呼ばれる切れ者だったらしい。
全てにおいて無気力、無関心そうでいて、周囲への気配りはさりげなく行う。人的管理においては強制を好まず、各人の自主性を上手く引き出す方針が隊員たちにも伝わっているのか、人望はそれなりに厚い。
太田 功(おおた いさお)
声 - 池水通洋 演 - 山口森広
警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。二号機フォワード(操縦担当)。階級は巡査。岩手県釜石市出身。
よく言えば生真面目で正義感の強い熱血漢、裏を返せば、直情径行で猪突猛進なだけの熱血馬鹿。
規律重視で融通が利かない性格ゆえに、自分よりも階級や実力が上の相手にはわりと素直に従う一方、同僚隊員(特に遊馬)と衝突することが多いが、危機には勇んで駆けつけようとする仲間思いな心根にはブレがない。漫画版の初期では、特車2課の隊員の中で唯一「正規の教育を受けた警察官」であるという自負からか、いわゆる「予備校出身の即席警官」である他の隊員を、少々見下しているようなフシがあった。
また、野明に対しては女性ゆえか比較的甘めな扱いで、照れつつ一言アドバイスをするシャイな面も見せたり、拳銃を突きつけられた課長を見て降伏するなど、優しい(?)面や人間的(?)な面も見せる[22]。
進士 幹泰(しんし みきやす)
声 - 二又一成 演 - 古賀 清
警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。二号機バックアップ(指揮担当)。階級は巡査。静岡県藤枝市出身。
東京大学卒。第二小隊で唯一の妻帯者である。
公務員一家に生まれ、かつてはコンピュータ関連会社の優秀なサラリーマン[24]であったが、ふとした気の迷いから警察官に転職し、後藤のスカウトで特車二課に配属された。
気が弱いためフォワードの太田の暴走を止められず、胃薬を常用している。
山崎 ひろみ(やまざき ひろみ)
声 - 郷里大輔 演 - 小日向大輔
警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。後方支援担当。階級は巡査。沖縄県石垣島出身。通称「ひろみちゃん」。
身長2メートルを超す強面の巨漢で、レイバー操縦技能は持つが、イングラムのコクピットの狭さから搭乗できず[26]、後方支援に回る。なお警察に入った理由は、実家が漁師であるが、本人はとても船に弱い体質であるからである。
熊耳 武緒(くまがみ たけお)
声 - 横沢啓子 演 - 里中まい
警視庁警備部特科車両二課第二小隊員。二号機バックアップ(指揮担当)(→一号機バックアップ(漫画版))。階級は巡査部長。兵庫県西宮市出身。通称お武さん(おたけさん)。
イングラム (INGRAM) は、アニメ・漫画『機動警察パトレイバー』に登場する架空の人型ロボット。篠原重工八王子工場製造、警視庁警備部特科車両二課所属の純警察用レイバーである。型式番号はAV-98。
篠原重工八王子工場製造、警視庁警備部特科車両二課所属の純警察用レイバーである。(形式番号:AV-0)