『天才バカボン』
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製作・著作:トムス・エンタテインメント
放送期間:1971年9月25日から1972年6月24日
放送時間:土曜19:00から19:30
放送局:日本テレビ系列
放送話数:全79話(1回に2話放送。ただし最終回のみ1話)
主題歌:「天才バカボン」 アイドル・フォー
放送期間:1971年9月25日から1972年6月24日
放送時間:土曜19:00から19:30
放送局:日本テレビ系列
放送話数:全79話(1回に2話放送。ただし最終回のみ1話)
主題歌:「天才バカボン」 アイドル・フォー
スタッフ
原作:赤塚不二夫
演出:斉藤博、岡部英二
脚本:吉田喜昭(最終回担当)ほか
コンテ:山崎修二(最終回担当)ほか
作画監督:芝山努
美術監督:影山仁
撮影監督:清水達正
録音監督:明田川進
音楽:渡辺岳夫
キャスト
バカボン:山本圭子
バカボンのパパ:雨森雅司
ママ:増山江威子
ハジメ:貴家堂子
おまわりさん:田の中勇
レレレのおじさん:塊 柳二
サクラ:沢田和子
バカボンのパパ:雨森雅司
ママ:増山江威子
ハジメ:貴家堂子
おまわりさん:田の中勇
レレレのおじさん:塊 柳二
サクラ:沢田和子
『天才バカボン』とは
小学生バカボンと、植木屋のパパ、美人なママ、弟の天才児ハジメの一家を中心に、レレレのおじさん、銃を乱射するお巡りさんなどの個性的なキャラクターが登場するギャグアニメ。
なおパパが植木屋という設定は本作のみで、原作などでは無職。さらにシュールだった原作と違い、人情話が多いなどホームコメディ要素が強い。
なおパパが植木屋という設定は本作のみで、原作などでは無職。さらにシュールだった原作と違い、人情話が多いなどホームコメディ要素が強い。
『天才バカボン』の最終回
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第79話「バカボン一家がサヨウナラ」
バカボンにサクラちゃんから手紙が届いた。
「バカボンくんへ こんどの日曜日は私の誕生日です。ぜったい私の家に来てください。サクラより」
サクラの家にやってきたバカボン。
バカボン「ねえ、サクラちゃん。今いちばん欲しい物はなに?」
それはギターだと言う。
家に帰ってきたバカボンは貯金箱をひっくり返すが、ギターを買うにはお金が足りない。
パパがやってきて遊びに誘うが、いまそれどころじゃないんだと断るバカボン。
階段の下からママの声。
ママ「パパ!パパ!ハジメちゃん、2階にいません?」
いない、と返事するパパ。ハジメがどこにもいないとわかり、驚いて家中を探すパパとバカボン。家を飛び出してパパは町中を探して回る。
その頃、歩けるようになったハジメは散歩をしていた。
ハジメ「歩くって素敵ですね」
外国人に会い、ハジメは英語で話しかける。
ハジメ「What is the matter with you?]
車が故障したことを知り、ボンネットを覗き込んで修理する。感謝する外国人。名前はドックフェラーだと教える。
バカボンの家。ちゃぶ台を囲んでいる、ハジメが帰ってこないので心配そうな様子の3人。3時になった。
パパ「そうだ、ハジメはきっと誘拐されたのだ」
電話が鳴る。
パパ「きっと犯人からの電話なのだ」
それはハジメからだった。どこにいるの、と尋ねるママ。
ハジメ「ホテルニューデコボコの703号室だよ。それからね、ぼくね」
ガチャンと切れた。
パパ「きっと誘拐されたのだ」
バカボン「犯人の隙をねらって電話してきたんだ。パパ、はやくなんとかしなくっちゃ!」
パパ「よおし、ハジメ、待っておれ!」
刀や包丁や箸やフォークを装備して家を出るパパ。
ママ「あ!パパ、お巡りさんにお願いした方がいいわ!」
パパはお巡りさんに事情を説明する。「あんな利口な子が誘拐されるわけはないよ」と最初は言うが、パパの真剣な目を見て信じた。震えながら警察本部に電話する。
走るパトカー。ホテルの前に数台のパトカーが停まり、警官たちが中へ入っていく。そして703号室へ。
お巡りさん「犯人に告ぐ!お前たちは完全に包囲された!無駄な抵抗はやめて出てこーい!」
パパ「ハジメを返すのだ!」
出てきたのはドックフェラーだった。
ホテルのロビー。バカボン一家とドックフェラー、お巡りさんがいる。事情をパパたちに説明するハジメ。
ハジメ「フェラーさんはアメリカでとっても有名な人なんだよ。だからお話、聞きたくって」
散歩していたということに驚くママ。ハイハイしかできないはずだ、というパパ。
ハジメ「ぼく歩けるようになったよ。パパ、見ててね」
歩いて見せるハジメ。驚き、大喜びするバカボン一家。
「バカボンくんへ こんどの日曜日は私の誕生日です。ぜったい私の家に来てください。サクラより」
サクラの家にやってきたバカボン。
バカボン「ねえ、サクラちゃん。今いちばん欲しい物はなに?」
それはギターだと言う。
家に帰ってきたバカボンは貯金箱をひっくり返すが、ギターを買うにはお金が足りない。
パパがやってきて遊びに誘うが、いまそれどころじゃないんだと断るバカボン。
階段の下からママの声。
ママ「パパ!パパ!ハジメちゃん、2階にいません?」
いない、と返事するパパ。ハジメがどこにもいないとわかり、驚いて家中を探すパパとバカボン。家を飛び出してパパは町中を探して回る。
その頃、歩けるようになったハジメは散歩をしていた。
ハジメ「歩くって素敵ですね」
外国人に会い、ハジメは英語で話しかける。
ハジメ「What is the matter with you?]
車が故障したことを知り、ボンネットを覗き込んで修理する。感謝する外国人。名前はドックフェラーだと教える。
バカボンの家。ちゃぶ台を囲んでいる、ハジメが帰ってこないので心配そうな様子の3人。3時になった。
パパ「そうだ、ハジメはきっと誘拐されたのだ」
電話が鳴る。
パパ「きっと犯人からの電話なのだ」
それはハジメからだった。どこにいるの、と尋ねるママ。
ハジメ「ホテルニューデコボコの703号室だよ。それからね、ぼくね」
ガチャンと切れた。
パパ「きっと誘拐されたのだ」
バカボン「犯人の隙をねらって電話してきたんだ。パパ、はやくなんとかしなくっちゃ!」
パパ「よおし、ハジメ、待っておれ!」
刀や包丁や箸やフォークを装備して家を出るパパ。
ママ「あ!パパ、お巡りさんにお願いした方がいいわ!」
パパはお巡りさんに事情を説明する。「あんな利口な子が誘拐されるわけはないよ」と最初は言うが、パパの真剣な目を見て信じた。震えながら警察本部に電話する。
走るパトカー。ホテルの前に数台のパトカーが停まり、警官たちが中へ入っていく。そして703号室へ。
お巡りさん「犯人に告ぐ!お前たちは完全に包囲された!無駄な抵抗はやめて出てこーい!」
パパ「ハジメを返すのだ!」
出てきたのはドックフェラーだった。
ホテルのロビー。バカボン一家とドックフェラー、お巡りさんがいる。事情をパパたちに説明するハジメ。
ハジメ「フェラーさんはアメリカでとっても有名な人なんだよ。だからお話、聞きたくって」
散歩していたということに驚くママ。ハイハイしかできないはずだ、というパパ。
ハジメ「ぼく歩けるようになったよ。パパ、見ててね」
歩いて見せるハジメ。驚き、大喜びするバカボン一家。
夜のバカボン家。大きな風呂敷を抱えてパパが帰ってきた。それはハジメへのプレゼントだった。開けると大量の靴、下駄、草履、ブーツなど。驚く一同。
パパ「東京中の靴屋から買ってきたのだ。ハジメ、明日からこれ履いてどんどん歩くのだ」
ハジメ「パパ、ありがとう。でも一度にこんなに履けないよ」
ドックフェラーが訪ねてきた。
ドックフェラー「私、ハジメちゃんとお話しましてハジメちゃんの天才に大変びっくりしました」
ハジメをアメリカの大学に入れたい、家族全員でアメリカに来てくださいと言う。
ママ「せっかくのお話ですけど私どもには…。ねえ、ハジメはどうなの?」
ハジメ「ぼく、パパやお兄ちゃんの言う通りにする」
絶対にアメリカには行かないと言うパパとバカボン。残念そうなハジメの顔。
勉強しているハジメ。
ハジメ「アメリカへ行って勉強できるなんて素敵だな…」
茶の間の3人。
ママ「ねえ、バカボンにパパ。よーく聞いてちょうだい。ハジメの幸せを本当に考えたら、あのドックフェラーさんの仰るように、アメリカへ行った方がいいかもしれないわね」
反対するパパ。
パパ「わしゃこの町が大好きなのだ。日本がいいのだ。アメリカなんか行きたくないのだ」
公園。悩んでいるバカボン。
バカボン「ハジメはアメリカへ行った方がいいのかなあ…。でもアメリカへ行っちゃうとサクラちゃんとさよならしなきゃいけないし…」
家の縁側で悩んでいるバカボン。
ハジメ「お兄ちゃん、どうかしたの?」
なんでもないよ、とこたえる。
バカボンはサクラの家にやってきた。
バカボン「サクラちゃん。ぼ、ぼ、ぼくサクラちゃんのお誕生パーティーに行けないかもしれないんだ」
これからもずっと会えなくなるかもしれない、と言うバカボン。
バカボン「ぼく、アメリカへ行くかもしれないんだ!」
夕焼け。並んで座っているバカボンとサクラ。
バカボン「でもぼく迷ってるんだ。サクラちゃんだったらどうする?」
サクラ「あら、素敵じゃない。アメリカへ行けるなんて」
サクラ「あたしも大きくなったらきっとアメリカへ行くわ。それまで頑張ってね、バカボンくん」
バカボン「うん!ぼくハジメに負けないように一生懸命やってみる!」
バカボンの家。
ハジメ「わーい、嬉しいな!嬉しいな!」
ママ「何がそんなに嬉しいの?」
ハジメ「お兄ちゃんも賛成だって」
バカボン「当たり前だよ。ぼく、ハジメのお兄さんだもん」
玄関からパパの声が聞こえてくる。行ってみると、パパとドックフェラーがいた。
ドックフェラー「日曜日に船が出るのでお知らせに来たのです」
驚く一同。
パパ「東京中の靴屋から買ってきたのだ。ハジメ、明日からこれ履いてどんどん歩くのだ」
ハジメ「パパ、ありがとう。でも一度にこんなに履けないよ」
ドックフェラーが訪ねてきた。
ドックフェラー「私、ハジメちゃんとお話しましてハジメちゃんの天才に大変びっくりしました」
ハジメをアメリカの大学に入れたい、家族全員でアメリカに来てくださいと言う。
ママ「せっかくのお話ですけど私どもには…。ねえ、ハジメはどうなの?」
ハジメ「ぼく、パパやお兄ちゃんの言う通りにする」
絶対にアメリカには行かないと言うパパとバカボン。残念そうなハジメの顔。
勉強しているハジメ。
ハジメ「アメリカへ行って勉強できるなんて素敵だな…」
茶の間の3人。
ママ「ねえ、バカボンにパパ。よーく聞いてちょうだい。ハジメの幸せを本当に考えたら、あのドックフェラーさんの仰るように、アメリカへ行った方がいいかもしれないわね」
反対するパパ。
パパ「わしゃこの町が大好きなのだ。日本がいいのだ。アメリカなんか行きたくないのだ」
公園。悩んでいるバカボン。
バカボン「ハジメはアメリカへ行った方がいいのかなあ…。でもアメリカへ行っちゃうとサクラちゃんとさよならしなきゃいけないし…」
家の縁側で悩んでいるバカボン。
ハジメ「お兄ちゃん、どうかしたの?」
なんでもないよ、とこたえる。
バカボンはサクラの家にやってきた。
バカボン「サクラちゃん。ぼ、ぼ、ぼくサクラちゃんのお誕生パーティーに行けないかもしれないんだ」
これからもずっと会えなくなるかもしれない、と言うバカボン。
バカボン「ぼく、アメリカへ行くかもしれないんだ!」
夕焼け。並んで座っているバカボンとサクラ。
バカボン「でもぼく迷ってるんだ。サクラちゃんだったらどうする?」
サクラ「あら、素敵じゃない。アメリカへ行けるなんて」
サクラ「あたしも大きくなったらきっとアメリカへ行くわ。それまで頑張ってね、バカボンくん」
バカボン「うん!ぼくハジメに負けないように一生懸命やってみる!」
バカボンの家。
ハジメ「わーい、嬉しいな!嬉しいな!」
ママ「何がそんなに嬉しいの?」
ハジメ「お兄ちゃんも賛成だって」
バカボン「当たり前だよ。ぼく、ハジメのお兄さんだもん」
玄関からパパの声が聞こえてくる。行ってみると、パパとドックフェラーがいた。
ドックフェラー「日曜日に船が出るのでお知らせに来たのです」
驚く一同。
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小学校。先生が、生徒たちに言う。
先生「というわけで今度の日曜日に、バカボンくんはアメリカへ行くことになったんだ」
小学校から帰るところのバカボンとサクラ。
サクラ「バカボンくんとふたりで帰るのもこれが最後ね」
お別れのしるしにギターをプレゼントするというバカボン。喜ぶサクラ。
家に帰ってきたバカボンは、木の板で工作を始めた。明け方に完成したのはギターだった。弾いてみるが、しかし音が出ない。
ハジメ「お兄ちゃん、素敵なギターだね」
バカボン「でも鳴らないんだ」
ハジメがギターの弦を張り直した。音が鳴って、喜ぶバカボン。
ママ「ドックフェラーさんがお迎えにいらしたわよ」
パパ「いやだ、わしはここに残るのだ!」
ママ「いいわ!だったら好きなようになさい!」
パパ「もちろんなのだ!」
家を飛び出すパパ。
心配するバカボンにママは言う。
ママ「大丈夫よ。あんなこと言ってるけど絶対一緒に行ってくれるわ」
港。客船が停泊している。車から降りる3人。見送りにきたサクラに、バカボンはギターを渡す。
サクラ「まあ!バカボンくん、わざわざ作ってくれたのね」
バカボン「こんなのでごめんね」
サクラ「ううん。手作りのギターなんて最高よ。素敵だわ。ありがとう、バカボンくん」
先生と学校の友達も見送りにやってきた。
先生「ときにパパさんは?」
バカボン「それが…」
パパは交番に駆けこんだ。
パパ「お巡りさん、わしゃあんたの息子になりたいのだ」
お巡りさん「なあに?ふざけるなー!」
銃を乱射する。
ママもバカボンもハジメも、みんなアメリカへ行ってしまうと言うパパ。
パパ「わしゃひとりぼっちになってしまうのだ…」
お巡りさん「へっ、いいきみだ。いつも本官を侮辱ばかりしていたからだ」
お巡りさん(…やあ、しかし思えばバカボンのパパにはいろいろ世話にもなったし、手柄も立てさせてもらった。パパはやっぱし家族と住むべきなのだ)
お巡りさん「貴様!アメリカに行かないと逮捕するぞ!」
ふたたび銃を乱射して、パパを追い立てる。
お巡りさん「アメリカに行くんだー!」
客船が出港しようとしていた。
バカボン「ママ。パパどうしちゃったんだろうね」
ママ「パパは絶対に来てくれるわよ」
船が動き出した時、パパとお巡りさんの姿が。
バカボン「パパ!ぼくたちここだよー!」
手を振るバカボン。
パパは海に飛び込んだ。そして泳ぎ始める。船員が浮き輪を投げ、つかまるパパ。
船員からロープを渡してもらい、バカボンがパパを引き上げる。
パパ「ついにわしゃアメリカへ行くことになったのだ」
お巡りさん「おーい、達者で暮らせよー!」
見送りにきた人々のセリフ。「がんばれよー!アメリカの子供に負けるなよー!」「しっかり英語を覚えるんだぞー!」「手紙くれよなー!」など。
レレレのおじさん「おでかけですかあ?」
パパ「アメリカへおでかけなのだ。しかしわしは必ず帰ってくるのだ。それまで元気でごきげんようなのだ」
見送りの人々に、手を振り返すバカボン一家。
バカボン一家「さようならー!」
パパ「これでいいのだ!」
船はアメリカへ向って進んで行く。
先生「というわけで今度の日曜日に、バカボンくんはアメリカへ行くことになったんだ」
小学校から帰るところのバカボンとサクラ。
サクラ「バカボンくんとふたりで帰るのもこれが最後ね」
お別れのしるしにギターをプレゼントするというバカボン。喜ぶサクラ。
家に帰ってきたバカボンは、木の板で工作を始めた。明け方に完成したのはギターだった。弾いてみるが、しかし音が出ない。
ハジメ「お兄ちゃん、素敵なギターだね」
バカボン「でも鳴らないんだ」
ハジメがギターの弦を張り直した。音が鳴って、喜ぶバカボン。
ママ「ドックフェラーさんがお迎えにいらしたわよ」
パパ「いやだ、わしはここに残るのだ!」
ママ「いいわ!だったら好きなようになさい!」
パパ「もちろんなのだ!」
家を飛び出すパパ。
心配するバカボンにママは言う。
ママ「大丈夫よ。あんなこと言ってるけど絶対一緒に行ってくれるわ」
港。客船が停泊している。車から降りる3人。見送りにきたサクラに、バカボンはギターを渡す。
サクラ「まあ!バカボンくん、わざわざ作ってくれたのね」
バカボン「こんなのでごめんね」
サクラ「ううん。手作りのギターなんて最高よ。素敵だわ。ありがとう、バカボンくん」
先生と学校の友達も見送りにやってきた。
先生「ときにパパさんは?」
バカボン「それが…」
パパは交番に駆けこんだ。
パパ「お巡りさん、わしゃあんたの息子になりたいのだ」
お巡りさん「なあに?ふざけるなー!」
銃を乱射する。
ママもバカボンもハジメも、みんなアメリカへ行ってしまうと言うパパ。
パパ「わしゃひとりぼっちになってしまうのだ…」
お巡りさん「へっ、いいきみだ。いつも本官を侮辱ばかりしていたからだ」
お巡りさん(…やあ、しかし思えばバカボンのパパにはいろいろ世話にもなったし、手柄も立てさせてもらった。パパはやっぱし家族と住むべきなのだ)
お巡りさん「貴様!アメリカに行かないと逮捕するぞ!」
ふたたび銃を乱射して、パパを追い立てる。
お巡りさん「アメリカに行くんだー!」
客船が出港しようとしていた。
バカボン「ママ。パパどうしちゃったんだろうね」
ママ「パパは絶対に来てくれるわよ」
船が動き出した時、パパとお巡りさんの姿が。
バカボン「パパ!ぼくたちここだよー!」
手を振るバカボン。
パパは海に飛び込んだ。そして泳ぎ始める。船員が浮き輪を投げ、つかまるパパ。
船員からロープを渡してもらい、バカボンがパパを引き上げる。
パパ「ついにわしゃアメリカへ行くことになったのだ」
お巡りさん「おーい、達者で暮らせよー!」
見送りにきた人々のセリフ。「がんばれよー!アメリカの子供に負けるなよー!」「しっかり英語を覚えるんだぞー!」「手紙くれよなー!」など。
レレレのおじさん「おでかけですかあ?」
パパ「アメリカへおでかけなのだ。しかしわしは必ず帰ってくるのだ。それまで元気でごきげんようなのだ」
見送りの人々に、手を振り返すバカボン一家。
バカボン一家「さようならー!」
パパ「これでいいのだ!」
船はアメリカへ向って進んで行く。
その後の『天才バカボン』
以降も何度もアニメ化されています。テレビアニメ版のリストです。
1971年 天才バカボン(本作。全40回、79話)
パパ:雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ:増山江威子
1975年 元祖天才バカボン(全103回、204話)
パパ: 雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ: 増山江威子
1990年 平成天才バカボン(全46回、92話)
パパ:富田耕生、バカボン:林原めぐみ、ママ:増山江威子
1999年 レレレの天才バカボン(全24回、48話)
パパ:小倉久寛、バカボン:亀井芳子、ママ:増山江威子
2018年 深夜!天才バカボン(全12回、21話)
パパ:古田新太、バカボン:入野自由、ママ:日髙のり子
1971年 天才バカボン(本作。全40回、79話)
パパ:雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ:増山江威子
1975年 元祖天才バカボン(全103回、204話)
パパ: 雨森雅司、バカボン:山本圭子、ママ: 増山江威子
1990年 平成天才バカボン(全46回、92話)
パパ:富田耕生、バカボン:林原めぐみ、ママ:増山江威子
1999年 レレレの天才バカボン(全24回、48話)
パパ:小倉久寛、バカボン:亀井芳子、ママ:増山江威子
2018年 深夜!天才バカボン(全12回、21話)
パパ:古田新太、バカボン:入野自由、ママ:日髙のり子
実写ドラマもありました。
2016年、2017年、2018年の全3回で、オムニバス構成になっています。
パパは上田晋也(くりぃむしちゅー)、バカボンはオカリナ(おかずクラブ)、ママは松下奈緒が演じていました。
2016年、2017年、2018年の全3回で、オムニバス構成になっています。
パパは上田晋也(くりぃむしちゅー)、バカボンはオカリナ(おかずクラブ)、ママは松下奈緒が演じていました。
20 件
バカ ( ´艸`) 2023/3/19 10:49
赤塚不二夫先生のまんがで
イヤミとバカボンのパパが後ろ姿から振り向くと幼少時「ドカーン」とさけび
家族から変人がられた