伝説的なバッドエンド。負のオーラがハンパない鬱展開。懐かしのトラウマ漫画!第2弾
2018年6月3日 更新

伝説的なバッドエンド。負のオーラがハンパない鬱展開。懐かしのトラウマ漫画!第2弾

大人気の第一弾よりもはるかにパワーアップした伝説的なバッドエンド・鬱展開・懐かしのトラウマ漫画の第2弾です。負のオーラがハンパないまとめになっています。

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日野日出志の『地獄の子守唄』は漫画史上最強最悪のバッドエンド。読者が3日後に残酷な方法で死ぬ呪いをかけて終わる。

日野日出志のベストセレクション『地獄の子守唄』 表題の...

日野日出志のベストセレクション『地獄の子守唄』 表題の作品以外にも『恐怖列車』もヤバすぎる超絶トラウマ漫画。

初期名作短編『地獄の子守唄』『胎児異変 わたしの赤ちゃん』『恐怖列車』『蔵六の奇病』の4本を収録した日野日出志ベストセレクション!

雑誌掲載時には巻頭8ページが2色だった『地獄の子守唄』の巻頭を4色カラーで掲載!
狂気と異常に満ちた物語が始まるので、苦手な人は読まない...

狂気と異常に満ちた物語が始まるので、苦手な人は読まないように、また自己責任で読んでくださいという警告が・・・

この警告に実は大きな意味があった。最後のオチの伏線。
出典 ddnavi.com
ある日、日野日出志は自分に特殊な能力があることに気がつきます。

近所のいじめっ子三人組にいじめられた際に、その恨みを絵にしてみたところ、絵の通りにいじめっ子達が死んでしまったのです。そして自分の母親さえも地獄の絵に描いてしまうのでした。

大人になった日野日出志は、金を持ち逃げした友達や、漫画のライバルや、自分の漫画をコケにした編集者を同様に殺していったのでした。

このように恐ろしい秘密を持っていることを読者に向かって告白してきた日野日出志は、さらにこう言います。
日野日出志は人を自由に呪い殺せる能力を持っているのだ!
読者に対して「君が死ぬ番だ!」 作者が読者に殺人の呪い...

読者に対して「君が死ぬ番だ!」 作者が読者に殺人の呪い(まるで死の呪文)をかけるという超絶バッドエンド!

日野日出志のおそろしい秘密を知った『地獄の子守唄』を読んだ読者を生かしてはおけない!

だから読んではいけないと、あれほど警告したのです!

日野日出志の殺人能力の秘密を知ってしまった読者も3日後にもっとも残酷な方法で死ぬことになるです。

読者のみなさん、生きていますか?
この読者を巻き込んだメタフィクションの構造は画期的で面白いですね。

『さくらの唄』 史上最強クラスの鬱展開のトラウマ漫画。後半の鬱勃起系なエロ展開は発禁レベルの衝撃作。

『さくらの唄』(「週刊ヤングマガジン」1990年から1...

『さくらの唄』(「週刊ヤングマガジン」1990年から1991年にかけて連載)

『さくらの唄』(さくらのうた)は、1990年から1991年にかけて「週刊ヤングマガジン」に連載された安達哲の漫画作品。全3巻。単行本は絶版だが、文庫版として上下巻が復刊されている。
作者曰く「先のことは全く考えずメチャクチャに描いていて出来上がった作品」で、画塾に通っていた経験から発想しているという。

後半に進むにつれセックス描写が増えていったため発禁になりかけており、最終巻では成年コミック指定がされている。 連載当時はその事も一因となって打ち切りの憂き目を見るが、現在でもカルト的な人気を持つ作品である。
前半は学園青春モノとして主人公「市ノ瀬 利彦」のありふ...

前半は学園青春モノとして主人公「市ノ瀬 利彦」のありふれた日常と学校生活が描かれる

利彦がひそかに思いを寄せるのが、クラスメイトの仲村真理。
青春の痛さ、暗さ、汚さを怒涛のような熱量で描いたこの作品は、講談社から発売されたコミッス全3巻のうち3巻がいわゆる18禁、成人指定を受けた(後にコミックスは絶版となり、現在は同じく講談社から愛蔵版上下巻が発売されている)。ヤングマガジンで成人コミック指定を受けた唯一の作品で、更には有害図書論争に巻き込まれ発禁処分にもなりかけたという曰く付きの名作である。
利彦のクラスの担任で美術教師の「三ツ輪 裕子」先生が、...

利彦のクラスの担任で美術教師の「三ツ輪 裕子」先生が、諸悪の根源である外道「金春 久吉」の罠にはまり、物語は一転する。

外道「金春 久吉」の暗躍によって、『さくらの唄』の世界は、「有害図書論争」に巻き込まれて発禁にされかけるほど、鬱勃起系なエロ展開に突っ走る。
証券会社に勤める夫がいるが久吉の罠にはまって多額の借金を背負ってしまい、彼女自身はストレスのためお腹の子を流産した。

借金の形に金春不動産子飼いのヤクザたちに輪姦され、夫の説得に従い久吉の甥である利彦の初体験の相手を務めた。それからも借金返済のため月五百万円の条件で利彦との関係を続ける。
奈落の底に落とされていく「三ツ輪 裕子」先生は、久吉の...

奈落の底に落とされていく「三ツ輪 裕子」先生は、久吉の甥である利彦の初体験の相手を務めた。その後も関係が続く。

この二人の関係が、文化祭の場で、公開処刑されることになるとは・・・。
出典 vicul.net
文化祭当日、久吉の命令で「さくらの唄」と三ツ輪先生と利彦の情事をノヒラが撮影したビデオがすり替えられ、大勢の前で放映され、利彦はみんなから唾棄される存在に一転する。
暴走は頂点に達する!文化祭の映画上映の場で、想像を絶す...

暴走は頂点に達する!文化祭の映画上映の場で、想像を絶する破局(カタストロフィ)が訪れる……!! 

私は、作品名も忘れていたにもかかわらず、この文化祭の箇所とお姉さんがやられちゃったシーンは、強烈に印象に残っていました。

罪悪感、背徳感を感じるエロは、心が余計にえぐられ記憶に残りやすいのかな。
青春学園漫画のフリした鬱展開のトラウマ・エロ漫画、恐るべし!
発禁にされかけるほどの破壊力!
90年代を代表する爆弾作品
超外道な男「金春 久吉」は、文化祭の場で、利彦と三ツ輪...

超外道な男「金春 久吉」は、文化祭の場で、利彦と三ツ輪先生のハメ撮り映像を公開する。

陰湿な公開処刑すぎる。当時の読者は勃起しながら悲しんだ。

キッチン行って、バター持ってきて=バター犬プレイかよ・・・。
三ツ輪裕子の全く無防備なお尻の谷間がスクリーン一杯に映し出され、会場は、さらにパニックになる。
当たり前のことですが、現実には、学校の文化祭で、こんなことが起きれば、警察沙汰になる。
主人公の姉の「市ノ瀬 詠子」(いちのせ えいこ)も「金...

主人公の姉の「市ノ瀬 詠子」(いちのせ えいこ)も「金春 久吉」の毒牙にかかってしまう。最後には近親相姦という衝撃的な展開も・・・。

読者は、主人公のお姉さんが輪姦されてしまうシーンでも悲しみながら勃起した。

文化祭での出来事を知って久吉を刺殺しようとするが失敗し、逆に久吉やヤクザたちに報復として、その場で輪姦されてしまう。久吉の死後、莫大な遺産を受け取るが昔と変わらずOLを続けている。
史上最強クラスの外道な男「金春 久吉」 絶対悪。みんな...

史上最強クラスの外道な男「金春 久吉」 絶対悪。みんなのトラウマ。最後には因果応報の如く急死する。

出典 twilog.org
利彦とノヒラは久吉殺害を計画し、軽い気持ちで爆弾を作り始めた。久吉が真理を本格的に狙い始めたことを知り、利彦は久吉の車に爆弾を仕掛けた。爆弾自体の威力は大したことなかったが、元々心臓が悪かった久吉はショックで死亡。
金春親父による「金、力、女」などの追い込み方がトラウマものです。
ラストシーン

ラストシーン

後半の鬱勃起系なエロ展開から、根源悪の「金春 久吉」が死亡したことで、爽やかな救いのある終結へ向かっていく。バッドエンドではありません。

『天人唐草』 毒親。サイコなオープニング(冒頭)=壊れて発狂エンド「きえーーっ」。少女漫画史上最強クラスの超絶オープニング&バッドエンド。

山岸凉子の代表的な短編作品『天人唐草』 毒親に人格・人...

山岸凉子の代表的な短編作品『天人唐草』 毒親に人格・人生を支配されてしまった娘は発狂してはじめて、自己を開放できた・・・。超絶バッドエンド。

「サイコなオープニング=バッドエンド」という倒置構成なので、物語は、なぜオープニングのような姿に響子がなってしまったのかを説明する回想シーンとして展開される構成となっている。

厳格で男尊女卑の父に「女とはこうあるもの」と育てられた(洗脳された)女性の悲劇。
父親に従順なだけの母親が何のフォローもできなかった責任も重い。

親が施す教育や躾、家庭での在り方が子供にとっていかに大きく、大切なものかよく分かる。

主人公は痛みから逃げていたのではなく、そんな発想さえ浮かばぬように萎縮し怯えていたのだ。毒父に抑圧されて気付く力すら奪われてしまった。

強烈な作品。狂気による解放という結末は、掲載当時の読者である少女たちの心を激しくえぐった。
『天人唐草』(てんにんからくさ)は、山岸凉子による日本の漫画。『週刊少女コミック』(小学館)に1979年に掲載された。山岸の代表的な短編作品の一つで、たびたび作品集の表題作になっている。
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岡村響子(おかむら きょうこ) 主人公。元々は好奇心旺盛な明るい少女だったが、厳格な父の影響により徐々に自分らしさを失い、対人関係がうまく築けなくなっていく。

毒親に人格・人生を支配されてしまった娘は発狂してはじめて、自己を開放できた・・・。超絶バッドエンド。
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諸悪の根源である毒父。ブラックエンジェルズにでも殺してもらうしかない。

2008年から自己愛の強い母親とそれに苦しむ子供の問題に関する書籍が増え、日本では2015年時点で毒親という言葉は一種のブームになっており、ひどい親によって被害を受け苦労した体験を語ったという本・漫画等が毒親本・毒親ものと呼ばれるジャンルを形成している。
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響子を抑圧して歪ませた父親。男尊女卑で世間体と体面を重んじる小心者のバカ親父のせいで自我を抑圧されたまま育った岡村響子

道徳や正論を楯にとって価値観を押し付けてくるバカ親父。この親父のような善人ずらした悪党ほど性質が悪いものはない。最近増えましたね。こういう外道が。
響子が生まれ変われるチャンスだったが、抑圧されて気付く...

響子が生まれ変われるチャンスだったが、抑圧されて気付く力すら奪われてしまっていたのだ。

出典 ameblo.jp
同僚男性・佐藤に心配され自宅まで送られることになり、彼から「君は他人の目や評価を気にし過ぎている」と指摘される。

それは彼女にとって大事な一瞬だったが、軽薄な雰囲気のある佐藤に対する「ああいった若者は好かん」という出迎えた父の言葉が、佐藤の指摘を響子の中で軽いものへと変えてしまう。
子供に偉そうなことを言っておいて、自分は愛人を作って好...

子供に偉そうなことを言っておいて、自分は愛人を作って好き勝手やっていた外道親父。

派手な外見で、響子の母や響子とは正反対のタイプの女性であったことから、響子はショックを受ける。

父親に洗脳された「女とはこうあるもの」という虚像は崩壊していく。
そんな中、響子の母が他界する。父は家事が出来ないこともあり、響子は仕事を辞めて家庭に入り「家事手伝い」になる。面倒な人間関係のない生活に「この方がずっと楽だ」と響子は安堵する。

結婚適齢期を迎えた響子は見合いを何度かするが、「女性は控えめでいることが美徳」と考えている響子は受け身な対応ばかりしてしまい、相手の男性から呆れられて破談となり、父から「お前はおとなしすぎる」と叱られる。

その後、家事手伝いとして平凡に暮らしていた響子の元に、父が倒れたという報が入る。響子は慌てて駆けつけるが、すでに父は他界していた。
帰りの夜道で男に暴行されてしまう響子。最悪のバッドエン...

帰りの夜道で男に暴行されてしまう響子。最悪のバッドエンドへ向かってまっしぐらな鬱展開。

最悪なバッドエンドの一片を冒頭ですでに見せているので、読者は心の準備はできている。

そういう意味で読者思いのバッドエンド展開です。
全てが終わった後で「わかってくれる わかってくれるわ きっと…あの人は…」と響子はひとりきりでつぶやく。
「あの人」とは誰のことなのか?作中で明言されていない。私は神様じゃないかと。もしくは同僚男性・佐藤ではないかな。
天人唐草の衝撃的なオープニング(冒頭)であり終幕のバッ...

天人唐草の衝撃的なオープニング(冒頭)であり終幕のバッドエンド:羽田空港に、金髪・フリルのドレス姿で「きえーーっ」と奇声を上げる一人の女性の姿があった。

周囲が驚き、あるいは非難がましく見てきても、響子は意に介さず歩き続ける。

他人の視線や評価はまったく気にならない=100%自己開放しすぎる=人間としてはやりすぎ=狂人の世界へ
それは発狂し、少女趣味の奇抜なファッションに身を包んだ...

それは発狂し、少女趣味の奇抜なファッションに身を包んだ響子であった。

戦慄・恐怖を感じる逝ってる目。当時の読者・少女たちにはキツイ絵ですね。
出典 twpro.jp
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