70年代前半に巻き起こった「日本語ロック論争」を特集したNHK Eテレ「世界サブカルチャー史」が放送決定!!
NHK Eテレにて、70年代前半を中心に邦楽ロックシーンに巻き起こった「日本語ロック論争」について特集した番組「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン4 21世紀の地政学」ポップス編 第2回の放送が決定しました。放送スケジュールは5月24日(金)22:30~22:59。
告知はこちらです!!
【本日放送】
— TVガイドWeb【公式】 (@TVGweb) May 23, 2024
大衆消費社会の波の中にあった70年代日本。
音楽シーンでは「日本語ロック論争」が繰り広げられた。
そんな時代に筒美京平が一時代を築き、国民的な旋律を生んでいく。
近田春夫も時代の空気を証言する。#世界サブカルチャー史
語り #玉木宏https://t.co/fqrlvod0Wm
様々な国・時代のサブカルチャーを振り返り、当時の社会の空気の変化を検証する歴史ドキュメンタリー「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」。2022年よりシーズン1「アメリカ編1950-2010s」、シーズン2「ヨーロッパ編」、シーズン3「日本編」と放送され、現在はシーズン4「21世紀の地政学」としてアイドルやヒップホップなどのサブカルチャーが掘り下げられています。現在展開中の「ポップス編」は、NHK BSプレミアム4Kにて2月に90分番組として放送された内容で、今回のEテレでは30分ずつの全3回で放送されます。
「日本語ロック論争」とは?
「日本語ロック論争」とは、70年代前半における「ロックは日本語で歌うべき」派と「英語で歌うべき」派が対立した論争で、1970年にニューミュージックマガジン誌内で、日本語派のはっぴいえんどのデビューアルバム「はっぴいえんど」が「日本のロック賞」を受賞したことがきっかけとなり、内田裕也を中心とした英語派と、はっぴいえんどなどの日本語派が対立することとなりました。24日放送の「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」ポップス編 第2回では、論争の概要のほか、近田春夫が当時の空気を証言。当時の日本人にとって、洋楽とは何だったのかを掘り下げていきます。
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5月31日には「ポップス編 第3回」が放送決定!!
また5月31日には、音楽と映像が一体化した表現が流行した80年代や、小室哲哉による「小室サウンド」が日本のヒットチャートを席巻した90年代について特集した「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」ポップス編 第3回の放送が決定。ミドル世代としては、こちらも要チェックの内容となっています。
放送スケジュール
NHK Eテレ「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン4 21世紀の地政学」
ポップス編 第2回
2024年5月24日(金)22:30~22:59
ポップス編 第3回
2024年5月31日(金)22:30~22:59
ポップス編 第2回
2024年5月24日(金)22:30~22:59
ポップス編 第3回
2024年5月31日(金)22:30~22:59
公式サイト
世界サブカルチャー史 欲望の系譜 - NHK
映画、ポップス、流行、社会風俗…、夢と現実の交差点、サブカルチャー。メインからこぼれ落ちるエネルギー。人々の心の奥底を覗くとき、そこに見え隠れするのは、時代の痕跡か?それとも大衆の欲望か?
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