2019年9月3日 更新
アルフィーがデビュー当初は4人組だったってご存知ですか?存在が抹消された幻のメンバーとは?
デビュー43周年を迎え、まだまだ現役続行中の「アルフィー」。言わずと知れた3人組ですが、彼らが元々は4人組だったってご存知ですか?この記事では幻の4人目のアルフィーについて書いてみたいと思います。
1974年、アルフィー「夏しぐれ」でデビュー。
アルフィーといえば1983年の「メリーアン」、1984年の「星空のディスタンス」などが有名ですが、デビューした年は1974年と古く、売れない時期が長く続いていました。まずはデビューシングルのジャケットをご覧ください。
なんか一人多いんですけど??
こちらがデビューシングル「夏しぐれ」のジャケットです。左からグラサンをかけていない桜井、坂崎、高見沢と続きますが、なんか一人多いですねえ!?これってどういうことでしょうか?また、アルフィーのアルファベット表記は「ALFEE」なんですが当時は「ALFIE」と表記されていました。
幻のメンバー「三宅康夫」とは?
三宅 康夫(みやけ やすお、1955年1月30日 - )は、アルフィー結成当時のメンバー。
1974年デビューしたが、1975年脱退。脱退理由については明らかにされていないが、アルフィーの証言・エッセイ等をベースに描かれた漫画「ドリーム・ジェネレーション」(吉岡つとむ・著)の中で「南ゆうじ」という人物として登場。作中では「父親が病気で倒れ、長男であるために家業を継ぐ」ために脱退したことになっている。
三宅康夫がリードボーカルの楽曲が存在した!
三宅康夫がリードボーカルを取っている曲がありました!曲名は「真夏の夢」。アルフィーのメンバーによるオリジナル曲ではなく、作詞:松本隆、作曲:筒美京平の売れっ子作家によるフォーク系歌謡曲でした。
アルバムでは作詞も手掛ける!
作曲は「坂崎幸二」?
ファーストアルバム「青春の記憶」の5曲目「一年目の春」の作詞を担当。作詞:三宅康夫、作曲:坂崎幸二。坂崎幸二というのは坂崎幸之助の本名です。アルフィーといえば高見沢しか曲を作っていないイメージを持っている人が多いと思うんですが、デビュー当初は違ってたんですね。
記念すべきデビューアルバムはこちら。現在のように高見沢作詞作曲で占められているわけではなく、大半が職業作家によるフォーク系歌謡曲で占められ、高見沢作曲が2曲、坂崎作曲が1曲という構成になっています。当時の売れっ子作家であった筒美京平を起用したのですが、全くと言っていいほど売れませんでした。
そもそもアルフィーに高見沢は居なかった。
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