カバーからRCサクセションの代表曲の一つになった『サン・トワ・マミー』
『サン・トワ・マミー』は、1988年に発表したRCサクセションのカバーアルバム『COVERS』に収録。
この曲には、ゲストとして山下洋輔、更に桑竹居助の偽名にてサザンオールスターズの桑田佳祐が参加している。
本家・アダモや越路吹雪が歌い既に有名曲であったが、忌野清志郎の独特な歌唱によってオリジナル曲の様な印象を多くの人に与えている。
この曲には、ゲストとして山下洋輔、更に桑竹居助の偽名にてサザンオールスターズの桑田佳祐が参加している。
本家・アダモや越路吹雪が歌い既に有名曲であったが、忌野清志郎の独特な歌唱によってオリジナル曲の様な印象を多くの人に与えている。
【動画】忌野清志郎 サン・トワ・マミー - YouTube
via www.youtube.com
アルバム『COVERS』は洋楽ヒット曲にオリジナルの日本語詞をつけた楽曲を収録。
原発について歌った「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」などが問題になり、当時の所属会社東芝EMIからは発売できずに1988年6月22日付けの新聞広告で「素晴らしすぎて発売出来ません」と掲載した。
本作を望むファンの声が高まり、またマスコミに取り上げられたことで世論の後押しもあり、シングル、アルバム共にRCサクセションの古巣キティレコード(現・ユニバーサルミュージック)から8月15日(終戦記念日)に発売が実現した。
発売中止騒動や過激な内容の話題性から、シングル・アルバム通じてRC初のオリコンチャート1位を獲得。
RCサクセション唯一のオリコン1位獲得作品である。
原発について歌った「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」などが問題になり、当時の所属会社東芝EMIからは発売できずに1988年6月22日付けの新聞広告で「素晴らしすぎて発売出来ません」と掲載した。
本作を望むファンの声が高まり、またマスコミに取り上げられたことで世論の後押しもあり、シングル、アルバム共にRCサクセションの古巣キティレコード(現・ユニバーサルミュージック)から8月15日(終戦記念日)に発売が実現した。
発売中止騒動や過激な内容の話題性から、シングル・アルバム通じてRC初のオリコンチャート1位を獲得。
RCサクセション唯一のオリコン1位獲得作品である。
via www.amazon.co.jp
RCサクセション : カバーズ
¥1,578
1988年8月15日発表のアルバム。「明日なき世界」「風に吹かれて」「サン・トワ・マ・ミー」他、往年の名曲の数々に清志郎が「反戦・反核」の意訳詞をつけたカヴァー集。
『サン・トワ・マミー』はシングルカットはされていないが、1988年公開の映画『バカヤロー! 私、怒ってます』主題歌や、フジテレビ『やっぱり猫が好き』エンディングテーマ、日産自動車企業CM(ルマン参戦キャンペーン)などに起用され、RCサクセションを代表曲の一つとなった。
映画『バカヤロー!私、怒ってます』 予告篇 - YouTube
via www.youtube.com
やっぱり猫が好き 第74話 万引きはわきの下で - YouTube
もたいまさこ・室井滋・小林聡美の3人によるドタバタ傑作コメディドラマ。
オープニング曲:矢野顕子「DAVID」
エンディング曲:RCサクセション「サン・トワ・マミー」
オープニング曲:矢野顕子「DAVID」
エンディング曲:RCサクセション「サン・トワ・マミー」
via www.youtube.com
アダモによる名曲『サン・トワ・マミー』
「サン・トワ・マミー」(原題:Sans toi ma mie)はベルギーの歌手サルヴァトール・アダモの楽曲。
作詞、作曲ともに「雪が降る」などのヒットで知られているアダモ自身が手がけた。
『サン・トワ・マミー』とは、フランス語で「恋人よ、君なしでは…」という意味。
作詞、作曲ともに「雪が降る」などのヒットで知られているアダモ自身が手がけた。
『サン・トワ・マミー』とは、フランス語で「恋人よ、君なしでは…」という意味。
アダモ サン・トワ・マミー - YouTube
アダモが当時19歳だった1962年に発表され、翌1963年にベルギーで大ヒットした。
詞はアダモ自身の少年時代の経験がベースになっていると言われており、「もう一度チャンスをくれないか」と失恋しても諦められない恋人に対する気持ちが描かれている。
詞はアダモ自身の少年時代の経験がベースになっていると言われており、「もう一度チャンスをくれないか」と失恋しても諦められない恋人に対する気持ちが描かれている。
via www.youtube.com
1964年には越路吹雪が歌い大ヒット
サン・トワ・マミー 越路吹雪 - YouTube
1964年に発売された越路盤のシングルレコードには「愛しているのに」というサブタイトルが付けられている。
越路は『サン・トワ・マミー』を自身のリサイタルやステージなどで必ず披露し、『愛の讃歌』や『ラストダンスは私に』などとともに越路の代表曲の一つになっている。
また、1964年の『第15回NHK紅白歌合戦』では、越路によって本楽曲が歌唱された。
越路は『サン・トワ・マミー』を自身のリサイタルやステージなどで必ず披露し、『愛の讃歌』や『ラストダンスは私に』などとともに越路の代表曲の一つになっている。
また、1964年の『第15回NHK紅白歌合戦』では、越路によって本楽曲が歌唱された。
via www.youtube.com
日本語の訳詞は、岩谷時子。
越路吹雪が歌唱するにあたって、主人公を女性に置き換えた大人の女性の恋の歌になっており、アダモ自身の失恋を描いた原詞を大幅に意訳したものになっている。
越路吹雪が歌唱するにあたって、主人公を女性に置き換えた大人の女性の恋の歌になっており、アダモ自身の失恋を描いた原詞を大幅に意訳したものになっている。
忌野清志郎のロックな歌詞アレンジ
RCサクセション版の『サン・トワ・マミー』では、忌野清志郎に合わせ主人公を男性に変更。
基本的には岩谷時子の歌詞を踏襲しており、アレンジというよりは替え歌に近い。
岩谷版の歌詞では『街に出れば 男が誘い ただ意味なく つきまとうけど この私が ゆきつく処は あなたの胸の 他にないのよ』だが、清志郎版の歌詞では『旅に出れば 女が誘い ただ意味なく ぶち込むけれど この僕の いきつくとこは おまえの胸の 他にないのさ』という具合にかなりハードな歌詞のアレンジになっている。
岩谷版の歌詞では『街に出れば 男が誘い ただ意味なく つきまとうけど この私が ゆきつく処は あなたの胸の 他にないのよ』だが、清志郎版の歌詞では『旅に出れば 女が誘い ただ意味なく ぶち込むけれど この僕の いきつくとこは おまえの胸の 他にないのさ』という具合にかなりハードな歌詞のアレンジになっている。
シリーズを通して主題歌は、RCサクセションの『サン・トワ・マ・ミー』。