突然消えた!?癒し系デュオ花*花のヒット曲と活躍そして二人の現在は?
2022年10月17日 更新

突然消えた!?癒し系デュオ花*花のヒット曲と活躍そして二人の現在は?

1990年代の終わりに現れた癒し系の女性デュオ「花*花」。ジーンとするような曲調と語り掛けるような声に癒された方も多かったのではないかと思います。ヒット曲が続き私もファンになって喜んで聴いていましたが、突然見かけなくなってしまいました。花*花が消えた理由とは何だったのでしょうか?花*花のヒット曲や現在についてもご紹介します。

550 view

花*花のプロフィール

Amazon | 花*花 スーパーベスト・コレクション WQCQ-275 | 花*花 | 歌謡曲・演歌 | ミュージック (2461365)

まずは花*花の2人のプロフィールからご紹介します。

立ち位置は、向かって右側がこじまいずみさんで、左側がおのまきこさんです。
名前:こじまいずみ
生年月日:1976年4月6日
出身地:兵庫県高砂市

名前:おのまきこ
生年月日:1976年11月23日
出身地:兵庫県高砂市

デビューのキッカケ:二人は音楽学校の甲陽音楽学院(現在の神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校)の同級生でした。

こじまさんはプロミュージシャン科ヴォーカル専攻、おのさんはプロミュージシャン科ジャズピアノ専攻として知り合い、1995年にデュオ「花*花」を結成します。

1998年にはシングル「〜こたつと毛ガニの巻〜」をリリースし、インディーズデビューしました。
そして2000年に「あ~よかった」でメジャーデビューします。
ちなみに「あ~よかった」は1999年にインディーズで発売した5枚目のシングルで、初めてオリコンチャートの圏内に入った曲でした。

花*花 hana*hana* 「あ~よかった(setagaya-mix)」

同年10月には、メジャーセカンドシングル「さよなら大好きな人」をリリースします。
同時にメジャー2ndアルバム『2 souls』を発売しました。
「さよなら大好きな人」は、シングルとして自身初のオリコンチャートトップ10入りを果たし、アルバム『2 souls』は、こちらも自身初のトップ3入りを果たしました。
一気にスターダムに駆け上がった花*花です!

花*花 hana*hana 「さよなら大好きな人」

さよなら大好きな人は、元彼に贈る唄なのかと最初は思いましたが、こじまさんが16歳のときに亡くなった祖父への思いを歌った曲ということです。
このエピソードを聴いたときは感動しました。
とても優しいおじいさんだったのでしょうね。
16歳でこの切ないバラードを作る才能は凄いですよね。

花*花『手』from Billboard Live Osaka(2021.03.13)

2001年~2002年の間にも続けて5枚のシングルと2枚のアルバムをリリースし、順調な活躍を見せていました。
2003年には自身初のベスト・アルバム『FOOT PRINT〜花*花WORKS 2000-2003』をリリースします。
インディーズ、メジャー、シングル、アルバムを問わずにメンバーが選んだ曲が収録されました。
オリコン最高位64位。

ただ同年、活動休止を発表しています。
順調な活躍を続けた花*花に何があったのでしょうか?

活動休止の理由とは?

花*花 - Wikipedia (2461423)

果たして1990年代の終わりから2000年初頭に活躍した、花*花が活動休止した理由とは何だったのでしょうか?

実は2人が所属していた事務所の親会社は、音楽とはまったく関係のない、クレーンゲームのぬいぐるみを制作する企業だったそうなのです。

その親会社のぬいぐるみ工場があった中国で2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行し、事業が傾いてしまいました。

そのため社長が突然「音楽事業部、辞めます!」と言い出し、マネジャーからコンサートの打合せの後に「実は事務所がなくなります」と宣告されてしまったそうなのです…。

メジャーデビューからわずか3年で活動休止になった理由について「事務所がなくなるっていう…まさかの」とおのが告白。事務所の親会社は音楽とはまったく関係のない、クレーンゲームのぬいぐるみを制作する企業だったが、2003年にぬいぐるみ工場があった中国でSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行し、事業が傾いた。そのため社長が突然「音楽事業部、辞めます!」と言い出し、マネジャーからコンサートの打合せの後に「実は事務所がなくなります」と宣告された。
事務所がなくなるなんて、とてもショックな出来事ですよね。
ただ取材対応などにより、音楽活動も出来ず疲れきって休みたい心境だったこともあって、休養はちょうど良かった(?)とも言えるようです。
人気者になった故の悩みもあったのですね。

その後、メジャーから退き、個人活動をしていた花*花でしたが、2009年に再始動を果たしました。

花*花の現在は?

Amazon | 2x20(初回仕様盤)(2CD) | 花*花 | J-POP | ミュージック (2461430)

花*花は現在も音楽活動を続けていて、最新では2022年10月12日にアルバム「5B2H」を発売しました。
またこのアルバムの発売を記念したツアーも2022年11月~12月にかけて行う予定です。
またYouTubeでも動画を配信するなど、現代らしい活動も行っていました。

おつまみレシピ【Aセット】ビールで乾杯応援プロジェクト×ふたりのみ

メジャーデビューした「あ~よかった」の頃から20年以上経過しますが、あまり変わっていませんね。
面影が残っていて、当時のファンとしてはとても嬉しいです。
現在も地元関西を中心に活動を続けている花*花はこのように語っていました。
「たぶん20代の頃のようなかわいい恋愛ソングはもう書けないと思いますが、誰しも経験あるようなことや身近にあることに目を向けて、歌を聞いてくれる人の心に寄り添えるたらうれしいですね」
21 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

1990年代にガールズロックの第一人者として大活躍した相川七瀬さん。デビュー曲の「夢見る少女じゃいられない」を発売したのは、弱冠20歳という若さでした。その後もヒット曲の連発で生活が一変してしまいます。そんな相川七瀬さんの活躍や現在についてもご紹介します。
そうすけ | 994 view
現在は4人の子供のお母さんになったhitomiの活躍と現在

現在は4人の子供のお母さんになったhitomiの活躍と現在

1990年代に小室哲哉プロデュースで、大人気だったシンガーソングライターのhitomiさん。2000年に開催されたシドニーオリンピックで金メダルを獲得した高橋尚子さんは、レース前にhitomiさんの「LOVE2000」を聴いていると言っていましたよね。気分が上がるようなノリノリの曲が多かったですよね。今回はそんなhitomiさんの活躍や現在についてもご紹介します。
そうすけ | 220 view
ららら~♪春になると思わず口ずさんでしまう出会いと別れの春歌《90年代編》

ららら~♪春になると思わず口ずさんでしまう出会いと別れの春歌《90年代編》

さて、春歌特集もこれで最後になります(^^)/ この記事では2000年も含めた90年代の春歌を特集します。これからようやく冬を抜けて春になります。懐かしい春歌をさっそく聴きなおしてみましょ~(^^)/
つきねこ | 1,435 view
聴きなおしシリーズ!【2000年・平成12年】のヒット曲ベスト10を振り返る

聴きなおしシリーズ!【2000年・平成12年】のヒット曲ベスト10を振り返る

この記事では、2000年にヒットしたベスト10を振り返りたいと思います(^^)/ TOP1やTOP2は、誰もが納得する曲がランクインされていましたよ~!
つきねこ | 4,214 view
高度成長期の日本を支えた無名の人々に焦点をあてた『プロジェクトX』ナレーションや中島みゆき「地上の星」が印象深い

高度成長期の日本を支えた無名の人々に焦点をあてた『プロジェクトX』ナレーションや中島みゆき「地上の星」が印象深い

NHK総合において2000年3月から放送されたドキュメンタリー番組『プロジェクトX』。田口トモロヲの淡々としたナレーションや中島みゆきによる主題歌『地上の星』が強く印象に残っている。
ひで語録 | 3,826 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト